目次
食・アート・人との出会い。FAROで得た体験は、今も私の働き方の原点です。
「食」がもたらす交流
「アート」と「本」のある空間
「コミュニティ」の力
未来のFAROで働くみなさんへ
こんにちは、株式会社スモールトーキョー採用担当です。今回のストーリーでは、FARO青山をご利用いただいていた グラフィックデザイナーの小河知穂さん に、ご自身の体験を文章に綴っていただきました。
小河さんにはFAROのインターン生が企画したイベントのロゴデザインや、オープンしたばかりのFARO神楽坂の受付をサポートいただいたことも。現在は地方都市へ移住され、そこでもコミュニティスペースを活用されています。
FAROをオフィスとして選んだ理由や、FAROで働きながら出会った人や出来事、そしてそこから生まれた気づきや変化 ──。働く場所は、ただの空間ではなく“体験”になる。
小河さんの視点を通して、FAROという場所がもたらす豊かさをお伝えします。
食・アート・人との出会い。FAROで得た体験は、今も私の働き方の原点です。
私はグラフィックデザイナーとして活動していて、フリーランスになってから「自宅とは別に、心地よく働ける場所を持ちたい」と思い、オフィスを探していたときにFAROに出会いました。
「ここで過ごすのは気持ちよさそう」「ここを選ぶ人たちと仲良くなりたい」──
そして「キッチンがある!」「天井の高い打ち合わせルーム!」「屋上、最高!」と、“ここでしたいこと”が次々と浮かんできたのを覚えています。ここでなら、仕事の集中も人との交流も豊かになりそうだと感じたこと。それが利用を始めたきっかけでした。
「働く時間をどこでどう過ごすか」は、生活や仕事の質を大きく左右します。
自分でオフィスを構えるか迷った時期もありましたが、私は“出会いの豊かさ”を選び、シェアオフィスという形を取りました。すべてをイチからつくるのも面白いけれど、環境を選ぶだけで仕事は大きく変わります。
今は家族の都合で東京を離れ、地方都市に暮らしていますが、ここでも人との関わりを求めてシェアオフィスを利用しています。環境を選ぶたびに、自分の気持ちも仕事も変化してきました。
その変化の楽しさを最初に強く味わったのが、FAROでの日々であり、今でも私の働き方の原点になっています。
「食」がもたらす交流
FARO青山には、以前素敵なレストランがありました。
食事を楽しむ場であり、休憩の場でもあり、そして人と人が打ち解ける大切な空間。
食を介すると会話は自然に深まります。
何気ない雑談から「そんな一面があるんだ」と気づいたり、思わぬ出会いにつながったり。そこに流れる空気は、働く時間をやわらかく彩ってくれました。
さらに、コミュニティマネージャーさんがランチ企画や食をテーマにしたイベントをひらいてくれる。
普段は話さない会員さんとも親しくなれて、顔見知りがどんどん増えていく。あの企画力と気配りには、何度も助けられました。
神楽坂のオフィスにあるコーヒースタンドも同じです。
「コーヒーを待つ」──ただそれだけの時間が、挨拶や会話のきっかけになる。小さな輪が少しずつ広がっていく。ご近所のわんちゃんが顔をのぞかせることもあって、人と街とオフィスがゆるやかに結びついていました。
「アート」と「本」のある空間
青山、神楽坂、中目黒 ── 街ごとにカラーが違うように、FAROも拠点ごとに雰囲気が少しずつ異なります。それでも共通しているのは、現代アートや思わず手に取りたくなる本が、日常に自然に溶け込んでいること。
神楽坂のオフィスにはギャラリーがあり、アーティストさんと直接話す機会もあれば、新しい視点を教えてもらえることもあります。作品や本に触れる時間は、私にとって大切な“栄養”のようなもの。
新しい作品が加わるたびに知識や視野が広がり、毎日の「景色」が少しずつ変わっていく。
FAROは、五感をやさしく、そして時に強く刺激してくれる場所です。
※ book pick orchestra の川上洋平さんと2ヶ月に1度、FARO青山で開催していた本のイベント「SAKE TO BOOKS」。FARO青山には川上さん選書のライブラリーが常設されている。
「コミュニティ」の力
FAROには、フリーランスや会社員、起業家、クリエイターなど、多様な働き方と職種の人たちが集まっています。
その人たちを無理なくつないでくれているのが、コミュニティマネージャーさんです。
さりげない紹介やひとことがきっかけとなり、新しい出会いやプロジェクトが始まることもありました。
イベントで制作したロゴをきっかけにお仕事をいただいたり、逆に自分が立ち上げた企画に会員さんを誘ったり。
人と人が交わることで、できなかったことができるようになる ── そんな経験を何度もしました。
FAROは、ただのシェアオフィスではなく、関わる人同士が化学反応を起こす“生きたコミュニティ”。
そして、その中心で人の流れを生み出していたのが、コミュニティマネージャーさんでした。
※インターン生の企画イベント「ユメみるまかない」、FAROのランチ会「大人の給食」ロゴデザイン
未来のFAROで働くみなさんへ
利用者としての経験からも、この役割がどれほど大切かを実感しています。
コミュニティマネージャーは、オフィスを管理するだけではありません。
イベントを企画して人と人を近づけたり、日常の会話から新しい関係を育てたり。
あなたのアイデアや一言が、FAROという場所全体をより豊かに変えていきます。
関われば関わるほど、その場で小さな変化が生まれる。
その瞬間に立ち会えることは、この仕事ならではのやりがいだと思います。
FAROをより豊かにしてくれるその存在を、過去の利用者として心から応援しています。
アートやデザイン、食やコミュニティづくり、そして「働く環境」を大切にしたい人にとって、FAROはきっとかけがえのない体験ができる場所だと私は思います。
アート、建築、デザインなどに興味がある方、人やコミュニティを支えることに喜びを感じる方、誰かの役に立つことを大切にしたい方。そんなあなたと一緒に働けることを楽しみにしています。
「働く時間がただの仕事の場ではなく、人生を豊かにする時間になる」
そんな大切な場を私たちと一緒に育てていきませんか?
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひお気軽にご応募ください!お待ちしております。