代表工藤にインタビュー。エフ・コードの現在、過去、未来について。デジタルテクノロジーの民主化を実現したい。 | Interview
今回の記事は、エフ・コードの代表取締役社長である工藤勉のインタビューです。創業以前から現在、そして未来に至るまでの工藤の眼差しをとらえ、採用候補者の方をはじめエフ・コードにかかわる・興味を持たれ...
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「私は仕事は苦痛なもの、大変なものだというスタンスで取り組んでいます。お金をもらっている対価として仕事があり、その価値をお返しする作業において、自分の感情で揺らいではいけないからです。」
こう語るのは、エフ・コードの業務統括本部 副本部長である佐野さん。株式会社オプト(以下、オプト)で13年間にわたり広告運用と組織運営の第一線を走り続けた佐野さんのエフ・コードに入社した背景、そして次なる成長について語っていただきました。
佐野 瑞生 / 事業統括本部 副本部長 兼 デジタルマーケティング部部長
早稲田大学教育学部卒業後、2008年に株式会社オプトに新卒入社。リスティング広告コンサルタントとして大型クライアントを担当。全社戦略部門、ソーシャルアド戦略部部長を経て、オプト全社の運用ルール整備の責任者を歴任。2021年よりエフ・コードに入社し、現在は業務統括本部の副本部長として、広告運用、SaaS運用、インサイドセールス(以下IS)の3事業の数字責任を担う。趣味はサッカー観戦。
入社当初は「めちゃくちゃ働くなぁ」が率直な感想で、仕事を面白いと感じる余裕すらなかったです。新卒の頃は週に4回家に帰れないこともザラでしたが、当時のチーム全体が、がむしゃらに働くのが当たり前で、「今は成長の機会だ」と捉えていました。
当時、上司に「一年目、二年目、三年目のひよっこの段階で仕事を選ぶな」と教えられて。「仕事を選んだ時点で自分の可能性を潰すから、今はノーと言われない人間になれ」と。その言葉通り、案件数も時間的な制約もつけずに、とにかく目の前の業務に取り組み続けました。
当時、業界最大級の広告予算を動かす大手通販企業や大手人材企業などの月数千万円規模の大型案件も担当させてもらいましたが、初期段階では、上層部から「頼んだらやってくれる」「なんとか回してくれる」という使いやすさが、結果的に信頼を勝ち取り、大型案件を任せてもらえるきっかけになったと思っています。量をこなしたからこそ、質が追いついてきたと感じています。
最も嬉しかったのは、数年後に担当していた大手クライアントから「佐野さんを外さない契約を結びたい」と言われたことです。当時、目標としていた「お客さんから名指しで指名されること」が実現した瞬間でした。月数千万規模の広告運用を任せていただく中で、そのプロフェッショナルとしての成果を評価してもらえたことは、格別の経験です。
もう一つ大きな転機は、入社5年目あたりで、それまで運用者だった私が全社戦略部門に移り、オプトに帰任したマーケターの下で働かせてもらったことです。その部署は私と彼のたった二人で、リスティングやディスプレイ広告など、部署ごとに分断されていた指標を統合し、全社のコミュニケーション戦略を一貫させるというPM(プロジェクトマネージャー)のような役割を担いました。
その戦略部門での仕事を通して、コンサル会社と新規事業構築で協業する機会がありました。そこで彼らのロジカルシンキングや論理志向性を徹底的に学びました。コンサル会社のプロフェッショナルたちは、私がふわっと考えていたことを「それってこうだよね」と言語化し、知識として活用できる形に昇華させてくれました。この経験を通じて、コンサルティングとは何かを深く理解し、私の仕事の哲学の根幹が確立したと感じています。
オプトで13年間、運用型広告を中心に幅広い経験を積ませてもらいましたが、デジタル広告という領域に閉じたキャリアの中では、自分の自走で伸びる限界も感じていました。ネガティブな理由ではなく、次のキャリアアップとして、より抽象度の高い領域に挑戦したいという思いが強くなっていったんです。
キャリアを拡げる方向性として、マスメディアを含む総合代理店で横に拡げるか、事業開発や経営戦略といった領域で縦に深掘りしていくか、の二択で考えていました。
知人の紹介でエフ・コードの代表である工藤と出会ったのですが、その存在は衝撃的でした。「本当に化け物ぐらい頭がいい」と。
凡人が数秒かけて考える問いに対しても、工藤は零コンマ何秒で頭が回り、本質を捉えたクリティカルな答えが返ってくる。その論理的思考力と瞬発力は圧倒的でした。これほど優秀な方には出会ったことがありません。エフ・コードであれば、工藤のすぐ近くで、私が求めていた事業設計や経営指南といった縦に深掘りする仕事が学べる。これが最終的な入社の決め手になりました。
入社当時の会社は、数百人の規模で上場間近というタイミングだったので、もっとイケイケなベンチャー気質かと思いましたが、実際は落ち着いていて、愚直に仕事に向き合うメンバーが多いという印象とのギャップがありました。地道に着実に、お客様のためになることをやろうという誠実な社風にも惹かれました。
入社当初は広告運用部門の責任者として入社しましたが、その後、初めて立ち上がった営業部門の統括責任者を経て、現在は事業統括本部の副本部長という役割を担っています。
これは、広告運用、SaaSのカスタマーサクセス、インサイドセールスの3事業を管轄し、これらのデリバリー(運用)側全体の数字責任を負うポジションです。オプトの運用部の部長時代と特段やることは変わりませんが、さらに経営的な視点が加わります。
具体的なミッションとしては、各事業の目標数値に対するギャップを埋めるための方針設計や方向性設計です。経営ボードが追うべき数字から逆算し、各部長陣とディスカッションしながら、どの事業をどう伸ばしていくかを決めて実行に移します。オプト時代の経験から得た物事を整理し、どこを解消すれば最もクリティカルにヒットするかを見極めるロジカルシンキングが、このポジションで活きていると感じています。
個人としても、大手広告代理店の運用サポート案件などに参画し、現場と経営層を繋ぐPM(プロジェクトマネージャー)のような役割も担っています。エフ・コードでは、広告運用以外にも、SaaSやISなど多様なソリューションを提供しているため、お客様の課題解決に多角的な視点から関われる点に面白さがあります。私自身、運用知見や組織運営の経験を活かし、会社全体の成長戦略に貢献できている実感があります。
日々の進捗管理はもちろんですが、何か問題が生じた際には、状況の抽象度を上げて物事を捉えるよう伝えています。一歩引いた視点を持つことで、感情に流されず、課題を一般化して解決する道筋が見えるようになるからです。また、「最後まで自分ごととして捉える姿勢」は、エフ・コードに入ってからより強く意識するようになりました。トラブルをコントロール範囲外とせず、「自分の行動や視点を変えることで状況を良くできる可能性がある」と考えることが、成長のきっかけになるからです。
仕事において「面白い」と感じる瞬間は、正直あまりないんです。私は仕事は苦痛なもの、大変なものだというスタンスで取り組んでいます。お金をもらっている対価として仕事があり、その価値をお返しする作業において、自分の感情で揺らいではいけないからです。
仕事を楽しいと捉えた場合、楽しい時と楽しくない時で波が出てしまう。だからこそ、仕事に対して期待もしなければ、絶望もない。このスタンスで働くことが、結果的にブレない価値提供に繋がると考えています。こんなことは記事向きじゃないかもしれませんが(笑)、これが私のプロとしての仕事の哲学です。
今後、エフ・コードで目指すのは、お客様のDX化を全方位で伴走するパートナーになることです。今はまだデジタルマーケティングの一部のソリューション提供者として見られがちですが、我々の持つ運用スキルやソリューションを使い、お客様のデジタル化を戦略設計から実行まで推進していく会社へと進化したい。そのためには、ノウハウやフォーマットといった組織的な基盤整備が不可欠であり、これが私の現在のミッションです。
私自身のキャリアの展望としては、この支援側としての立場から、将来的には事業側へ移り、事業開発やグロースを、予算も含めたお金の面で責任を持ってやれる主導的な立場を目指しています。
一緒に働きたいのは、「自分の可能性を自分で閉じずに、いろんな仕事にチャレンジできる人」です。
自分の職域に線を引かず、目の前の仕事すべてを成長の機会だと捉え、主体的に動けるフットワークの軽さが不可欠です。時間的な制約や様々な制約がありつつも、仕事に対して最大限自分のスキルや可能性を伸ばすことを目的に働ける人と、エフ・コードの非連続な成長を共に創り上げていきたいですね。これまでの経験を活かしつつ、主体的に業務に取り組み、自身のスキルアップやキャリアアップを追求したい方にとって、エフ・コードは最適な環境だと確信しています。
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