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【プロダクトのグロースについて】部門を超えた連携でプロダクトを成長させていくEXIDEAの組織体制

こんにちは!株式会社EXIDEAの梶野です。

本日は、社内の部門間を超えたプロダクトのグロースについて解説いたします。

・社内全体の組織構成

・プロダクトソリューション事業部

・部門間連携

・プロダクトのミッション

などについてお話しして参りますので、ご興味のある方は是非最後までご覧いただければ幸いです。



社内全体の組織構成

ー社内全体の組織構成

まず、会社全体としての商材は「Growth Hack」になります。

事業は全部で3部門を展開しています。創業時からの「Webメディア事業」、その次に立ち上げた「コンテンツマーケティング事業」では、コンサルティングや制作物を提供しています。「プロダクトソリューション事業」は、生成AIとSEOを組み合わせたツールを提供しており、広く言えばマーケティングDXの機能を持っているSaaSのイメージです。

ーそれぞれの事業の役割

各事業の役割として、「コンテンツマーケティング事業部」は主に図の左側の役割を担っています。例えば、コンサルティングとして、クライアントが「自社で開発した製品をマーケティングして売りたい」や「既存の商品を売っているが、新しい商品を開発したい」といった要望に対し、サービスのコンセプト設計から商品化までをサポートします。

商品化までできた後は、実際にその商品をマーケティングします。その際、「考えた通りに売れるのか」「サービスが本当に顧客の課題を解決しているか」などのマーケティング活動に移行します。

このマーケティング活動は、図の右側に当たり、支援方法は大きく3つ。

  1. コンサルティングをするケース
  2. 実行を代行するケース
  3. 内製化を支援するケース

“1.コンサルティングをするケース”を「コンテンツマーケティング事業部」、“2.実行を代行するケース”を「Webメディア事業部」、“3.内製化を支援するケース”を「プロダクトソリューション事業部」がそれぞれ受け持っている形になります。

プロダクトソリューション事業部

ープロダクトソリューション事業部の役割

​​システム開発の側面でいくと、開発自体はシステム開発部が担当しており、プロダクトソリューション事業部では主に機能企画を行っています。具体的には、どの機能をどの順番で開発するか、スケジュール感を含めた企画を担当しています。

プロダクトソリューション事業部門が担っている役割としては、現在開発中の「EmmaTools」のマーケティングや販売促進、実際の販売、導入後のサポート、そして機能企画が主な役割になります。


ー組織の運営方法

基本的には、The Model型の組織運営体制を採用しており、マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスといった各ポジションに分かれて運営しています。

開発の側面では、各ポジションのメンバーがそれぞれ機能の検証を担当しています。具体的には、既存の機能や新しくリリースされた機能を顧客に試し、その反応やフィードバックを収集するイメージです。

例えば、マーケティング部門では、新しい機能がリリースされた際にプレスリリースを発表したり、既存の顧客リストに対してメールマーケティングを行ったりします。また、共催セミナーを開催し、機能説明を行ったりアンケートを収集したりして、PVの増減や機能の受け入れ度合いを確認し、機能企画に回しています。

インサイドセールスは、より細かく、電話で「当社のツールに新しい機能が追加されましたが、御社の課題解決に役立つと思います。ご意見をお聞かせください。」といったフィードバック収集をし、それを機能企画に繋げます。

フィールドセールスでは、実際に画面を見せながら営業活動を行い、その場で顧客からの率直な感想や「こんな機能があると嬉しい」といった要望を聞き取り、それを機能企画に反映させます。

カスタマーサクセス部門も同様に、契約後のクライアントと定期的にミーティングを行い、最も多くの機能開発要望を受け取るポジションになります。

運営方法はアジャイル方式で、1週間に1スプリントを行います。1週間ごとに機能要望があったかどうかを定例ミーティングで共有し、機能開発の進捗確認や、機能企画の精査を行い、順番や計画を決定しています。

部門間連携


Emma Toolsを中心に、各部門と連携を取りながらプロジェクトを進めています。

まず、Webメディア事業部は日々SEO対策を実施しており、社内で新機能を検証したい場合には、「こういった機能ができたので試してみてください」といった形で、Webメディア事業部にフィードバックを求めることがあります。

技術部門とは、定期的に「この開発はいついつリリース予定です」とか「機能企画の確認をお願いします」といったやり取りを頻繁にしながら連携しています。

開発部門だけでなく、ビジネスサイドも含めた全体でアジャイル方式を導入しているので、各役割で閉じずに、他の役割と連携することが多くあります。

また、プロダクト開発の手法として重視しているのは、「不確実性を削っていくこと」です。これはマーケティング、営業、カスタマーサクセス、開発の全チームに共通しており、「この機能はあまり効果がなかった」といったフィードバックをもとに、わからなかったことを明確にし、成功・失敗にかかわらず「不明点を放置しない」ことに全体で取り組んでいます。

ミッション

社会的ミッションは“プロダクトで「楽」を創る”です。なので、プロダクトのグロースにおいては、先ほど述べた「不確実性を削っていく」というやり方で、The Modelなどを活用し、顧客の意見を取り入れて最終的に機能に反映させるという流れになります。


プロダクトソリューション事業部として目指している姿は「自律分散型の組織」です。そのため、必ずしもテックに詳しい必要はないのですが、使い慣れることを促進しています。プロジェクトに生成AIを積極的に活用しており、業務においても生成AIをどんどん活用していくことが、本質的なDXに繋がると考えています。

生成AIの活用に関しては、例えば作成したプロンプトがプロダクトに活かされることもあれば、他部門に横展開されることもあります。具体例としては、法務チェックを生成AIで行うことや、記事作成において生成AIを使って大枠を作成するなどです。また、「これを社長に確認したい」といった場合に、社長の疑似人格を持つチャットボットを使って意見を聞くといった試みも行っています。

プロダクトの世界観

私たちが目指しているのは、「1人でSEOができる」環境です。つまり、当社のツールを導入すれば、SEO担当者は1人で十分であり、SEO対策の全てを1人で完結できるようにすることを目指しています。

さらに将来的には、SEOに限らず他のマーケティングチャネルにも対応し、最終的には1人のマーケターがプロダクトのマーケティング全般を回せるような世界観を実現したいと考えています。

その中の一つとして、現在は生成AI×SEOライティングツールや、生成AIを活用したSEO対策を一気通貫で行えるツールを提供しているという位置付けです。

どんな方に参画していただきたいか

ー能動的で前向きな人

社内全体としての文化でもある「能動的で前向きな人」に参画していただきたいと考えています。明るい性格や根暗な性格は特に問いませんが、当社には「THE SHARE」というコアバリューがあり、それに共感できる方が良いですね。根暗でも構いませんが、ネガティブな方よりは前向きな方、待ちの姿勢よりは能動的な方が理想です。

なので、エンジニアで言うと「こういうことができるのですが、ユーザーに響くと思いますか?」というように自ら考え、検証まで持っていける方が理想です。というのも、エンジニアこそが積極的に機能提案を行うべきだと考えているからです。ビジネスサイドは顧客に詳しいですが、そのドメイン領域の細部に精通しているわけではありません。そのため、機能の要件を決め、SEOを簡素化する仕組みを作っているエンジニアこそが、SEOのテクニカルな部分に最も詳しいと考えています。

ただ言われたものを作るのではなく、知識を活かして「こういうこともできます」「このような仮説はありませんか?」といった提案を行うことが、本質的な事業会社のエンジニアのバリューだと思いますね。

ー新しいものが好きな方

マインドセットとして「新しいものが好きな方」が理想です。EXIDEAでは、生成AIをいち早く導入するなど、最新技術を積極的に取り入れているため、レガシーな環境に慣れている方には適応に時間がかかるかもしれません。

スキル面でも同様です。EXIDEAでは、比較的モダンな技術を取り入れています。例えば、Kubernetesをアーキテクチャに取り入れたり、直近1年以内に登場した生成AIのフレームワークを積極的に導入しています。こうした新しいものに興味を持てる方には最適な環境だと思いますね。

また、新しいもの好きなマインドセットに関連しますが、生成AIをどんどん活用していきたいと考えています。そのため、生成AIに興味があるかどうかは非常に重要です。生成AIの登場で仕事がなくなることを懸念するよりも、「これもできるようになった」と前向きに捉えられる方を歓迎します。

リスクを懸念することもエンジニアにとって重要な要素ではありますが、リスクを9割、10割で考えるのではなく、それをどう活かすかを考えられる方が理想です。

EXIDEAで挑戦したいと思っていただけた方からのご応募お待ちしております!


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