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4年目にして初のオンラインでの実施。Mobile Act ONLINE #1 開催レポート

こんにちは、エンジニアの宇佐見です。モバイルアプリ開発勉強会 Mobile Act を主催しています。

Mobile Act はこれまで、名古屋、大阪、東京と各地で開催してきましたが、去る7月22日に Mobile Act としては初となるオンライン開催『 Mobile Act ONLINE #1 』を実施しました。


今回の記事では、どのようなことを考えて Mobile Act のオンライン開催に至ったのか、事前準備や当日の運営などについて伝えしていきます。

なお、Mobile Act ONLINE #1 の様子は YouTube のアーカイブでご覧いただけます。

イベント継続のためオンライン開催へ

Mobile Act は 2016 年に名古屋で始まって以来、各地でのイベント開催を続けてきました。今年の 2 月にも、Mobile Act を名古屋・東京・大阪の各地で開催する予定だったのです。

ところがちょうどその時期、新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大が危惧されはじめたため、残念ながら延期とせざるをえませんでした。

事態が長期化する中で、Mobile Act の開催も見送っていましたが、長く続けてきたイベントをこのまま停滞させるのはもったいないことです。

そこでオンライン開催の検討をはじめました。ここ最近、オンラインのイベントや勉強会は増えてきており、イベントのやり方もいろいろな形が出てきています。では Mobile Act はどのように開催するのが良いのか、ということを最初に考えました。


これまでの Mobile Act

まず、これまでの Mobile Act を振り返ってみます。Mobile Actのコンセプトは、「モバイルアプリ開発関連の情報共有や参加者同士の交流を目的とした勉強会」。実際のイベントでは、前半のライトニングトークと、後半の懇親会の二本立て形式で行っていました。

※ 前回の Mobile ACT OSAKA #12 の様子

※ 前回の Mobile Act NAGOYA #16の様子

主催メンバーはフェンリルに所属していますが、Mobile Act は会社の枠に縛られない勉強会でありたいと考えています。登壇者を connpass のイベントページで公募しているのはこのためです。また、トークセッション後はそのまま懇親会を実施して、トークに関する話をしたり、同じ興味を持つ人どうしで歓談したりできる空間を提供していました。

Mobile Act のこれらの特徴をできる限り保ちたい。その一方で、それをオンライン開催で実現できるのか、というのが検討時点での大きな問題でした。

トークセッションの検討

まず、トークセッションをどう実施するか。

トークセッションのやり方は大きく分けて二通り考えられます。ひとつはオンラインミーティング方式、もうひとつは動画配信方式です。

前者のオンラインミーティング方式は、参加者全員が同じオンラインミーティングに入ってもらうようにするだけで実現できるため、運営側の労力は少なくてすみます。しかし、オンラインミーティングに参加するのは心理的な負担が案外大きいものです。

それに比べ、後者の動画配信方式は運営側で配信の労力がかかりますが、参加者はYouTube の動画を見るような感覚で参加できます。そこで、参加いただく方にとって負担が少ない動画配信方式をとることにしました。

Mobile Act の方針を守った動画配信に

動画配信の場合、ライブ配信する方法と動画をあらかじめ準備しておいて配信する方法があります。動画を準備しておくほうがトラブルの可能性を減らせるため、大規模なイベントならばそのほうが望ましいと思われます。

しかし勉強会としては、登壇者の労力が増えることのほうが問題だと考えました(もちろん、登壇者の方が自ら動画を用意してくださるならば嬉しいですね)。そのため、今回は基本的にライブ配信で行うことにしました。

ここで、登壇者を公募することがやや障害になってきます。ライブ動画配信の場合、登壇発表と配信とがうまく連携する必要が出てくるからです。

登壇者を身内に限定したほうがスムーズにできると考えられますが、Mobile Act は様々な人が集まる勉強会でありたいと考えています。そのため、登壇者を公募する方針は変えないことにしました。その代わりに運営側で頑張る必要が出てきますが、運営メンバーと話しているうちになんとかなるのではないかと感じるようになりました。

※ トークセッションを YouTube Live で視聴している様子


懇親会の検討

次に、懇親会をどう実施するか。こちらはトークセッション以上に難しい問題です。

多くのオンラインイベントでは、セッションの配信に焦点が当てられています。懇親会はないか、本編に対するおまけ要素といった雰囲気のものが多いようです。それもそのはずで、そもそもオフラインのイベントでも懇親会はそのような扱いであることが多いようです。

しかしこれまでの Mobile Act では、懇親会が良かったという声もよく聞いていました。普段は接点がないけれども同じ興味を持つ人が集まって交流するのは面白い体験だと考えています。そこで、懇親会もちゃんと計画して開催することにしました。

ただ、いくつかのオンラインイベントで懇親会に参加したことがありましたが、オンラインでの懇親会はオフライン以上に難しいと感じていました。何が難しいのか、どうすれば改善できるのかは、正直なところよく分かりません。ただ、ひとつの理由としては「人数が多すぎると発言しづらい」という点があるように思いました。同じ場所に十人以上集まると、どうしても発言する人が限られてしまいます。せっかく懇親会に参加しても、自分が発言しづらいのではあまり面白くないでしょう。

そこで、フェンリルで普段から社内の交流用途で使っている Remo を使うことにしました。ひとつの会場に複数のテーブルがあり、テーブルごとに分かれて対話するため、オフラインの懇親会の雰囲気に近くなります。

※ 懇親会の風景


テストを繰り返した配信準備

トークセッションは、Google Meet で登壇者に発表をしてもらい、その画面を加工して YouTube Live に流すという方法を取りました。YouTube Live には、登壇者の発表のほかに、Twitter のタイムラインを表示するようにしました。オンラインイベントでは視聴者の姿が直接は見えませんので、こういった形でワイワイ感を出したいという想いがありました。

ただ、そうなると単に Google Meet の画面を流すだけではないため、配信の仕組みを整える必要が出てきます。このため、運営メンバー同士で何度か配信テストを実施して調整していきました。登壇者の方にもあらかじめ連絡を送り、Google Meet での登壇のテストをしていただきました。

また、オープニングなどで流す BGM を用意しました。オフラインであれば周囲に人がいますが、オンラインの場合は一人での参加となるため、何も音声がないと孤独さを感じてしまうので、BGM があったほうが良いです。また、音声が流れてくるとちゃんと視聴できているという安心感が得られます。


当日は明確なタスクを振り分けて実施

普段は運営メンバーも各自の自宅で仕事をしています。しかし今回は初めての取り組みであり、メンバー間の連携をスムーズに行う必要があります。そこで、運営メンバーのうち3名がフェンリルのオフィスに集まって配信を行いました。

僕も、主催者かつ司会進行役としてオフィスに行きました。オフィスは何ヶ月ぶりだったでしょうか、久しぶりすぎてどうやって出社していたか覚えていないほどでした。

実際にやってみて、司会、配信、サポートで3名というのは本当に必要最小限で、これだけは現場にいないとうまくいかなかっただろうと感じています。実際には、この場には来れませんでしたがオンライン上で、公式 Twitter の中の人などを担当してくれた運営メンバーもいました。

ただ、一度やってみて要領が分かってきたので、次回は各自の自宅で運営をすることもできるかもしれません。

※ 当日の配信風景

振り返りで見えた改善点

当日私は司会を担当しており、正直なところかなり緊張しましたが、幸いにもトークセッション中に大きなトラブルなく終えることができました。協力いただいた方、登壇していただいた方、視聴していただいた方に感謝しています。

今後、改善していくべき点はあると思います。

今回うまくいかなかった点のひとつに、懇親会への参加者が思ったほど増えなかった点があります。「懇親会」「交流」という言い方を使ってしまいがちだったのですが、僕自身もオンラインイベント後に懇親会があるから来てね、と単純に言われても参加を躊躇する傾向があったりします。

しかし実際には、同じ興味がある人どうしで話をするのは楽しいものなので、その魅力をうまく伝えていきたいと考えています。

ご参加お待ちしております

さて、イベント名で #1 と銘打ったように、今後も開催を続けていきます。開催ペースはだいたい 2 〜 3 ヶ月に一回くらいの開催と考えています。

次回、Mobile Act ONLINE #2 も決定しており、10 月 9 日の開催です。参加者を募集しておりますので、ぜひご参加ください。

connpassのイベントページからご応募お待しております。

Mobile Act の情報は、フェンリルの公式サイト、もしくはMobile Act 公式Twitterをご覧ください。

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