こんにちは。エバーセンス人事採用担当の真辺です。
エバーセンスでは、「家族を幸せにすることで、笑顔溢れる社会をつくる」というビジョンを掲げ、妊娠から出産、育児にかかわる人をサポートする「ninaru」シリーズを中心に、家族にまつわるサービスを展開しています。
今回は、育児漫画やエッセイが読める「ninaruポッケ」というプロダクトについて、編集部の石川がコンテンツ方針を綴ってくれました。
エバーセンスの考える「いいものづくり」を、少しでも感じていただけたらうれしいです。
こんにちは。ninaru編集部の石川です。「ninaru」シリーズの各プロダクトの裏側や私たちの想いを発信するnoteをはじめました。
「ninaru」シリーズは、妊娠、出産、子育てに関わる人をサポートするプロダクトですが、今回はその中で、育児漫画・エッセイが読めるアプリ「ninaruポッケ」のコンテンツ方針について書きたいと思います。
目次
1.ninaruポッケが届けたい「笑顔」という価値
2.ママを笑顔にする2つのアプローチ
3.私たちが絶対にやらないたった1つのこと
4.正解がないからこそ、ママの悩みに寄り添いたい
ninaruポッケが届けたい「笑顔」という価値
ninaruポッケは「いつもあなたを笑顔に」をテーマにつくっているアプリです。私たちが届けたいことは、この言葉に凝縮されています。
ママの笑顔を増やしたい。
それは具体的にどういうことか? そもそもなぜninaruポッケをつくったのか。まずはそのことを書こうと思います。
ninaruポッケがリリースされたのは、2019年7月。主な想定ユーザーは、妊娠、出産、育児中のママです。
その時点で、「ninaru」シリーズのプロダクト群には、妊娠中のママのためのアプリ「ninaru」と、育児中のママのためのアプリ「ninaru baby」がありました。ninaruは出産予定日、ninaru babyは子どもの誕生日を入力していただくことで、毎日、その日のママや子どもの状態にあったメッセージや記事を配信しています。
ninaruとninaru babyでもっとも私たちが気をつけているのは、「正しい情報を届けて、ママを迷わせないこと」。だからとにかく正確性とわかりやすさに配慮したコンテンツ作りを行っていて、医師の監修記事なども多くあります。
ただ、私たちには「ninaruとninaru babyだけでは、ママに寄り添いきれないのではないか」という懸念がありました。
ninaruとninaru babyは、明確な課題、言い換えれば検索できる悩みを解決するアプリです。
妊娠中にどれくらいならカフェインを摂取していい?
赤ちゃんが38度の熱を出したらどう対処すればいい?
子どもにチョコレートをあげていいのはいつから?
このような疑問は、ninaruやninaru babyでほぼ解決できます。妊娠中や育児中の悩みや面倒を解決し、ママが笑顔になれない状態を少しでも減らすことが、ninaruとninaru babyの存在価値だと思っています。
ただ一方で、妊娠・出産・育児に関して、ママはもっともやもやした悩み、言い換えれば「検索できない悩み」も抱えています。
新生児期のお世話がつらい、ひとりになりたい。
産後、なぜか夫婦のコミュニケーションがギクシャクしてきた。
偏食だけど、食べてもらうために栄養バランスは諦めていいんだろうか。
育児書通りにやってるのに、なんで私はうまくいかないの?
こうした悩みの多くは、前述したような言語化しやすい課題より緊急度は低く、解消されないままの状態が続きがち。なかには、本人すら無意識的なストレスや不安の場合もあります。
私たちは、検索できない悩みや不安を解消するコンテンツを届けることで、ママの笑顔をもっと増やしたい。
それが、ninaruポッケをつくった理由です。