こんにちは、採用担当の吉田です。
突然ですが、脱出ゲームや謎解きゲームというものをご存知でしょうか。
限られた環境と時間の中で、限られたメンバーとともに様々な謎や暗号を解き明かし、そして隠された最後の正解にたどり着く、時には本当の密室だったり時には一つのテーブルを囲んで行われるイベント参加型のアクティビティです。
私はこれがもの凄く好きで、かれこれ5年ほど色々なイベントに参加しています。
脱出ゲームはまさに洗練されたUX/UI。まだ、参加したことがない方、ぜひ一度足を運んでみてください。
前置きが長くなりましたが、フェンリルでは4月〜6月の3ヶ月間、大阪本社にて新人研修を実施しています。
ちょうど折り返しとなる5月中旬、研修のために私がオリジナルでつくった謎解きゲームを使い、ワークショップを実施しましたのでその模様をお届けしたいと思います。
(デザイン、印刷、カットなど by 吉田)
「どうやら大変なことが起きているようです。まずはこちらをご覧ください」
いかにもなセリフのあとに始まるムービー。
新入社員のみんなにあるミッションが告げられます。
いきなり始まったムービーにポカンとするみんなをよそ目に、状況説明、そしてゲームのルール説明です。
>>>ゲームの概要
「先輩がクライアントに送った納品ファイルの解凍パスワードがまだ先方に届いておらず、先輩は体調不良で休んでいて連絡がつかない!約束の時間までにファイルを送るため、謎解き好きの先輩が隠したパスワードを解明しクライアントに連絡せよ!」>>>
全員状況も飲み込め、これから始まるゲームにテンションが高まります。
特に私が。
「それでは始めましょう。制限時間は60分、『緊急指令 解凍パスワードを連絡せよ』ゲームスタートです」
各チームまず手元に配られた封筒に入ったいくつかの謎を解きます。
一人では決して解ききれない量の謎を上手くチームで分担し、ときには解けない問題を交換しながら進めていきます。
出来上がった答えから導かれた指示をみて、全チーム先ほどの問題以上に頭を悩ませます。
なぜならそれは、「人事担当者の元へチーム一丸となって一発ギャグを見せに行く」という指示だったから。
さすがは大阪に本社を構えるフェンリル。笑いにかける時間の使い方が違います。
でもみんなのゴールは人を笑わすことじゃない。
無事、一発ギャグも披露し、さらなる問題を手に入れ、そして最後の謎に挑みます。
どうやら全チーム最後の謎も解けた様子。ただし最後の答えを提出できるチャンスは一度だけ!
制限時間の60分ギリギリまで粘ります。
がんばったチーム全員に拍手!
頭を使い切った60分。休憩もかねて解答解説です。
「あーーーーー!」という声が漏れることも。
私ドヤ顔です。
そして最後に成功チームの発表。
今回3チームに分かれて実施した結果・・・!
なんと・・・!
成功チーム0でした。
すみません。ちょっと凝りすぎました。
忘れないで。これは研修です。
もちろんゲームだけで研修は終わりません。
この研修、「チームワークってなんだろう、チームビルディングってなんだろう」なんてことに気づくきっかけを得てもらうことを目的に実施しました。
座学であってもワークショップであっても、できるだけ楽しんで、そしてのめりこんで受けることで気づきの効果が増すと思っています。
誰しも熱中しているとき、集中しているときこそ自分の人間性があらわれるものです。
独りよがりになっていなかったか?チームで効率よく進めるためにできることは何だろうか?
そんなことを振り返り、そしてみんなで共有し研修を締めさせていただきました。
あくまで研修です、とは言いましたが、3ヶ月の新人研修も折り返し。少したまってきた疲れをリフレッシュして欲しいという思いもあり、今回は自分の趣味を活かして謎解きゲームという形でワークショップをしました。
新入社員のみんな、新人研修後半戦もがんばって!
そして、ゲームをやってみたいと思った学生のみなさま、フェンリルでは‘20新卒採用をまだまだ行っております。
ぜひフェンリルへお越しください!
来年、新たな謎を用意してお待ちしております。