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エンジニアとして “未来が近づく“仕事ができるわくわく感

株式会社Everforthについて

インタビュアー: 吉次

Y:株式会社Everforthに入社する前について教えてください

北海道生まれ、北海道育ち。今も北海道在住の、生粋の道産子(ルビ:どさんこ)。大学では情報工学を専攻。卒業後は、東京のシステム開発の企業や地元のメーカーなど数社を経験しましたが、自分で事業をしていた時期も含めて現在まで一貫して、「エンジニア畑」を歩んできました。 Everforthに参画した頃は、「ゆけ!勇者(※)」という、オンラインのゲームを開発する個人事業主でした。ゲームをする方はわかるかと思うんですが、基本的にオンラインゲームってものすごく時間をとられるんですよ。『時間がなくても楽しめるゲームを作れたらいいな』と会社勤務と並行して開発したのが、「ゆけ!勇者」です。2010年にシリーズ第一弾をリリースしてからあしかけ5年以上。おかげさまで、ダウンロードは70万を超え、たくさんの方に愛されるゲームに育ちました。

Y:ゲーム開発当初は、お仕事と並行されていたんですよね。

そうですね。それから、2010年ごろかな。家族との時間とか、プライベートと仕事の比重を考えたとき、独立してもやっていける自信がついたなと、個人事業主として専念しました。やりがいがあり、自分の知的好奇心も満たす仕事ですが、ゲーム開発はあくまでも「自分が楽しくやりたい仕事」。でも、事業主としての立場としてはそうはいっていられない時もある…と感じていたころに出会ったのが、CEOの森下さんです。 もともと、エンジニアの世界で有名だった現CTOの浅海さんが、2012年にEverforthにジョインしていて、そのタイミングで知人の紹介で森下さんと話をする機会があって。「面白い人だな」という第一印象だけでなく、「世界中の情報を収集・整理し、つながりを最適化する」というビジョンに共感したことが、Everforth参画の理由です。 (※)「ゆけ!勇者」 の詳細はこちら➡  http://www.xhachiapps.com/

Y:八戸さんはお子さんが二人いらっしゃるお父さんですよね。

育児など、ご家族と一緒の時間と、Everforthでの仕事、どのように両立されているのでしょうか? 前述の事業主のころから自営業だったので、基本的に仕事は「自分で時間をハンドリングする」というスタイルで、一般的な企業に勤務する方よりは家族との時間もフレキシブルにできる面が多い方だと思います。これは、Everforthで仕事をしている現在も、それは変わっていません。 今は、上の子が小学生、下の子が幼稚園で、平日は、朝子供を送ってから夕方にお迎えに行くまでを、おおむね仕事の時間にあてているので、一般的な「平日勤務」と変わらないと思っているのですが、子供が風邪をこじらせてしまった時などは、今みたいに家で仕事ができること、時間が自由になることのありがたみを感じます。

Y:それは本当にいいスタイルですよね。普通の会社だと、お子さんの事情で急きょ帰らないといけない、とか、会社側にお願いするのは大変ですものね……

本当に。仕事の調整だけでなく同僚にも気兼ねをするし、何かとマイナス要素が多いですよね。でも、今は基本的に一日の勤務時間や休日の管理が自分でできるので、仕事とプライベートを区別しやすく、その意味でストレスがないですね。特に、インフルエンザなど長期の療養が必要な際は、このワークスタイルの柔軟性を実感します。 他の企業も似たようなところはありますが、Everforthは、勤務体系も時間も、個人で(必要なプロジェクトがあれば、そのメンバーと)決めていいんです。上司に承認をとって…など、不要です。そもそもEverforthには上司という考え方はないですが(笑)。全体のプロジェクトとの兼ね合いも含めて自己調整できるというのは、他の仕事をしている人にとってもプラスの要素だと思います。Everforthのミッションの、「好きなことを見つけ 好きなことができる世界をつくる」は、仕事とプライベートとの両立もかなえるものだと思います。

Y:現在のEverfrothでのお仕事について教えてください

主に、会社のメインミッションである、情報の整理とプラットフォーム作りとしての「SRO(Social Relationship Optimization)」関係のシステム開発など、さまざまなサービスのプログラムやシステム周りのことに横断的に関わっています。Everforthでは、仕事の仕方も、プロジェクトや職種・専門領域によってさまざまなのですが、私は固定のチームで仕事をするというより、「システム周りのいろんなことをやっている人」、として存在しています(笑)。

Y:「いろんなことをする人」って、会社にとっては、とても重要な気がします。 八戸さんは、Everfrothのどのようなところに魅力を感じているのでしょうか?

そうですね……。たくさんあるんですが、CEOの森下さんの理念が、会社の雰囲気や仕事の仕方に大きく影響を与えていて、そこに私はとても魅力を感じています。特に上記でも触れた「SRO」は、無限の情報が入り乱れる現代において、その情報を整理し、必要な情報を必要なタイミングで誰もが取得できる環境・情報を最適化できる未来を作っていくという、思いの部分です。 森下さんがすごいと思うところは、「仕事に人を当てはめる」のではなく「その人ができる仕事を会社が作っていく」という、なかなかほかに類を見ないマインドです(笑)。個人のスキルや経験を最大限に活かすためEverforthとして何ができるのかという方向で考えているので、このCEOなら何かおもしろいビジネスを一緒に作ってくれるんじゃないかな、という気持ちにさせるところが、個人的なモチベーションにもつながるところです。 (もちろん、個人個人のスキルや専門性の高さがあってこそ成り立つものですが)

「人を会社に合わすのではなく、人に会社を合わせていく」ー「自分を生かすための会社」 それがEverforthでしょうか。

Y:すごい!それは一般の会社にない、画期的なポイントですね。

そうなんです。そこが本当におもしろくて。もちろん、ベンチャーならではのスピード感もあります。うまくいかないこともありますが、「やってみよう」精神とフットワークの軽さは、エンジニアとしても非常に挑戦のしがいのある土壌だと感じています。

Y:これからやっていきたいことについて教えてください。

今は、SROを実現するために重要な位置付けの「データのリレーションを最適化するプラットフォーム」のチームリーダーを任されているのですが、その開発をスピードアップしていきたいと思っています。Everforthの中でいうと、人気作家の「記事単位の作品」をお届けしている、コンテンツパブリッシングプラットフォームである「mine(マイン)」での展開が第一段階かもしれません。 ブログなどもそうですが、たくさんある情報の中から自分が読みたいもの、ほしい情報を探すのが非常にストレスフルです。しかも、不特定多数のブログを検索して取捨選択することもやらないといけない……。 私たちは、そういった一つのWebサイトで完結できない多くの情報と、個人の傾向やニーズのデータを収集してそこにあるアルゴリズムを解析し、ある情報とそれを必要としている人たちとをつなげていく=最適化する場所を作っていきたいんです。大手の買い物サイトでも「リコメンド機能」のようなものはありますが、正直、私はそこで紹介されているものは買ったことがないんですよね(笑)。この背景には、ニーズとの微妙な違いをシステム化できていなかったり、そもそも人に何かを進められることに違和感を感じたりと、さまざま要因があるのだと思いますが、そういった情報とユーザーの“微妙なすれ違い”を解消していきたいなと。 あくまでもさりげなく、「レコメンド」されているという現象さえ気がつかない程の精度で、その人と情報とを結びつけていきたいと考えています。

Y:わかります!私も、今の「レコメンド」を信じていないので(笑) 「情報の最適化」、ぜひ、実現してほしいです!

がんばります(笑) 最適化できる環境を作っていくことは、私にとっては「未来に近づく」ことです。 新しいことにどんどん挑戦していける今の環境は、モチベーションという観点からも常にアグレッシブでいられる最高の働き方を実現できる場所でもあります。Everforthという会社の働き方は守りたいとは思っていますが、たとえばこれからどんどん大きくなっていった時でも、きっと今の働き方は、カタチを変えてさらに洗練されたものになっている、と信じています。 Everforthの未来と、エンジニアとしての可能性を広げていくことー。 ここから先に、どんな“わくわく”があるのか。そこに向かっていけることがとても楽しみです。

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