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プロダクトマネジメント本部新設!組織横断で、プロダクトを成功に導くプロ集団のミッションとは?

プロダクトマネジメントとは、プロダクト(製品・サービス)と顧客を主軸に据え、ビジネス全般のマネジメントを行う組織のことを言います。

エビリーでは、今年10月に新たに『プロダクトマネジメント本部』を設立しました。

今回新設されたプロダクトマネジメント本部について立ち上げの経緯、なぜこのタイミングだったのか、プロダクトマネジメント本部のミッションについて、プロダクトマネージャーの松井俊弥さんにお話を伺いました。

プロダクトマネジメントとは?組織の成長にプロダクトマネジメントが欠かせない理由

この度のプロダクトマネジメント本部の設立に伴い、新たに責任者としてエビリーに入社された松井さん。これまでどのようなお仕事をされていたのでしょうか?

「入社のキッカケですが、エビリーはプロダクトマネジメントの組織立ち上げのタイミングで、責任者を募集していました。新しい組織の立ち上げを経営に近いところで行える環境に魅力を感じ、エビリーへの入社を決めました。また、社内に前職の先輩も複数在籍されていたのも、ご縁を感じたポイントでしたね。これまで新卒でエンジニアとしてシステム開発を行った後、楽天・リクルートといった事業会社で経験を積んできました。しかし、プロマネ立ち上げの実績はまだなかったので、新たなチャレンジができる場所に身を置きたいと思いました」

なぜこのタイミングでプロダクトマネジメントの立ち上げが決まったのでしょうか?

「社員が70名を超え、会社規模としてもひとフェーズ上の段階へと上がった中で、人によってプロダクトや施策について話していることが違うという事があり、組織の間で様々な認識齟齬が起こっていました。

また、部署独自のやり方が浸透しており、会社全体で共通認識を持たなければならないという課題が可視化され、全社的な型化が必要なのではないかと感じていました。今回、社長である中川さんの命を受け、プロダクトマネジメントという全社横断の新たな組織を作り、縦の繋がりだけではなく、横串で全体を俯瞰して見る組織が立ち上げられました」

会社や組織が大きくなればなるほど、組織間の壁が必ず生まれ、小さなズレがやがて大きな障壁となり、後にプロダクトやサービスの成長を妨げてしまいます。

縦割りになりがちな組織の壁を横串で見る役割を担うプロダクトマネジメントですが、実際に、『プロダクトマネジメント』とはどのような業務を行うのでしょうか?

「そうですね。私も入社後に社員全員と1on1のMTGを行ったのですが、そこでも『プロダクトマネジメントってどんなことをするのですか?』といった質問を多く頂きました。プロダクトマネジメントとは、プロダクトを成功に導くことをミッションとした組織のことです。ユーザーに価値を届けること、そして事業収益を生み出していること、この二つを担保した上で、ビジョンを掲げ、その実現に向かって組織を束ねて推進していくことが我々プロダクトマネージャーの役割であると考えています。

プロダクトを成功に導くために施策を企画し、周りを巻き込みながら様々な面で意思決定し、PDCAを回しながら推進していきます」

これまで様々なプロジェクトを立ち上げ、プロジェクトマネージャーとしてチームを牽引してきた松井さん。プロジェクトマネジメントとプロダクトマネジメントの違いとは何なのでしょうか?

「どちらもプロダクトに関してマネジメントを行うため役割が重複する部分もありますが、プロジェクトマネジメントはあくまでプロジェクトの完遂が目標であるのに対して、プロダクトマネジメントは企業がプロダクトを扱う限り継続的に価値・売上を最大化し続けるというミッションがあります。エビリーでは、プロダクトマネジメントの中にプロジェクトマネジメントも含まれていると考えています。

これまで各事業組織の中にPOグループというプロダクトマネジメント本部の前進組織があったのですが、これも組織ごとに分かれていた関係で本来の役割を果たし切れておらず、組織横断でプロダクトの成功について考えていくべきであるという考えから、全体を俯瞰して見るためプロダクトマネジメント本部の新設に至りました」


職種の垣根を越え、プロダクト志向を持ち、顧客に価値を提供し続ける集団でありたい

↑打ち合わせを行うプロダクトマネジメント本部のメンバー

現在、松井さん以下3名のメンバーで構成されているプロダクトマネジメント本部ですが、エビリーのコアサービスはもちろん、この先の未来のプロダクトの立ち上げにも関わることができる組織の成長を担う重要な部門です。

プロダクトマネージャーにとって必要なスキルとは何なのでしょうか?

「我々のミッションであるプロダクトを成功に導き続けるためには、今ビジネスをしている業界や市場、⾃分達プロダクトの仕様を理解し、プロダクトに関わる様々な人々を束ねて同じ方向を向いて進めていくことが重要です。加えて、⾃分達へのプロダクトに想いを持って向き合えるかもスキル以上に重要だと考えています。

プロダクトマネジメントは全体を押しなべて俯瞰して見ることが大切です。プロダクトマネジメント経験がある方はもちろんですが、エビデンスを元に材料を揃え、イチからプロダクトを作って伸ばしていくことを楽しめる方や、これまで開発や営業、カスタマーサクセスといった複数の職種で尖った経験をしてきた方にもチャレンジしていただけるのではないかと思います。営業、開発、カスタマーサクセスなど、様々な人々の力を借りて動かしていく力は、プロダクトマネージャ―にとって最も不可欠なスキルなのではないでしょうか」

歩き出したばかりのプロダクトマネジメント本部ですが、最後に今後の展望について教えてください。

「まずはプロダクトの状態を可視化し、課題の洗い出しを行っています。そこで浮き彫りになった課題に向けて我々は仮説を組み立て、周りを巻き込みながら推進していく、成長に導いていく役割をしっかりと実行していきたいと考えています。

エビリーはプロダクトに対する想い、つまりプロダクト志向をしっかりと持っている人の集まりですので、プロダクトマネージャーという職種の垣根を越えて、プロダクトに対する改善の声は定例やヒアリングの機会を設け、積極的に窓を開いていく予定です。常に疑問を抱き、論理的に考え、構造的にアウトプットすることを意識していく組織にしていきたいですね」

プロダクトを成功に導き続けるべく、新たなフェーズに突入したエビリー。

顧客に価値を提供し続ける、今後の企業成長にますます目が離せません。

(取材・ライター/山本エミ)

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