【特別対談】家族がいても女性がセカンドキャリアを築ける場所 Everforthならではの“いろいろなことがOKな空気感”がおもしろい
株式会社Everforthについて
伊藤みつよ DTPデザイナー 個人の人柄や能力をみて仕事を任せる匙加減が絶妙―CEO森下さんの人を見る目には脱帽。 北海道在住、2児の母親。過去には公益社団法人の職員としてイベント運営や経理職などの仕事に携わる。Everforthのパートナーである夫の紹介で、デザイナーとしてEverforthに参画して2年。家事・育児・仕事と、日々忙しいなりにやりがいのある毎日を送っているが、冬の雪かきだけは勘弁願いたいと思う今日この頃。
尾関日奈子 Webデザイナー 「時間も場所も制約されず フルで仕事に取り組める」 私の理想の働き方がEverforthにはあります。 東京都在住。大手製造小売業などで、Webデザインからコーディング、SNS運用、DTPなどクリエイターとして活躍。出産とともに退職し、2016年12月からEverforthに参画。学生時代には競泳で全国8位の実績を持つ(元)アスリート。現在は、子供の写真撮影や料理など、家仕事・手仕事を愛する一児の母。
五代明子 結合テスト担当(エンジニア) 子供との時間もエンジニアとしての仕事も、両方大切にしたい そんなワークスタイルを実現しています。 子供とのテニスやキャッチボールが好きなアクティブな一面もありつつ、インテリア関係が趣味な2児の母。前職などで、システムプログラムの仕事に携わった経験を活かし、Everforth歴3年。主にアプリ系のテストを担当。神奈川在住。某テレビ局の朝のドラマに出演していたディーン・フジオカ氏に、今でも胸をときめかせている。
福井美砂 バックオフィス全般 森下さんとのご縁に感謝(笑)メンバーに信頼されるEverforthの保健室になるべく、まい進します。 東京都在住。企業受付や秘書などの仕事に従事した後、結婚後はご主人と二人暮らしを満喫していたところ、生粋の明るさと面倒見の良さを見込まれ2015年9月Everforthに参画。おっちょこちょいな一面も笑顔でカバーし、「この人なくしてEverforthは成り立たない」といわれる、Everforthの母的存在。趣味のゴルフと、三代目 J Soul Brothersをこよなく愛する。
今回は、この企画初の試み、「Everforthで活躍している女性の皆さんでの対談形式」。 プロフィールもキャリアもさまざまな4名の女性の皆さんに、Everforthに参画したきっかけや 仕事のやりがい、仕事とプライベートとの両立などについて、お話をおうかがいしました。
Y: 今日は女性ばかり。お子さまにも同席いただいたりと、ぐっと華やかで明るい雰囲気です^^ 早速ですが、それぞれ簡単に、Everforthでお仕事を始めたきっかけについて教えていただけま すか。ちなみに、Everforth歴が一番長いのは、五代さんですよね?
五代明子(以下 五代) あ、そうですね(笑)Everforthでお仕事を始めてから、3年くらいになります。 私は、前職、といっても10年以上前ですが、某企業のシステムのプログラム開発の仕事に携わっていました。子供ができた際に、仕事との両立がその当時はうまくイメージできなくてさくっと退職しました。上の子が中学生くらいになったら何か仕事をしようかなとは、うっすらと考えていたんですが、ある時、ママ友の旦那様に、「こんな仕事があるけど、やってみない?」と声をかけていただいたのが、Everforthに参加したきっかけです。 その、お声がけいただいた旦那様というのが、実はCTOの浅海さんなんです。Everforthについては知らなかった(すみません)のですが、知り合いの方のご紹介だし、自宅で空いた時間にできるよというお話が魅力的で、割と軽い気持ちで始めてみました(笑)。
福井美砂 (以下 福井) 五代さんとは私、1年以上前かな、オフィスでお会いしましたよね? 私、月に2,3度程度オフィスに出社するんですが、なかなかこうやってお会いできないですもんね~。 ちなみに、五代さんの次にEverforthに入ったのが伊藤さんで2年程前。2015年9月頃に私で、それから、2016年の12月に尾関さん、という順番です。
Y: まとめてくださってありがとうございます!ちなみに福井さんは今、Everforth全体の総務的なお仕事をされていて、 「Everforthの保健室」としてご活躍ですが、参画のきっかけは?
福井: 私、取材前にもお話した通り、ほんっとうに今まで、のんびりと生活してきたんです(笑) 結婚前には企業の受付や秘書などのお仕事をしていたのですが、両親が海外に住むことになって、私も数年海外に。戻ってからも、年に数回向こうに行く必要があったりしたので、お仕事は、不定期で家庭教師やクリニックの受付をしていました。 そんな時たまたま、CEOの森下さんに自由が丘のバーでナンパされたのです。ナンパと言うか採用目的で口説かれました(笑)「時間も自分で調整できるし、自宅でできる仕事があるよ」と言われて、ちょうど新しいことをやってみてもいいかな~と思っていたこともあって、割と私も軽い気持ちでお返事したところ、すぐに、「じゃあ、うちの経理お願いします」なんてことになりまして(笑)。 とんとん拍子に話が進んでというか、気が付いたら、Everforthの総務・人事・経理など、バックオフィス関係全般を担当させていただくことになって、今に至ります。 ものすごい偶然の出会いと、森下さんの採用方針の面白さとか、いろいろなことがあって、今こうして皆さんとご一緒しているわけですが、今はEverforthの仕事に携わることができたことに深く感謝しています。 いや本当に(笑)。
伊藤みつよ(以下 伊藤) 確かに!森下さんの「人を見る目」って、すごいですよね。まさにこれが、経営者としての資質でしょうか。 私の場合、Everforthに参加したきっかけは、Everforthのパートナーとして仕事をしていた主人から、「こういった仕事、やってみない?」と声をかけてもらったこと。今は主に、紙媒体のデザインに携わらせていただいているのですが、正直デザイナーとしてきちんとスキルを積み上げてきたキャリアはなかったんですよ。 長男が小学校に入学するまでは、イベントの運営や経理、資料制作といった仕事に携わっていました。ですので、Everforthでお仕事をする以前は、デザイナーとは異なるキャリア。森下さんはでも、私のそういった経歴も含めて、「これならできるのでは?」という絶妙の匙加減で、デザインのお仕事を依頼してくださったんです。なかなか他に聞かない話ですよね! Everforthに参加して約2年。今は、コーポレートやサービスのパンフレットの、修正や入稿データの作成などをメイン業務に、紙媒体のデザイナーとして色々なことにステップアップしながらチャレンジさせていただいています。
Y:伊藤さんのお住まいは北海道…ということは、完全なリモートワークのスタイルなのですよね。
伊藤: はい、そうですね。主人はたまに自由が丘のオフィスにお邪魔していて、ずるい!と思っていますが(笑)子供もおりますし、今は自宅がマイオフィスです。
五代明子(以下 五代) 私も基本は自宅ですね。業務についてプロジェクトリーダ―の方に教えていただく際に出社していた時期もあるのですが、オフィスに伺ったのはかなり久しぶりです。今日は、同僚の皆さんにお目にかかれて、しかも離れたところにいらっしゃる伊藤さんとも、こうやって顔を見てお話ができたりして、とても新鮮です! あと、やはり女子トークは楽しいです(笑)
尾関日奈子(以下 尾関) 私も、オフィスにお邪魔したのは初めてです。今日は息子が一緒でにぎやかになってしまっておりますが…(笑)私は前職までは、全国にフランチャイズチェーンを展開する、大手の製造小売系企業のマーケティングの部門で、主にSNSの運用管理業務全般を担当していました。 当時は2000万人というフォロワーを対象にした情報発信を担当していて、労働時間がものすごく長くて。月の残業が100時間をゆうに超えたり、ということも普通にある仕事だったので、この仕事を子育てと両立することは難しいな~と思って、退職したんですね。 産後、少し生活も落ち着いてきたので、自宅でできるWeb制作のお仕事を探していたところ、「Wantedly」で、Everforthのお仕事を見つけたんです。勢いのある会社さんだなというのと、いろいろなワークスタイルを実現されているところにひかれて応募したのがきっかけですね。
全員: えーー!残業が月100時間!!それは続けるとなるとキビシイですよね~。
Y: いくらやりがいのある仕事でも、物理的に時間拘束されてしまうお仕事だと、継続したキャリア形成も難しい ですよね。そういう意味では、今のEverforthでの勤務時間や働き方は、ご自身の生活スタイルに合っていると思いますか?
尾関: はい、私にはとても理想的ですね。何がすばらしいって、仕事のデッドラインとアウトプットの質を保持することはもちろん前提ですが、時間も曜日も、自由に調整できるところ。特に、私のように、「子供、特に乳幼児がいるけど、フルに働きたい!」という人にとっては、時間に融通がきく仕事というのは、探してもなかなかないんですよ。 最近では、「フルリモートワークOK」で求人している企業様も目にするようになりましたが、そういうところも、ふたを開けてみると、「〇時から〇時まではPCに張り付いてください」というところが割と多くて。 それって、本当の意味でのリモートワークなのか?と疑問だったのですが、Everforthは、時間も場所も完全に個人の裁量性。今は、朝の8時から10時まで仕事して、子供と遊んで、また12時にお昼寝した後に続きをやって…という形で、プライベートの合間の時間を使って、「1日約8時間」の仕事をコンスタントに続けています。 後、曜日も自由なので、土日でも仕事ができる!PCに触るのが好きな私にとっては、ありがたいですね。
福井: 私は、自宅とEverforthのオフィスが同じ街なのでオフィスに行こうと思えば行けるのですが、基本は、出社は月2,3日で、それ以外はリモートでやらせてもらっています。仕事で関わることの多い曽根さんが出社される時になるべく行こう、という以外は自由にやっています(笑)。勤務時間でいうと、空いている時間帯や主人の就寝後の時間を有効に活用している感じです。一般的には、「朝から夕方までが勤務時間」という方が多いと思いますが、私の場合(日によりますが)日中は、趣味のゴルフや仕事の関係で帰宅時間が早い主人との時間にあてたいんですね。仕事とプライベートを自分で調整して両立できるー。そういった働き方が実現できるところも、この会社で働く大きなメリットだと感じています。 ただ最近、Everforthもお仕事をお願いする方が一気に増えたこともあり、契約書や給与関係の仕事から、新しく入られた方などへのフォローアップなど、細切れですが、ずっとチャットを見ている感じになっています(苦笑)。 Everforthは、基本コミュニケーションがチャットワークなので、どこにいてもデバイスがあれば仕事のやり取りが見えてしまうんですね。今は全然苦ではないのですが、もしかするともう少し、自分で時間管理したほうがいいのかなぁ、と思うことはありますね。
五代: 私の場合は、時間帯でいうと、子供を送り出してから帰ってくるまでの、10~11時頃から15時頃までや、習い事の時間の合間とかに数時間仕事をするというスタイルで、プライベートとの両立を自分の判断でできているかなと思っています。 昼間時間を作るのが難しい場合は夜にシフトできたりするのも、フレキシブルに働くことができるEverforthならではかなと。
伊藤: 私も、尾関さんのお宅と同じくらいの乳幼児がいるので、夜も含めて、合間合間に時間を作って仕事をしています。仕事量はその都度異なるので、ボリュームがある際や至急かなという案件では、子供たちが眠った後に、集中して対応しています。 Everforthのいいところは、皆さんがおっしゃるように、個人の裁量のもと仕事を段取りし調整 して、ということを尊重してくれますし、高いレベルのアウトプットを出していく、というシンプルな目的を大事にしているところですね。 それぞれやっている仕事は違うのですが、チャットワークを見ていても、皆さん真摯に仕事に向きあってらっしゃるのがよくわかるチームなんですよね。
Y: 確かに、自分で責任を持ってタスクを積み上げる、ということを、Everforthで働いているメンバーの方は皆さん、お一人おひとりが実現している会社ですよね。そういったところがEverforthの魅力でしょうか
伊藤: そうですね。そんな魅力ある風土も、何となく、森下さんイズムというか、森下さんDNA的なものが大きい気がしますね(笑) 森下さんの、「新しいことを社会に」という思いや、働き方への考え方や理想が絶妙にマッチして、それを好きな人が集まって、みんながそれぞれに個性を活かして働く。そんなことを実現できているのが、Everforthで、そこに魅力を感じます。 後、Everforthは本当に「個人の発言」にきちんと耳を傾けるんですよ。以前の会社では、一人がどんなに発言しても、それが組織の活動に活かされることはまれだったのですが、森下さんはじめEverforthのメンバーの方は、経営層も業務委託の方も新しく入られた方も関係なく、意見や発言をするとそれにみなさんがきちんと向き合って答えてくれるんです。いつでもだれでも、気になることは自由に発言して議論できる土壌があるんだなと、いつも感じますね。
Y: 『森下さんDNA』 ! 絶対ありますね(笑)皆さん、森下さんのこと慕ってますよね(笑)
福井: 私も含めて、森下さんと話して一緒に仕事をしてみて、Everforthが好きで…という雰囲気は会社全体にありますよね。でも森下さん、起業家として仕事はあんなに天才にも思えるのですが、プライベートは案外お茶目というか(笑。これは秘密です)。 プライベートもEverforthメンバー全員に公にすることも全然厭わないんですよね~。フランクというかおおざっぱと言うか…。そこも愛すべきところなのかな(笑)
尾関: 時間と場所にとらわれず、自分のスキルを磨いていける環境はEverforthならではだな、と感じますね。 個人的には、ゆくゆくはプログラミングも含めたWebの全体設計ができるようなマルチクリエイターになりたいと思っているんです。Everforthは、そういう「なりたい姿」に向かって、道筋をつけることができる場所だなー、とも思っています。
五代: 既婚や子育て世代の女性にとって、仕事の内容と時間と、やりがいなどをすべて満足ができる、という仕事はそうそうないですよね。そういう意味でEverforthは、子供や家族がいて、その時間軸を大切にしたい私にとって、理想的なワークスタイルを実現できる場所なんです。 限られた時間ですが、自分のスキルを活かして、また時に勉強を重ね、新しいことにどんどんチャレンジさせてもらえる。そういう仕事に携わることができたことに、ありがたい気持ちとともに、面白さを感じています。
福井: 私の場合、キャリアをつなぐ、という感じで決めた働き方ではなく、ご縁があって…、というところが大きいのですが、私の資質を直感(?)で見て、仕事をお願いしてくださっている森下さんは、すごいな~と今更ながらに思っています。 私が最初に森下さんとお話した時、「この会社は、エンジニアの人が多い。エンジニアという職業柄、しかもリモートとなると、それぞれの場所で時に孤立してしまうメンバーも出てくるはず。そういう人たちが悩みを打ち明けられるような存在になってほしい」と言われて。 前にお話ししたように、昨年からこの「Wantedly」で求人を始めてから、Everforthでお仕事をされる方が一気に増えたこともあって、森下さんが私に託してくださったこのミッションを、きちんと遂行していかないといけないなと、今は責任も感じています。 余談ですが、現在のEverforthの組織規模でいうと、社員13名、パートナー会社様と、実際にお仕事をご一緒していただいている個人委託の方が約40名弱、です。 現在はCBOの曽根さんと一緒に日々、皆さんが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、皆さんに信頼される“保健室”になれるよう、一つひとつの仕事を丁寧にやっていこうと取り組んでいます。
Y: 皆さんが、自分スタイルでお仕事ができ、そこにやりがいと未来性を感じている、というのがひしひしと伝わってきましたが、逆に、女性の視点で「こういうことがEverforthにあるといいな」というものがあれば、お聞かせ願いたいです
五代: お仕事としては十分面白さを感じているのですが、そうですね…。 リモートワークスタイルだからこそ、時間の制約がなく自由にお仕事できていますが、たまに今日みたいに集まって、仕事に関係あったりなかったりするお話ができると楽しいかもーと、思いました(笑)
Y: 会社勤務の時って、こういう女子トークが何より楽しかったりしますもんね(笑)
伊藤: 皆さんも同じところがあるかなと思うのですが、私の場合、Everforthでのお仕事は「個人」ベースなんです。お仕事自体は、直接森下さんやそのプロジェクトリーダーからご依頼いただくので、組織像とか会社の現状を知らなくても、仕事は遂行できます。 そういう意味では仕事に専念できる良い環境なのですが、自分のやっていることがどこにつながっているのか、ということを知る機会があるといいなぁ、とは思ったりします。 今Everforthがどうなっているのか。組織図やそれぞれの担当・役割について紹介いただける機会があると、自分の組織の中での立ち位置もより明確になりますし、そこをベースに改めて仕事に向かい合える気がします。 (注:というわけで、Everforth組織の全体像を作成してメンバーに公開しました。)
Y: もしかすると、同じようなお仕事をされている方や関連性のあることに携わっている方がいて、その方に何かお話を伺うことで、仕事の内容が充実していく、ようなこともあるかもしれないですしね。
尾関: オフィスに集まらない集団だからこそ、会社がどこに向かっているのかということを、みんなが同じだけ共有できる場所があると、Everforthの中で自分が携わっている仕事の意味も、自分自身で深まるかなーと思いますよね。 Everforthはエンジニアの方が多いので、プログラミングなどの領域もゆくゆく携わっていきたい私にとっては、そういう方々とご一緒できる環境、というのも非常に嬉しいんですよね。
福井: こういう皆さんのご意見をお伺いできる、今日みたいな時間も会社としても貴重です。ぜひまた近々、「拡大版女子会」を開催しましょう! (笑)