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平成生まれの葛藤。キャリア、スキル、働き方、全てが変わっていく時代だからこそ転職した2人のリアルとは。(ノーカット版)

東日本大震災、大企業の衰退、100年時代、働き方改革、AIの出現。平成前半生まれの僕たちは、学生から社会人の間に時代の転換とも言える出来事が多く起きた。

僕らが学校や親から教わり、過去正しいと思っていた事の多くは、覆ってしまうかもしれない。だからこそ、自ら考え、選び直すことが重要だと僕は思った。

人材やコンサルティング、当時は「こうすれば大丈夫」そう思ってた。

樽見 章寛(以下、樽見/写真左):
記事執筆時:Webメディア事業部 マネージャー/Webディレクター
現:コンテンツマーケティング事業部SEOコンサルティングチーム マネージャー/SEOコンサルタント

私はちょうど今30歳で、現職の株式会社EXIDEA(以下EXIDEA)に入社したのは3年前、27歳の時でした。少し自己紹介をさせて頂くと、群馬県出身で都内私立大学を卒業後、新卒で数千人はいる大手の人材派遣会社に営業職として入社。転勤があったり大変でしたが、その後も準大手の通信系会社へ営業として転職、そして全くの未経験からWEBの仕事をしたいという思いでEXIDEAヘ。

なぜWEBだったのかというといくつか理由はあるのですが、割とよくある理由で言えば、1人でも食べていける力を付けていきたいと思った。あと私がフィリピンと日本のハーフというアイデンティティがあって、将来はフィリピンに貢献したり移住を考えているので、そこを見据えてというのもありました。

久野 慎平(以下、久野/写真右)
記事執筆時:Webメディア事業部 Webディレクター
現:コンテンツマーケティング事業部SEOコンサルティングチーム SEOコンサルタント

私も同じく今30歳なのですが、EXIDEAに入社したのは昨年の秋で今4ヶ月目です。愛知県の出身で愛知の大学を卒業後は、岐阜にある250名ほどのアパレルメーカーに総合職として入社。約8年間、小売企業様への提案・折衝から生産管理、物流手配まで億単位の金額を動かしながら、仕事をさせてもらっていました。

ビジネスの上流から下流までを経験していくうちに、マーケティング活動や自らサービスを手がけることに関心が高まって、それならこれからの時代やっぱりWEBだろうという思いがあり、前職の後輩が先にEXIDEAヘ転職していた縁で、今に至っています。

樽見:私たちが新卒の頃って、就職ナビで数多くエントリーしてそこから選考を受けていくのが普通だったよね。文系出身で選択肢といえば総合職で営業、業界は人材とか広告・マスコミ、商社や金融はとりあえず受けてみる。

今ほどIT/WEBやベンチャーという選択肢は頭になくて、大手企業やみんなが知っている会社にどれだけ多くの内定が取れたかみたいなことが重要だった。

久野:ですね(笑)。あれなんだったんでしょう。

私は愛知にいたのですが、当時はロジカルシンキングとかコンサルティングがキラキラワードで、服が好きだったこともあってアパレル業界で裁量持って広くできるコンサルティング営業なら間違いないと思った。

リーマンショックや震災を経験した後でやっぱり安定した会社にという思いは強かったし、情報収拾も今ほどSNSとか広まってなかったのでみん就を見るくらい。知ることが出来る企業も自分の検索能力次第か、せいぜい友人知人が受けた会社が限界だった。

「このままでいいのか」という違和感。

樽見:新卒の会社も前職もいずれも営業が強い会社だったので、今の自分のベースとなるところ、特にマインド面はかなり鍛えてもらったという印象があるかな。「お客様第一主義」「成果主義」という考えが根強かった。

たぶんコンサルティングとか外資系の企業への就職する人も増えてきて、日本型の年功序列から成果評価の風潮が広まってきたタイミング。現場では成果を出した人間が偉いというのはありつつ、組織は縦割りの多重階層でトップダウンのまま。

みんな自分の成果を出すことに精一杯だったので仕事も属人的で、個人の能力と努力で割と短期的に成果を出せないと辞めてしまう。でも3〜5歳年上の先輩も、今の自分と変わらない仕事をしていて、さらにメンバーも持ってめちゃくちゃ大変そう。

久野:すごい共感しますそれ。

業界・会社ともに歴史があるので、ある程度仕事のやり方やこうすればうまくいくみたいな型が決まっている。だからまずはそれを黙ってやること、言い方を変えるとそれだけやっていればいいみたいなところはありましたね。

もちろん社会人なりたては何も出来ないので、目の前にあることをやるので精一杯。

ただ数年経って視界が広がってきた時に「もっとこうしたほうがいいんじゃないか」「こんな新しいことを取り入れたらどうか」という考えが出てきて、上に提案してみる。すると「本当にそれうまくいくのか」「失敗したらどうするんだ」という返事ばかり。

さっきも少し出ましたけど、リーマンショックの不況や震災による影響、不安定な時代という側面から安定した中堅や大手企業という環境や会社を選んだ。

一方、人生100年時代で終身雇用は難しい、AIが出てきたら人の仕事は無くなるみたいな話が出てきて、これ結局自分が何もできなかったらやばいんじゃないかと思ってきて。

そう考えた時に当時の職場や仕事を見直すと、新しいことを取り入れず昔のやり方に固執したまま、自分も向こう数年は同じことの繰り返しをするであろう未来。

「このままでいいのか、俺。」ってやっぱり思いましたね。

樽見:だね。同じことを思ったし、それなら「1人でも生きていける」+「自分がやりたいことをやりたい」という思いがめちゃくちゃ湧いてきた。この時良かったと思うのは「お客様主義」が身についていたこと、「世の中や誰かのために自分が何をやりたいか」という発想で考えられた。

ここはすごく感謝しつつ、じゃぁその2つを叶えるためにって考えたときに「WEB」と「ベンチャー」という選択肢が目の前に出てきて、迷わず飛び込んだ。

上司は執行役員、しかも25歳。

樽見:やりたいことやタイミングの違いはあるけど、同じようなことを考えてEXIDEAに転職してきて、実際どう感じてる?一応、俺が先輩だし。(笑)

久野:本音ですか?(笑)

もちろんWEBだからベンチャーだからという言葉で一括りにはできないですけど、EXIDEAに入社して感じているのは、想像以上に成長曲線てこの歳でも上がるんだなってことですかね。

まず、圧倒的に若い。個人によって比較対象が違うのであれかもしれませんが、前職の時は平均年齢は40代で、今は50人規模で20代中盤くらい。私が入社した時、事業責任者の執行役員は25歳でしたし(笑)。

若さゆえの組織として良し悪しはあると思いますが、私にとっては、スピードと柔軟性があって良い。

任してもらえる仕事の幅が広い、責任の範疇が広い、だから打席に立つ回数が多い。すると業務の細かなところも含め自己意志決定回数が自然と増えて、結果に対して当事者意識がめちゃくちゃ上がって、成功の再現や失敗の改善サイクルがどんどん進む。だから、成長スピードがあがる。

しかも、成長して成果が出ると、すぐに次のステージの仕事や新しい仕事のチャンスがくる。それはマネジメントかもしれないし、新規案件かもしれないし、ジョブチェンジの場合もある。新しいスキルや知識や経験を、身につけたり積んだりするスピードは本当に早い。

それと柔軟性、言い換えると新しいなにかを始める事に対して寛容さ。

年齢や社歴関係なく打席に立つから失敗はするし、業界や企業フェーズ的にも新しいことを超最速で実行していかないと競争環境上企業・事業としてかなり苦しい。

だから、ある種必然的に新しいことをどんどん試していくことが求められるので、さらに成長が加速していくし、せざるを得ない。

転職理由にもあった通り、今のご時世を考えた時に少なからず「個人の能力やスキル」に懸念を感じていたので、その点で期待や予想以上に充実感ありますね。絵に書いたようなベンチャー生活を送らせてもらってます(笑)。

自分らしく、誰かのために。

樽見:めちゃくちゃそれわかる。私も入社当初、同じような事思ってた。とはいえ、異業種・未経験職種って不安はなかったの?

久野:不安が無かったかと言えばありましたし、今も知らない横文字やwordpressの使い方に悪戦苦闘の日々であることは事実です。

ただ、ベンチャーってスキル・業績・拡大が重要でイケイケなイメージを持っていたのが、それ以上にEXIDEAがメンバーの幸せや人生を大切にしていることに驚きました。だから、不安以上にここでやりたいって思いが強いです。

前職でも経営理念や行動規範みたいなものはありましたが、そこに対して社長から新人まで一緒になって議論したり、愚直に追求しようとすることはなかった。

それがEXIDEAでは、誤解を恐れずに言えば、変化が激しい時代に、縁があって一緒にいるEXIDEAの仲間の人生が幸せでより豊かになるためには。が最初にくる。

そのために、一人ひとりの心のあり方を示したコアバリューと組織文化の発展、世の中を本気で良くしていくためのミッション・ビジョンの成就を、ある種、業績達成よりも重要視する。

テクノロジーが発達し、成熟社会で働き方や価値観が多様化するからこそ、本当に人間が高めるべき価値やあるべき姿を追求する。

人の可能性を心底信じて、人は人や世の中に貢献することを本来望んでいるという前提に立って、全てが形作られる。

それは採用基準から評価制度、組織カルチャー、キャリアパス、朝礼での話に至るまで。

いつも、一人ひとりが持つ「今一緒に働くメンバーと、ここで、世の中を本気で変える。良くしたいんだ。」っていう思いをガンガン感じることができるし、だからこそ、私もその中で人として成長したいって思える。

樽見:そうだよね、結局何のために生きているのかが大事。

世の中や誰かを幸せにしたり役立つなかで自分のやりたいことを叶えていけるのが、一番の幸せや生きる意味だと思うし、そのために仕事がしたい。

仕事って究極は思考の具現化でしかないし、成長やスキルもそうであるはず。

どんな仕事でもその道の最先端を追求したり、極めようとするとスキル(テクノロジーやトレンド)とマインドが両方必要になる。アスリートが最先端のトレーニングを取り入れつつ、常に自分の内面に厳しく向き合い、支えてくれる人たちに心から感謝しているイメージ。

私の仕事で言えば、SEOとかライティングとかマーケティングとか海外を中心にアップデートされていく最先端のトレンドをキャッチアップし、最高のWEBメディアを作ること。

ただ一番大事なのはPC画面の向こうにいるユーザーのことをどれだけ考え抜けるか、向き合いきれるかっていう普遍的なこと。

結局どんな優れたテクノロジーや最先端のトレンドも、それがどう役立つのか、どう扱うべきなのかは教えてくれない。それを考えるのが人間の仕事だし、だからこそ仕事やユーザーに真摯に向き合う誠実な心、誰かを幸せにしたい・役に立ちたいと思い抜ける利他的な心、心をスキルと呼ぶかわからないけど、本質的にそこが大事って思う。

フリーランスだったりノマドだったり副業だったり独立だったり、働こうと思えばいろんな方法や稼ぎ方がある。

けど、人生100年時代や精神テクノロジー社会やAIが台頭する未来だからこそ、仲間と協調し世の中や誰かのために、自分の人間性を高めていく。

これがこれから一番大事なんじゃないかなと思うね。

この記事を読んで頂いて、何か感じたり共感したり興味を持ってくださる方が1人でもいらしゃれば、一緒に仕事できる日を楽しみにしています。


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EXIDEA(エクシィディア)は、東京・ロサンゼルス・ハノイに拠点を持ち、卓越したアイディアから世界を変える事業を創造するグロースハックカンパニーです。 創業当初から、アメリカ シリコンバレー発祥のマーケティング手法「グロースハック」を日本でいち早く取り入れ、10を超える自社Webメディア/サービスの立ち上げや、LINE,リクルート,NTT,住友生命など名だたるクライアントに対するマーケティング支援を行っています。 ※グロースハックとは、Uber、Airbnd、Twitterなど世界的なサービスを生み出してきたマーケティング(事業開発)手法です。 デザイン思考を用いたアイディアとユーザーインサイトを中心に、Webメディア運営・クライアント支援・プロダクト開発の3方向で多角的に事業を運営しています。 ■ 運営サービス ・顧客/ユーザー調査分析サービス「VOCs」 ・クリエイティブ制作サービス「CINEMATO」 ・マーケティング支援サービス「CONTENTS GROWTH」 ・SEOライティングツール「EmmaTools™」 ・総合比較メディア「HonNe」 ・Webマガジン「So-gúd」 等
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