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【社員インタビュー#6】「やりたいことができる」環境で、飛び込む。新天地に挑むコンサルタントの心構え

皆さんこんにちは!広報の石嶋です。
本日は社員インタビュー第6回目をお届けします。

今回のインタビュイーは、アメリカ・ダラスオフィスにてコンサルタントをされている、子田俊之さんです。

インドネシア⇒タイ⇒アメリカ、と3ヵ国(弊社では最多!)での駐在経験があるとのこと。
長い海外キャリアを通して見えてくる、子田さんの仕事の流儀に迫りました。

アメリカ・ダラスオフィスの紹介も追って投稿しますので、お楽しみに!

海外3か国赴任のキャリアを紐解く。海外生活編

――これまでのご経歴について教えてください。

大学卒業後、システム系のコンサル会社で会計コンサルに携わりました。その後、公認会計士試験に合格。
監査法人へ入り、初めて米国に赴任しました。帰国後、しばらく日本にいたのですが、ライフステージの変化ともに転職のタイミングだと決意し、
「また海外で働きたい」と思っていたため、それに応えてくれたフェアコンサルティングに入社しました。

入社後のキャリアとしては、
ジャカルタ(インドネシア)4年間 ⇒ バンコク(タイ)6年間 ⇒ 現在ダラス(アメリカ)
という感じです。

――フェアコンサルティング入社後は、ずっと海外でキャリアを積まれてきたんですね。個人的に、ずっと日本にいると、海外生活ってなかなか想像しにくいのですが……

そうですね、たとえば私は東南アジアは2ヵ国(インドネシア、タイ)に住んでいましたが、やっぱり日本と似ている部分が多いなぁと思いましたね!
食事で言えば、「チーズと肉」ではなくて「お米とお出汁」みたいな感じです。この弱々しさがアジア人の舌と胃に合うのを感じました(笑)

逆に、日本と違うところで言えば、交通手段があります。
インドネシアでは基本的には車が無いと生活できません。そもそも、「外を歩く」という概念が無いんです。車線が無くて車が突っ込んでくることもありますし、その間をバイクが通り抜けて行くことも…。
タイは、比較的そういう面は安心できるので、住みやすかったと思います。

それと物価については、やっぱり安いです。
人件費がとにかく安く、タクシーはインドネシアでは初乗りで30円くらい、タイでは130円くらい。食材も、日本食は高いですが、地元で売っている食材は安いので、織り交ぜながら生活していました。

――なるほど、東南アジアでの生活、なんとなく日本と似たものを感じますね。アメリカに移動された今は、生活がガラッと変わったのでは?

アメリカって、ひと口に言っても、50州もあるんです。
「それぞれの州が国」のような感覚なので、住んでる州によってもかなり変わると思います。

――オフィスのある、テキサス州ダラス市はどのような土地ですか?

テキサス州のイメージって「面積が広い」「自然が多い」という感じだと思いますが、本当に想像よりも広大な草原がひろがっています。オフィスの窓からも、自然豊かな景色が見られるので心地いいです。
ただ、ダラスの特徴として、夏が日本よりも猛暑ですね。気温が最高43℃まで上がる日もあります…。日本のようなジメジメとした蒸し暑さは無く、カラッとしているのがまだ救いです。

物価は、やっぱり高いです。お昼ご飯だけで15ドル(約2200円)を超えたりします。
ただ「アメリカでは普通の物価」という感じなので、ニューヨークやロサンゼルスといった大都市に比べると、まだ負担は少ない方だと思います。

海外3か国赴任のキャリアを紐解く。海外ビジネス編

――次に、お仕事の環境についてはいかがでしょうか。

インドネシアタイは、「日本人として働きやすい」と思います。
同じアジア圏ということもあり、人柄が似ているところを感じます。そして、英語が第二言語というのも日本と同じで、コミュニケーションの取りやすさがあると思います。
私自身、駐在先の国では、「自分が外国人である」ということを意識するよう心掛けているのですが、向こうの人も、それを理解して接してくれていました。

――東南アジアは、文化が似ていることから、日本人も馴染みやすいビジネス環境なのですね。アメリカは、いかがでしょうか。

さきほども言ったように、州によってかなり違いがあると思います。監査法人ではノースカロライナ州で、そして今はテキサス州で働いていますが、同じアメリカでも違いを感じました。
ノースカロライナ州では、アジアから渡米するということの苦い部分を実感しました。成果主義ならではの、詳細な「職務記述書」のもと、仕事内容に重きを置いた職場環境でした。「仕事以上のこと」をしても褒められる、といったことはなく、もどかしさを感じた時もありました。

――今の環境は、どのような部分に違いを感じますか?

テキサスのはよい意味で田舎感があり、ゆったりとしている地域です。話すとき、ゆっくり話してくれる人が多いので、日本人駐在員にとっては仕事も生活もしやすいと思います。ニューヨークなど、都市部に行くとそのような寛容さはあまり感じられないので、ありがたい環境だなと思います。


「大変だが面白い」を楽しむ海外キャリア

――海外で働くことについて、面白さ、大変さ、をそれぞれ教えてください。

そうですね、両者はセットかもしれないです。
暮らしたことがない環境に来たら、知識はゼロから始まるので、カルチャーの違いへの戸惑いも当然あり、正直大変です。でも、そうして悩むこと自体が私は面白いと思います。海外生活を長く経験すると、些細なことでは驚いたり怒ったりしなくなりました。違うことが当たり前と思うことで、今の自分の柔軟性をキープできているんだと思います。

――なるほど。1つの物事でも捉え方によって変わるということですね。

自分としては、やはり拠点を移動したときは大変ですし、落ち込むときもあります。全く新しい環境で何も分からない状況の中、周りには凄い方が沢山いてプレッシャーを感じることもあります。しかし、だからこそ自分自身の変化を恐れないということは身に付きました。知らないことがあるのは当たり前で、そういうものだと受け入れているので、ネガティブな方向に考えないようにすることは大事にしています。

――「違うことが当たり前」を受け入れた先には、どのようなことを心掛けているのでしょうか。

海外では「伝えなければ、伝えなかった方が悪い」という考え方が当たり前です。仕事では、具体的にはっきり、伝わりやすい指示をする。判断するべきものに対して曖昧にしない。自分が間違っていたらちゃんとそれを認める、というようなことを心掛けています。

さいごに

――フェアコンサルティングならではの面白さ、魅力は何だと思いますか。

「スーパーヒーローみたいな誰かがいる」というよりは、それぞれが個性を活かしてやりたいことをしていると思います。どんな個性であれ、どこかで活かすことができるなら、「やりたいようにどうぞ」と言ってくれる会社です。それぞれの個性を出してなお、連帯感を持って動けるところは、うちのカラーなのかなと思います。

――海外で働くことに興味のある求職者の方に、一言お願いします!

海外で働きたい意思さえあれば、とりあえず飛び込んでみる、というのも良いのかなと思います。興味がある一方で、「自分はこれができていないから無理じゃないか」と言っている人が多い気がしていて、それは勿体無いと思います。知識や経験を身に付けるなどやるべきことはありますが、一番大事なのは本人の意思です。フェアコンサルティングは、そんな人の意思を尊重してくれる会社だと思います。

一緒に働けることを楽しみにしています!

――ありがとうございました。

次回の社員インタビューも、お楽しみに!



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