どんな自分になれるんだろう?
毎年の就活生がきっと何度も自分に問いかけた言葉のはず。
自分に向いている仕事を考えることも大事だけど、 社会人になってどんな大人になりたいか、どんな力をつけたいか。今日は未来の自分を考えてみませんか?
ちょっと前に大学を卒業したばかりの先輩。2017年卒で、エバーセンス新卒1期生の古賀 旺人(あきと)に、昨年7月の内定者インターンからの1年で、どんな自分になれたのか、振り返ってもらいました。
熱中することを忘れてしまった子供時代
家電の折り込みチラシが好きな人って、結構いますよね?小さい頃から新しい物好きで、「こんな新商品が出たんだ!」「高いわ!」なんて、いちいち突っ込みながら折り込みチラシを読んでいたのを覚えています。
また、家電を分解するのも好きでしたね。ラジコンも壊れてからが楽しくて、意味もなく分解してから捨てていました。親も面白がって、誕生日に自分用のドライバーを買ってくれたぐらいです。
わからないこと、知らないことに出会うことも好きだったけど、分解してその本質を知る、発見することはもっと好きだったように思います。
こんな風に、熱中することがちゃんとあったのですが、小学校高学年の時にクラスで理不尽な扱いを受けることがあり、すっかり情熱を失ってしまい…。いろんなことにやる気が持てなくなって、中学では荒れてましたね。ほとんど授業にも出ていませんでした。
自分たちの手でサービスをつくる面白さ
そんな自分に転機があったのが高校でのダンスとの出会い。いい仲間にも恵まれてどんどんのめり込んでいきました。おかげで結局授業はよくサボっていましたけど(笑)
また出身の地域が特にダンスに熱心で、集まったメンバーでダンスイベントを行うことに。6人のメンバーの中では段取りが上手い方で、ダンスを行う場所をどうするか、お金の流れをどうするか、イベントを成功させるための裏方仕事を自然と身に付けられました。
おかげで毎回イベントでは400人以上が参加。人を集めて何かをやることが面白くて、お金が稼げちゃったことに達成感がありました。収入は部費に当てて、残りは牛角で豪遊!なんて。
当時からお世話になっていた伯父が東京で広告会社を経営していて、自分でビジネスをやっていく面白さを教えてもらっていました。イベントで少人数でも価値が届けられることを身をもって実感したこともあり、大学では経営を学ぶことを決めました。
営業の数値目標がない。それでも伸び続けるベンチャー
新しい物好き×経営への興味=ベンチャー、というような考えで、在学中から様々なベンチャーのインターンに参加していましたね。プロとプロをつなぐマッチングサービスでは、いろんな業界に触れたり、世の中のニーズを社会人と同じように感じられたのが楽しかったです。
就職活動でも少人数で、自分がやったことが業績に反映される規模の会社を希望していました。ただ、「弊社は今期の売り上げ◯億円!」みたいな、事業内容よりも収益をアピールする会社説明会が多くて、経営やりたいけどお金にそれほど興味がない自分にとって違和感を覚えることも。
そんな時に、営業数値を目標に置いていないという「エバーセンス」に出会いました。
エバーセンスの面白さは、営業数値を目標に置かず、社会性のある事業をしているのに、会社が成長していること。代表の牧野さんとの面談でも、自分の「事業の目的はお金じゃない」という考えに「お金は本質じゃないよね」と受け止めてくれて、そして、「でも稼げた方がもっと多くの人にサービスが届けられていいよね」と、両方手放さない姿勢に惹かれて入社を決めました。
3人だけの新規事業に配属。熱中する先が見つかった
昨年の7月からインターンをはじめて、本当に幸運なことに、新規事業にスタートメンバーとして参加。事業を作っていくことを、こんなに早い段階から任せてもらえて、やりがいを感じました。ただ、よく世の中で聞くベンチャーの成功例は、成功した後の話。実際の新規事業はそんなに簡単に成功するものではないということも、身をもって知りました。
新規事業への記事コンテンツを提案するたびに、責任者の(佐藤)圭太さんから、「ユーザーの悩みに答えているか」「読みやすい構成になっているか」「読み手のことを考えたか」と問いかけがあります。圭太さんとは面接の時にも、ユーザーへの思いは感じていましたが、想像以上に熱い人です。
その熱さを受け取って、いつのまにか熱中する先を見つけた自分がいました。サービスに愛着を持って、時間をかけて育ててきたこの事業を育て上げたい、多くのユーザーに価値あるサービスを提供したい。どうすれば最高のサービスになるのか。
今はとことんいい記事を書き続けることが目標ですが、もう少しで独り立ちして、近い将来、事業全体を見られる人に、育てられる人になりたい。
誰よりもサービスへの愛着を持つことが、事業を育てることにつながると信じて、前へ。