「日本をAI/DXで元気にする」をミッションに掲げ、躍進するデータサイエンス事業部。その魅力に迫るべく、ESTYLE編集部が代表取締役の宮原智将氏にインタビューを行った。
ESTYLE誕生のきっかけや当時の思い、メンバーに期待すること、今後の展望を聞いた。
戦国武将のようにアツく生きたい
― 宮原さんが起業に至ったきっかけは?
最初に経営者になりたいと意識したのは、中学2年生のときでした。司馬遼太郎の国取物語を読んで、戦国武将に憧れたのがきっかけです。「どうしたら戦国武将のようなアツい人生を送れるだろう」と考え、「経営者」を意識するようになりました。
― 経営者になるまではどんな道のりを?
大学を出て、コンサルティング会社に就職しました。そこで3年ほどコンサルタントとして働きながらビジネスを学び、ESTYLEを起業しました。
― 元はエステ店舗の開設・運用をする事業を?
そうですね。美容業界が伸びていたタイミングで立ち上げたエステ事業ですが、1年半ほどで売却することになりました。市場環境の変化があり、当初は成長市場と思われていたエステ市場が、気がつけば競争の激しいレッドオーシャンになってしまったのです。
誰かの椅子を奪うよりも、市場そのものを作って社会全体から応援してもらえるような事業環境に身を置きたいと思うようになり、IT・デジタルマーケティング業界へ大きく舵を切りました。そのときの経験から、業界に縛られず、変化の大きい時代に対応できる、自己変革していける組織づくりを意識しています。
― 今のESTYLEができるまでに、いろいろな苦労があったのですね。
デジタルマーケティングの分野で第2の創業をしたときは、資金が全くなかったんです。エステの店舗を売却して事業をやめたときには、借金もありました。その借金を3年かけてようやく返済したばかりだったので、全くゼロからのスタート。だからお金はないし、当然オフィスもなくて、ノートパソコンひとつ持ってカフェに2、3人で集まって仕事をするところから始まったのを覚えています。
― 失敗する恐怖をどう乗り越えた?
「また借金ができてしまったらどうしよう」という恐怖があり、長らく悩んだのですが...最終的には、やはり挑戦しようと決めました。
計算してみると、人生60年としても30歳の自分はあと6回くらいは挑戦できる。そしたら、さすがにどこかでは成功するだろうと。仮に、最後の最後まで挑戦し続けて、成功を味わえない人生だったとしても、自分の夢に向かって前のめりに生きられたと思えば、それもありだなと思ったんです。それはそれで、自分らしい人生だなと。そう思ってからは、挑戦することが怖くなくなりました。
「情熱的好奇心」で学び続けて
― デジタルマーケティングから、DX・ITコンサルサービスへと変革を遂げたESTYLE。どんな思いで組織づくりをしている?
ESTYLEのビジョンは、『コウキシンが、世界をカクシンする』です。世界は今、加速度的に変化しています。その変化に適応し、会社と個人が生き残るためには、学習し、進化し続けることが重要です。
そして、学び続けるために大切なのは、何かに深くのめり込み探究し続ける「情熱的好奇心」だと考えています。ESTYLEではこの思いを込めて、あえて”コウキシン”と表しています。(【View】世界をカクシンする "コウキシン" | View (wantedly.com))
メンバーには、常に「コウキシン」を持って様々なことに挑戦し、これと決めたことをとことん追究してほしいと思っています。
― ESTYLEでは、どんなメンバーが活躍している?
好きなことを追究する人は、成果を出しやすいと感じています。あとは、いい意味で仕事のオンオフがついていない人。良いアイデアというのは、帰り道だったりお風呂に入っているときだったり、ふとした瞬間に浮かんでくることが多いのではないかと思います。仕事をするのに場所や時間を選ばない時代になっているからこそ、成果に対するモチベーションや探究心が重要になってきます。
― どんな人と一緒に働きたい?
ESTYLEはフラットな組織体制を目指していて、自由でストレスのないワークスタイルを追求しています。ニックネーム制度が浸透していることや、上から求められる報告の量が少ないのも、そのためです。
だから例えば、「会社に入りたくない」というような感覚を持っている人には、ぜひESTYLEに来てほしいですね。逆に、「いい会社に入ったら人生安泰だ」と、会社に寄りかかるような人には、ESTYLEは合わないと思います。自走力が大事ですね。
めざすは洗練された「知の集合体」
―今後の展望は?
現在のAI/DX事業においては、プロジェクトを上流から下流まで回せるスキルセットを備えた”Full-Stack DX Company”をめざしています。
データサイエンティストに加え、DBA(データビジネスアーキテクト)、BIエンジニア(*1)などの採用も強化中です。独自の人材養成プログラム「ESTYLE U」にも注目してほしいですね。エンジニアメンバーは、日々新しい情報を共有しながら、スキル向上に切磋琢磨しています。チームワークに価値を置き、「知の集合体」をめざしているんです。会社が大きくなっても「教え合う」という文化を大切にしてほしいですね。
最先端の領域で、「会社と共に成長したい」「社会をよりよくしたい」という思いのある方、
私たちと一緒に世界にカクシンを起こしましょう!お待ちしています。