こんにちは!EXPACT株式会社でSEOライターとして学生インターンをしている井上裕太郎です。
本日は、最近リリースしたこちらの記事を事例に挙げ、ライターとしての具体的な仕事内容についてお伝えしたいと思います!
新卒採用についての企業側の考えなど、就活生にとって非常にタメになる内容もあるかと思いますので、上記記事も合わせてご覧ください!
準備編
ライターの仕事は、まず記事の設計図を作るところから始めます。
記事の設計図を作るときは、
記事の目的
記事のターゲット
ターゲットの検索キーワードと検索意図
訴求したい内容
以上のことを考えます。
加えて今回は、インタビュー記事ということで、インタビュー目的や質問事項なども考えました。インタビュー目的は、記事で訴求したい内容についての情報を聞き出すことです。なので、どんな質問をすれば円滑に情報を聞き出せるか、という流れで具体的な質問事項を考えました。
弊社は、基本的にリモートワークなので、こういったデスクワークを自宅や大学でスキマ時間に行います。考えた記事構想や質問事項は、社員の方にFacebookのMessengerで送ってチェックしてもらいます。具体的な改善アドバイスをいただいたり、テレビ電話でMTGを重ねたりして、インタビュー当日に備えます。
インタビュー当日編
今回取材を受けていただいたのは、スズキ株式会社経営企画室のお二人。弊社からは、社員一名と学生インターン三名で、インタビュー場所であるスズキ歴史館へ伺いました。
インタビュー前に、スズキ歴史館内をご案内していただきました。スズキ社員の方の解説付きでスズキの歴史について学ぶことができ、大変貴重な経験でした!
歴史館の見学後は、いよいよ本題のインタビューです。学生インターンという身分ですが、EXPACTの代表として訪問しているという意識で、自分に妥協せずインタビューを行います!
インタビュー中は、質問するだけでなく、音源の録音、写真撮影、その場で思ったことのメモ、タイムキーパーやファシリテーション、等々やることがたくさんあり結構忙しいです。
社員の方や他の学生インターンにもフォローをしてもらい、インタビューは2時間ほどで無事終了しました。
記事作成編
インタビューを終え、ここからがライターとしての本番です。
まずは、インタビューの音源を書き起こし、インタビュー中のメモと照らし合わせながら情報の整理をします。人の会話内容は意外と複雑な情報構造をしており、会話内容が二転三転していることも多々あります。そのため、ただ時系列に沿って会話の内容を並べて書くと、趣旨が見えない分かりづらい文章になってしまいます。なので、インタビュー内容に含まれる各情報の関係を理解し、記事の目的を踏まえた順番に情報を整理する必要があるのです。
整理を終えたら、準備段階で作成した記事の設計図をもう一度確認し、いよいよ文章を書き始めます。僕が記事を書いている最中に意識していることは2つあります。
1つ目は情報のMECEです。
MECEとは漏れなくダブりなくという意味で、ロジカルシンキングの基本概念の一つです。文章の中で、必要な情報が抜けていないか、情報に重複がないかを客観的にチェックするように意識しています。
2つ目は読者の視点をイメージすることです。
同じ内容を伝える場合でも、使う言葉や表現、伝える順序によって受ける印象は全く変わります。狙っているターゲットの読者の視点に立ち、どうすればより効果的に伝わるのかを意識しながら1文1文を考えています。
完成した文章は、hubbleというドキュメントのバージョン管理SaaSにアップして、社員の方や他の学生インターンにオンライン上でチェックしてもらいます。アドバイスをもとに修正を加え、OKをもらったら記事は完成です!
後は完成した記事を、WordPressというWEBページ管理SaaSで、弊社WEBページに掲載して業務は終了です!
実はさらに、準備・作成・掲載後の各段階でSEO的な観点から行っている業務もあるのですが、それについてはまた別の機会にご説明できればと思います。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます!
僕は弊社のインターンを通じて、主体的に挑戦できる環境と、上記のような学びと成長を得ることができました!より実践的に成長したいチャレンジ精神のある学生の方は、ぜひ一度お話しましょう!