こんにちは。
エンドライン株式会社でデザイナーをしているヒラヤマシンゴです。
気づけば入社して18年になりました。
18年というと長く聞こえますが、自分ではそこまで長く感じていません。
途中で辞めようと思ったこともありますし、順調なことばかりだったわけでもありません。
それでも今こうして仕事を続けていて、新しい案件のことを考えている時間は変わらず面白いと思っています。
今回は、入社当時のことや18年間続けてきた中で感じていることについて、等身大でお話しできればと思います。
目次
・先輩も正解もなかった入社当時
・とにかく目の前の仕事を終わらせていた
・18年続いていた理由
・デザインが“ハマった瞬間”はやっぱり面白い
・就活中のみなさんへ
先輩も正解もなかった入社当時
入社のきっかけは、アルバイトを探していたことでした。
前の会社を辞めたあと、求人誌を見ていた時に目に入ったのがエンドラインの求人です。
そこに「元お笑い芸人社長」と書いてあったので、話だけでも聞いてみようと思って面接を受けました。
当時のエンドラインは今よりずっと小さな会社でした。
代表と営業が2人、経理事務の方がいて、そこに私が加わるような体制です。
オフィスも今のような環境ではなく、狭くて少し薄暗い事務所でした。
そして当時、社内にデザイナーはいませんでした。
もちろん先輩もいません。
私自身も屋外広告のデザイン経験はなかったので、何が正解なのか分からない状態からのスタートでした。
のぼりや看板、横断幕など、扱う商材も初めてのものばかりです。
誰かに教わりながら成長するというより、その都度考えながら仕事を進めていました。
今振り返ると、それが良かったのか悪かったのかは分かりません。
ただ、そういう環境だったということです。
とにかく目の前の仕事を終わらせていた
入社してしばらくは、とにかく仕事量が多かった記憶があります。
エンドラインは昔からレスポンスの速さを大切にする会社です。
案件が重なる時は一気に重なりますし、一人部署だったこともあって、仕事が集中することも珍しくありませんでした。
今振り返ると大変だったと思います。
ただ当時は、「どう乗り越えるか」を考えていたわけではありません。
とりあえず目の前の仕事を終わらせる。
それだけでした。
また、デザインについて相談できる相手もいませんでした。
デザインのノウハウも、デザイン論も教えてくれる人はいません。
だから案件ごとに考えて作るしかありませんでした。
今思うと、デザインのノウハウや考え方は、誰かに教わったというより仕事の中で身についていった部分が大きいと思います。
良くも悪くも案件数が多かったので、考える機会だけはたくさんありました。
その後、パートやアルバイトの方が入社するようになりました。
一人でやっていた時期が長かったので、それは単純に助かりました。
また会社が成長するにつれて、デザインだけをやっていればいいわけでもなくなりました。
それまでとは違う役割も増え、その変化に慣れるまでは大変だった記憶があります。
18年続いていた理由
18年の間に何度か辞めようと思ったことはあります。
ただ、なぜ辞めたかったのかと聞かれると、正直よく覚えていません。
疲れていたとか、小さなモヤモヤが積み重なったとか、その程度だったと思います。
案外そんなものかもしれません。
そのたびに「少し考えろ」と言われて、結局辞めずにいました。
気づけば18年経っていた、というのが正直なところです。
改めて考えると、今のデザインの仕事が好きなんだと思います。
新しい案件の見せ方を考えたり、どうすればもっと伝わるかを考えたり。
そういう時間は今でも面白いです。
特に少し仕掛けのある案件は好きです。
考えている時間も含めて、この仕事の面白さだと思っています。
その上で、エンドラインのMissionである「モリアゲる」という考え方も好きです。
私は前に出て何かをするタイプではありません。
でもデザインを通して集客したり、イベント会場を盛り上げたりすることには面白さがあります。
また会社自体も大きく変わりました。
入社当時は数人しかいなかった会社ですが、今ではパート・アルバイト・インターンだけでも10名以上います。
商品も不動産や飲食店向けの屋外広告が中心だった頃から、採用ブースやスポーツチーム向け装飾などへ広がっていきました。
オフィスも大きく変わりました。
同じ会社にいるつもりでも、実際には少しずつ変わり続けています。
そういう変化も、飽きずに続いている理由の一つかもしれません。
デザインが“ハマった瞬間”はやっぱり面白い
今でも面白いと感じるのは、仕掛けのある案件を考えている時です。
以前、蛇腹状のフェンスに掲示する広告をデザインしたことがありました。
右から見ても成立する。
左から見ても成立する。
そして正面から見ても成立する。
そういった見せ方を考えながら作る案件は印象に残っています。
また、惣菜会社の採用ポスターで、採用メッセージを「OK」「AZ」「U」に分け、それぞれ単体でも3枚並べても成立するデザインを作ったこともありました。
こうした少し工夫のある案件は、考える時間も含めて面白いです。
もちろん毎回そういう案件ばかりではありません。
それでも、自分で考えたものが形になった時は今でも面白いと感じます。
たぶん18年前も同じようなことを考えていた気がします。
就活中のみなさんへ
就活中は、「自分は何がしたいんだろう」と考えることがあると思います。
私自身、入社前から明確な目標があったわけではありません。
デザイナーとしてこうなりたい、という強い理想を持っていたわけでもありませんでした。
ただ、実際に働いてみないと分からないことはたくさんあります。
だから最初からすべてを決めなくてもいいと思います。
エンドラインは昔から変化の多い会社です。
商品も変わりますし、仕事の内容も変わります。
昨日と同じことをずっと続ける会社ではありません。
そういう変化を面白いと思える人には向いていると思います。
18年前の私は、まさかここまで長く働くとは思っていませんでした。
でも振り返ると、その時々で目の前の仕事をやっていたら18年経っていました。
みなさんにも、自分なりに続けられる仕事や環境との出会いがあることを願っています。