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BUYMA 創業メンバーのCOO安藤に新卒内定者が迫る!「ビジネスモデルを聞いた瞬間、今後の人生をかける価値があると思った」

大学を卒業したのが、ちょうどWindows95が出た時で、当時はインターネットを家で繋げる人が半分くらいしかいなかったんですね。これはヤバいことが起こると思って、電通国際情報サービスに入社し、インターネットの仕組みを作れる技術を身に付けたいと思いました。
そんな前職では、様々な業界のクライアントを訪問し、インターネットをどう使いたいのかを聞いて仕組みを作ることをしていました。

朝出勤して、夜遅くまで働いて、プロジェクトメンバーと朝まで飲みにいって、また仕事をするという生活を送っていましたが、それだけ濃密に仕事が出来たので、「大体は何とかなるな」というメンタルが出来ました。今でもこの経験が非常に大きいです。
30歳を目前にして次のステージを考えているときに、大学時代からの友人であった須田(現エニグモ代表)から声がかかり、後にエニグモにジョインすることになりました。

凄く慎重であり、どこかぶっ飛んでいる

子供の頃から母親に「石橋を叩いて飛び降りるタイプ」と言われていました。凄く慎重であり、どこかぶっ飛んでいるところがあるような。今もそんな幼少の名残はあります。そうじゃなきゃBUYMAを立ち上げようとは思わないんじゃないかなと思います。創業してからもエニグモならではのインパクトのある新しいビジネスの立ち上げに幾度も挑戦し、たくさん失敗もしてきました。
誰しもそうかもしれないけど、人と違う事をやってる時にアドレナリンが出るので、冷静さを時として欠く時もあると思います。それが幸せでもあるんです。

また、基本的に人が好きで、その人の良いところを見ています。大前提は自分らしくあること、自分に正直であることで、無理はしちゃダメ。自分に正直なの大事。で感情的だったり下手くそな言い方だったら反省して、次から正直で自然体なんだけどそれができるようになっていく、その繰り返しで人は成長するのでしょうね。

それから、絆を意識することに重きを置いています。例えば、突然の飛び込み営業にしても、仕事の受発注の関係にしても、邪険にしたりせずフラットな絆を作るべきですし、その環境がなくても、また一緒に仕事をしたいと思えるかどうかが大切だと思います。絆とご縁はとても大事だと思っています

ユーザーさんが満足していただけているかどうかを常に気にかけています。全部の事はサポート出来ない中、しっかりサービスに愛着を持っていただけているのか、満足していただけているのかも、基本的に絆が大切だと思います。

エニグモとの出会いはまさに「共時性」

前職の頃は、プライベートの時間も含め生活のほぼすべてを仕事に注いでいたため、大学卒業後は須田とも会っていない時期が長くありました。29歳の時、久しぶりに顔を合わせると、彼はある封筒を小脇に抱えていました。彼は小声で「実はさあ、すげえこと思いついちゃったよ」と言って、封筒からA4で30枚くらいの企画書を出して来ました。「バイイングマーケット」と書かれた企画書。これが今のBUYMAの原型です。

説明を受けて、「凄い。これは世の中を間違いなく変えるな」という興奮があり、今後の人生をかける価値があると瞬間的に思いました。BUYMAのビジネスモデルはとても新鮮に感じ、これまでの流通が変わるというところにグッときました。当時憧れの職業の一つであったバイヤーに誰でもなれる、価値がわかる人が良いものを見つけて、我々のサイトにあがることで、それに出会えてなかった人が出会えるようになる。世界の流通が変わると思いました。その時すでに、どうやったら実現できるかを具体的に考えながら話を聞いていました。

単純に「やりたい」と思えるサービスでしたし、ちょうど良いタイミングで誘いがあったため、迷いはなかったです。このことに私は「共時性」という言葉を信じています。めちゃくちゃ強く思っていると、人生そういう方向に進む、そういう想いを持った人が自然と引き寄せられる。強い想いが自然に人生を変えていくと思っています。

求めているのは、絆を持って変革できる人


創業以来ずっと「世界を変える流れをつくる」というのは大事にしてきています。我々でしか出来ない事って何だろう。今の我々だからこそ出来る事って何だろうということは常に考えています。
また、自分たちのオリジナリティや、独創的な価値をつくることを大事にしていて、そういうことが楽しいと思えるメンバーが集まっていることも大切にしています。

エニグモにジョインするメンバーには、世界を変える流れをつくるということが良いと思える人、自分のオリジナリティとか独創的な価値をつくることを楽しめる人であってほしいと思っています。もっと実務ベースなところで言うと絆を持って変革できる人。我々くらいの規模になると、チームで動いたり、なかなか一人で出来ることは限られているので、色んな各署のメンバーと一緒にプロジェクトを動かしていきます。その環境下で絆を作れているかどうかが大きいです。時折、何かを変革するとなると、全員がその通りだと思って言うより、誰かがやるべくしてやるしかないと決めてから、整っていない状況で実行に移すことになってしまう場合があります。絆ができていないと、途中で空中分解するのです。まずは絆をつくって、その上で大事なことを伝えて、違うなと思ったことを正直に言える間柄をつくれるのは大切だと思います。絆をしっかり作って、変革することを厭わないような人に来て欲しいですね。

変革というと大袈裟に聞こえるかもしれないけど、何か新しいことをやるというのはそういうもの。突拍子のないアイデアというよりは、どうしたら世界が変わるのか、そこで面白いことや誰もやってないことに対して、踏み出して失敗して、なんでだ?って反省して、一手打って続けているうちに物事が変わっていくことがほとんどだと思います。

今後は誰が開いても自分好みだと思えるサービスに

今後やっていきたいことは、大原則としてBUYMAをもっと大きくすることです。それをグローバルに広げたり、既存のユーザーさんに他の価値を提供していきたいです。我々にあるのは、世界中のファッションブランドと世界中の方々の行動にまつわる多様な、他に類を見ないデータだ、と強調したいです。それらの活用のしかた次第では、データサイエンティストやファッションテック志向の人向けに、BUYMAのもつポテンシャルを非連続に進化させられる状況にもなってきています。

最近では、エニグモはファッションだけでなくテクノロジー面でも強くあり、土壌が整ってきました。これからはビックデータをさらに使って、趣向性の違う多くのBUYMAのユーザーさんにもっと自分好みなものが、適切なタイミングで届くように進化していくべきだと思っております。「誰が開いても自分好みだな」と思ってもらえるようなものにしたいです。それは、我々しか出来ない領域であるため、力を入れていきたい部分でもありますね。

また、ラストオプションとしてのBUYMAではなく、日常的に純粋に想起してもらえるような存在でありたいです。そして、「1番自分の好きな物が手に入る場所」には安心を提供していくことも大事です。そのためには、チームの協力や絆が必要です。1つのプロジェクトを様々なチームで成し遂げること。失敗はあるかもしれないが、いっぱい挑戦することが大事です。社員も増えてきているので、一人一人が成功体験を積みながら、「世界を変える流れをつくる」という頂をみんなで目指す事が大切となってきます。そのためにも、充実していたり、得意な事を発揮できるような会社をしっかり運営していきたいと思います。


取材・文/飯沼翔太村上眞彩(18卒内定者)

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