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【View】Visonアップデート|未来志向の組織構築へ〜MVVV更新:後編〜

こんにちは!エスタイルで広報支援をしているフリーランスPR・山口です。

エスタイルの「MVVV(ミッション・ビジョン・ビュー•バリュー)」が刷新されたことを受けて、前回は新Valueについてのお話を星ちゃん・ポアロにうかがいました。(MVVV「Value」更新

今回は、新Visionに関するお話を宮原代表に伺いました!


メンバーの声を受けて新たなステージへ

ー前回のお話で、MVVV「Value」更新はメンバーから声があがったと聞きました。

そうですね。メンバーから「旧Valueだと行動基準に落としづらいから、もっと具体化したい」といわれました。正直いうと、変えたくなかったんですよ。なぜなら、当時すごく思い を込めてValueを決めたし、自分の心の中で常にセットしてきた言葉なんです。それを変えるのは躊躇しました。

だから、彼らに聞いたんです。「会社の行動指針にあたる”Value”を変えるのは、とてもインパクトがあること。その責任感を背負っていく覚悟はあるのか?」と。

そしたらまっすぐ前をむいて「はい、あります。」というんです。それを聞いたら、私も断るわけにいかないですよね。しかも、”みんなが行動に体現出来るものに設定したい”という志は、応援したいと感じました。ただ、Valueは一度変えたら5年間ほど変えられないものだから、責任感と覚悟を持ってやっていこうね、という話をしました。

ー具体的に「コレクティブが腑に落ちない」といった声もあったようですね。

はい。コレクティブって、そもそもあまり馴染みのない言葉かもしれません。簡単に言うと、チームワークなどのニュアンスで使われることがありますが、エスタイルではそれぞれのジャンルでスペシャリストが集まる『知の集合体』という意味で使っています。例えば、映画「オーシャンズ11」みたいに、ユニークな知識を持つスペシャリストが集結して難題な案件を解決しますよね。そんなイメージで、それぞれの持つ知識が集結して大きなシナジーを発揮することを、エスタイルは目指しています。それを表現する言葉として、コレクティブを使いました。

現代はフリーランスでも働きやすい時代になりましたね。それでもなお、企業で存在することの意味は、メンバーそれぞれがコミュニケーションで補完し合えば、1+1=2 以上の大きなものに出来ることではないでしょうか?単純に一人でやるよりも、集合体としていろいろ議論を出し合いながら形にしていくプロセスに、ものすごく価値を感じています。

1人1人の能力が高いことは理想ですが、さらに仲間として共創する。その意識こそが、大事です。本来、人類がもっと相互に協力しあえば、争いなんて起きないはずなんです。企業としてのちっちゃな単位かもしれないけれど、まずはエスタイルで理想的な世界観を実現する。それを、まるでゲームをするかの感覚で楽しく実現していきたいのです。もちろん、メンバーにもそれを楽しんでほしいと願っています。


コウキシンで、AI/DXのあらゆるレイヤーを網羅する

ー新Vision『コウキシン駆動の “Full-Stack DX Company”になる』について教えていただけますか?

まず「コウキシン」という言葉は、元々社内で幅広く使っていたため、ESTYLEらしさを表現するためにも残しました。そこに、外的動機による介入を受けることなく、みずから行動するといった意味から「コウキシン駆動」という言葉を使いました。「Full-Stack DX Company」は、現状エスタイルがAI/DXプロジェクトの上流から下流まで回せるスキルセットを備えた会社にまだなっていないんです。だから、これからメンバーみんなでスキルを身につけ、網羅することを目標にかかげています。

ここにある通り、まるで世界地図を網羅するかのような感覚で、全社として必要なスキルをグループに分けて統治していきます。まず、必要なスキルセットをまとめた全体スキルマップを作成し、それをもとに各グループ / 社内横断PJ等で分割。TMとPJLはさらにメンバーごとに分割し、各々の個人スキルマップ拡充に向けてマネジメントを行います。


ストラクチャの柔らかい組織で、”会社づくり”を共にする

ー「 社内横断PJ T」とは、例えばどんなものですか?

これは、”いま会社にこうゆう機能が足りてない”というものをメンバーが提案し、PJTを発足していきます。例えば、人事制度やスキルの整理、ブランディングなど。エンジニアのメンバーが兼任する形で、こういったPJTを進行していきます。

このMVVV更新も、まさにそのPJTの一つですね。途中で一部のメンバーがモチベーション低下するなどのトラブルに見舞われることもあります。しかし、PJTを進行していくこと自体が、小さな会社を経営するのと似ているんです。こうした活動を通じて、業務以外のスキルも身につけて欲しいのです。

ーなぜこうしたPJTをやろうと思ったのですか?

『ストラクチャーの柔らかい組織』を作りたいんです。”雇われたから働いている”という感覚ではなく、”会社づくりをみんなで一緒にやっている”という感覚。そのほうが、絶対楽しいし、成長できるのです。たとえば、飲食店ってオープニングメンバーはすごい集まるんです。みんなでこのお店を繁盛させていこう!というエネルギーに満ちている。けれど、次第に考えないで動くだけのオペレーション業務になり、スタッフは離れていく。そうはなりたくないのです。

会社は常に変わっていいものなので、全員参加のオープニングスタッフのような感覚で一緒にやっていきたいのです。もちろん、楽しさだけではない多少の責任や大変さも伴いますが、責任に見合った成長は確実に得られます。

ー宮原さんの立場で気をつけてらっしゃることはありますか?

大きな方向性を誤らないように気をつけています。厳しいルールでガチガチに固められた会社よりも、組織はより柔軟かつフラットになっていくと予想されます。エスタイルは未来のカタチに即した企業でありたいので後者の姿が理想です。しかし、大きな方向性だけは間違えないように指し示したいです。そういった理由から、ときにトップダウンでお願いすることもありますが、偏りのないよう上手く調整したいですね。我々の競争力の源泉は「コウキシン」 ですから。

この前、妻と付き合って10周年の記念日だったんです。食事しながら、過去の想い出話をしていました。その時”振り返り”は大切だと思いました。人って与えられたものをあたかも当然のように思ってしまいます。そして、今ないものにばかり目がいく。けれどそうではなくて、いまあるものを再認識するってやはり大切だよねと。改めてエスタイルも、いまある価値観を大切にしていきたい、そう思っています。


「個人の幸せ」と「社会の幸せ」が調和する部分を追求する

ー今後どのようにMVVVを浸透させていきたいですか?

まず、この新MVVVを浸透させることで、社内に新しい流れを起こしたい。

それと同時に、どういった状態が目指す姿なのかを具現化します。まだ模索中ですが、MVVVのステッカーを作って、みんなの目につくところに置いておくなどのアイデアも出ています。ただ、これにはまだ議論の余地があります。

あと、”絵に描いた餅”にならないようにしたいです。例えば、お部屋の掃除も週に一回は掃除機かけたり、半年に一回は電球確認したりしますよね。それと同じで、日頃から磨くことが大切だと思っています。

ー作って終わりにはしない、ということですね!

最近、若いメンバーと接するなかで思うことがあるんです。

20代のメンバーは比較的「会社に頼らない 」「依存しない」といったプロフェッショナルな思考を持つ子が多いということ。あとは、「環境」とか「サステナブル」なことも好きですね。比較対象として、我々のような昭和カルチャーが残る世代の場合、 社会のために多少の自己犠牲をはらったりとか、自分たちの快適さのために自然によくないこともした。けど、今はそうではないんですね。

ですから、我々の世代と若い世代がうまくつながるように調整したいんです。若い子たちにとっては恐らく、「自分の幸せ」と「社会の幸せ」がイコールでつながることが理想なんじゃないかと思います。そんな理想形を、エスタイルでは築いていきたいです。


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