こんにちは!Pairsのプロダクトマネージャー(以降PdM)をしている田代です。今回は、エウレカに新卒で入社したのち、ジョブチェンジを経てPdMに転身した私から見たエウレカのPdMの魅力をご紹介したいと思います。
まだまだPdMとしては駆け出しですが、PairsのPdMの魅力をみなさんにお伝えできればと思います!
経歴
- 2018年4月:新卒入社、Strategy Teamに配属
- 2020年5月:Brand Teamに異動
- 2021年1月:PdM Teamに異動
元々別の部署にいた私がジョブチェンジしたきっかけは、2020年12月のPdMポジション公募です。CPO就任に伴ってプロダクト組織を再編し、PdMポジションを社内で公募するとのアナウンスがありました。もともとプロダクトに興味があった私は「これはチャンス!」と思って公募に参加し、晴れて翌年からPdMとなりました。
2021年に入ってから異動になったので、PdMになってからまだ日は浅いですが、すでに毎日とても楽しく働いています。
今日は少しでもその楽しさをお伝えできればと思います。
自分から見たPdMの楽しさと難しさ
(*プロジェクトチームの朝会でお互いのコンディションを確認するために実施している“ファイブフィンガー”の様子)
今まで、様々な部署を通じてPairsと向き合ってきましたが、PdMとして取り組む中でいくつか新たな楽しさを発見できたので、ご紹介したいと思います。
ユーザーにフォーカスすることは楽しい
戦略チームでは事業成長の視点から、ブランドチームでは新規顧客獲得の視点から、Pairsに向き合ってきました。過去の部署で向き合った問いは、こんな感じです:
- どうすれば市場がより成長するか
- どうすれば市場の中でPairsが勝てるか
- Pairsの価値や素晴らしさを消費者にどう伝えるか
一方、PdMになってからは、ひたすらユーザーの視点に立つことを求められます。
PdMとして向き合う問いは、こんな感じです:
- 恋愛をしたい男女は、日々何を感じ、何を考えているのか
- どんなプロダクトを作れば、ユーザーはかけがえのない人と出会い、恋できるのか
(あるいは、恋したいと思えるのか)
ものごとをみる視点が、ユーザーにグッと近付いた感覚があります。
そして不思議なことに、「ユーザー」に焦点を絞って深く理解しようとすればするほど、「市場」や「事業」の本質もよりクリアになってきた気がします。これはとても楽しいです。
「売上を作る」ことがどういうことか、少しずつ見えてきた
「ユーザーの困りごと」、つまり「お金を払ってでも解決したいこと」を突き詰めて考えるのが習慣になったことで、新機能や施策のアイデアひとつをとっても「これが売上につながるか」という答えを肌感覚的に掴めるようになってきました。
どんなユーザーが、どんな課題を抱えていて、どれくらいいるのか。このような問いを、異なる角度から繰り返し思考していくと、少しずつ「これは小さそう」「これは大きそう」のイメージが掴めてきます。
それにより、単に「ユーザーの困りごとを解決する」だけでなく「ユーザーの困りごとを "ビジネスとして成立する形で" 解決する」ことが難しいかも実感しています。
PdMとして、今後はそのあたりをうまくできるようになりたいです。
自分の時間の使い方で物事が大きく変わってしまうヒリヒリ感
以前よりも時間の使い方を意識するようになりました。
当たり前ですが、リソースは無限じゃありません。
限られた時間と工数の中で、ユーザーが「競合よりもPairsを選びたい」「この月額料金を払ってでも使い続けたい」と思える体験を作れなければ、売上は落ちてしまう。
そう考えると、「何を作るか」を決めるPdMは、仕事中の自分の脳みその使い方に、緊張感を持たざるを得ません。
PdMが作るものを決めたら、チーム全体がそれに向けて動きます。
仮に【PdM 1 / デザイナー 1 / エンジニア 4】の6人チームで3ヶ月かかる機能を作るとするなら、6人×3ヶ月分の給料を預かった決定になるわけです。(しかも、実際にはもっとたくさんの部署が協力してくれます)
異動当初は「もっとこだわり抜きたい」「慎重に検討したい」と考えがちでしたが、そうしていると実際に機能を作る時間が減ってしまったり、デザイナーとエンジニアが手を動かさない「PdM意思決定待ちの時間」を生んでしまいます。これは一番もったいないことです。
このヒリヒリ感に最初はどう対処していいかわかりませんでしたが、最近は「この期日までは全力で検討するが、期日がきたら迷いがあっても決めきろう」と思うようになりました。
知識としてのみ知っていた、アジャイル開発の「考えてもユーザーがどう反応するかは結局わからない。早く作って出して、反応を見たほうがいい」の真意を、ようやく実感できてきました。
多少の迷いがあっても決める、そして前進する。
それが、長期的な目線では、より多くの & より大きな価値を届けることになる。
今はそう信じて仕事するようになりました。
PairsのPdMの魅力
続いて、PairsでPdMをするからこその、他にはない楽しさについてもご紹介したいと思います。
「恋愛」という事業領域
恋愛をプロダクトにするのは難しく、そして楽しいです。恋愛そのものが楽しく心踊るものなのだから、それを届けるプロダクトをつくるのが楽しくないわけがありません。
恋愛をしなくても人生はすばらしい。だけど、人を好きになることはやっぱり素敵なことだし、他にはない喜びをくれると思っています。そんな恋愛を多くの人に体験していただけるよう日々試行錯誤しているのですが、これは他の業界にはない面白さだと思います。
業界や組織のタイミング
マッチングアプリ市場は、私がエウレカに入社した2018年ごろからめまぐるしい変化と成長を経て、最近ではようやくプロダクトの型のようなものも確立され、安定してきました。今後は、いかにプロダクトを進化させて、安定した市場をどこまで拡大できるのかというフェーズになるのではないかと思います。プロダクトづくりにおいてはとてもアツい時期です。
そんななかでPairsも業界No.1として、どんどん新しいことに挑戦していこうとしています。エウレカは今までCxOはCEO・CMO・CTOの3名体制だったのですが、昨年9月にCPO(通称Kazさん)が新たに就任し、組織としても改めてプロダクト開発の強化を図っていくことを決めました。
また余談ですが、Pairsのロードマップ実行担当のPdMは現在私を含めて2名で、1人あたりの裁量がかなり大きい状態です。挑戦する機会も溢れていますし、今のエウレカは成長したいPdMにとって大チャンス期間です…!
ちなみに、エウレカではPdMを絶賛積極採用中です!!気になる方はぜひこちらからご応募を☺️
最後に
アメリカの「最高の仕事ランキング」たるものがあるらしいのですが、PdMはなんと3位だそうです!
この世にある無限の仕事の中で、まさかの3位。
ランキングの評価基準は
・求人数
・満足度
・給与
の3つだそうですが、PdMは【求人数】と【給与】が人気ランキングTOP3中で一番高いんだそうです。つまり、PdMは多くの企業が求めている人材であり、またお金を出す価値があると企業に思われている人材と言えるんじゃないでしょうか。
ちなみに、満足度の指標が他の職種と比べて低いのは、それだけPdMの仕事はDemandingなこともあるからだと思うんですが、エウレカのPdMチームにはそれすらも楽しめるメンバーが揃っていると思います。
エウレカのPdMに少しでもご興味がある方は、まずはぜひお気軽にエウレカの話を聞いてみてください〜!
===
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
エウレカのプロダクトマネージャーチームでは、新たなメンバーを募集しています!私たちと一緒に『Pairs』を、アジアを代表するオンラインデーティングサービスに成長させたいという方は、ぜひエントリーください。
たくさんのご応募、お待ちしております!