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「なぜこれを選ぶか」から始まる開発──調査・技術選定から関われる環境で見つけた手応え

プロフィール

名前:コサラ・ヴィターナ
社歴:2024年入社
出身:スリランカ
趣味:スポーツ(特にクリケット)
職種:WEB系エンジニア(設計から実装・テスト・デプロイまでフルスタックで対応)
経歴:大学卒業後、スリランカのIT企業に入社し、提携している日系大手SIerのプロジェクトに参画するため2018年に来日。以後、日本企業との複数プロジェクトを経験。

イー・フォースとの出会いと入社の決め手

イー・フォースに出会うまでの間、日系大手SIerを通じて日本サムスンやPayPayといった大規模プロジェクトに参加し、多くの受託案件にも関わってきました。日本サムスンではスマートフォンとテレビを連携させる初期設定アプリの開発、PayPayではユーザーの初回設定機能の開発を通して、Javaを使ったサーバサイドの設計から実装・テストまで幅広く担当しました。これらの経験は技術的には非常に貴重でしたが、担当範囲が明確に分けられており、開発工程の一部しか関与できないというもどかしさも感じていました。

日本での生活を続けていきたいという思いから、日本の企業での正社員採用を目指して転職活動を始めました。私が大切にしていたのは「長期的に日本に住み、家族と安定した生活を築けること」でした。そのため、正社員として安定したポジションで働けること、そして技術的にもっと深く関われる環境を探していました。

転職活動中は、日系大手企業からもオファーをいただきましたが、グローバルなプロジェクトを担当することが期待され、すぐに海外駐在や海外出張の可能性があると聞き、選考を辞退することにしました。他にも、英語中心の業務環境を前提とする外資系企業からのオファーもありましたが、日本で生活を続けていくには日本語能力の向上が必要だと考えており、日本語で仕事をする環境を優先したいと思ったため、そうした企業も選択肢から外しました。

そのような中で出会ったのがイー・フォースでした。面談では最初から日本語でのやり取りが中心で、正社員としての採用方針も明確でした。さらに、業務内容としても設計・実装・テスト・デプロイまでの全工程に関われること、そしてチーム内で意見交換しながらプロジェクトを進められることに強く魅力を感じました。服装や勤務スタイルも自由で、リモートワークにも柔軟に対応しており、自分のライフスタイルとも非常に合っていると感じました。

面談を担当してくれた方々も非常に親切で、私のこれまでの経験やキャリアの志向を丁寧にヒアリングし、不安や疑問に対しても真摯に答えてくれました。そうした姿勢から、技術だけでなく人を大事にしている会社であることが伝わり、「ここで働きたい」と思う決定打となりました。

イー・フォースは技術・人・生活のすべてが調和しており、今では非常に満足しています。

現在の仕事内容と技術的チャレンジ

現在は、主に給湯器関連のWebアプリケーションの開発に携わっています。具体的には、フロントエンドはHTML、CSS、JavaScript、バックエンドはPHP、Pythonを使用したバックエンドの開発を行っています。ユーザーの利便性を高める新機能の実装や、天気予報データを活用して日射量を予測し、給湯器の最適運転を実現するエネルギー効率向上機能など、実用性と技術的チャレンジの両面を意識した開発を進めています。

また、画像解析や機械学習の要素を含むプロジェクトにも取り組んでおり、AIモデルの出力結果をどう活用し、アプリケーションに統合するかという観点での実装も行っています。ここでは、学習済みモデルのチューニングや推論の実行環境構築といった作業も含まれており、フルスタックかつクロスドメインなスキルが求められます。

これらのプロジェクトでは、要件ヒアリングからスタートし、必要なライブラリやAPIの選定、外部サービスとのインタフェース設計なども担当します。特に、調査・技術選定・設計のフェーズでは、単なる実装では得られない深い理解が必要であり、既存技術の比較やパフォーマンス検証を通して最適なアーキテクチャを導き出すプロセスが、非常に面白いと感じています。

イー・フォースの仕事は、「決められたことをやる」だけではなく、仕様の不確定要素を埋めながら、自ら考え実装に落とし込む姿勢が求められます。ときにはプロトタイピングを行いながら、技術的な仮説を検証することもあり、現場での判断力と柔軟性が試される場面も多いです。

このように、実装だけでなく、設計・選定・検証といった上流から下流まで関われる点が、エンジニアとしての視野を広げ、成長につながっていると実感しています。技術者としての裁量が大きく、新しい技術やツールの導入にも積極的な環境は、イー・フォースの大きな魅力です。

働き方とチーム文化の心地よさ

イー・フォースの魅力のひとつは、柔軟性の高い働き方が許容されている点にあります。リモートワークを基本とした働き方が定着しており、国をまたいだ勤務にも快く対応してもらえる環境は、他社と比べても際立っています。実際、私が一時的にスリランカに帰国する必要があった際も、業務を継続できるよう最大限の配慮をいただき、チームとしての連携に支障が出ることはありませんでした。

家庭との両立や、複数のプロジェクトを同時に担う際の調整についても、チーム内でオープンに相談できる文化が根付いています。業務の優先度や進行状況についての確認が自然と行われるため、無理なくパフォーマンスを発揮できるような土壌が整っています。

また、イー・フォースでは「学習の共有」が組織文化として根づいています。週に一度の技術共有会では、メンバーがそれぞれの取り組みや発見を発表し、互いに学び合う機会を持っています。新しいフレームワークやライブラリに対する知見も共有されるため、技術トレンドのキャッチアップにも自然とつながります。

言語的な壁についても、チームは非常に協力的です。外国籍エンジニアに対しても、わかりやすく、丁寧な日本語でのコミュニケーションを心がけてくれており、語学面での不安を感じることなく業務に集中できる点も大きな安心材料となっています。

全体として、技術者としての成長と、働くうえでの安心感を両立できるこの職場は、エンジニアとして長く活躍するうえで非常に理想的な環境だと感じています。

今後の展望とイー・フォースに合う人

今後の展望としては、さらなる技術力の向上を図ると同時に、日本語での円滑なコミュニケーション能力を高めることで、より高いレベルでチーム貢献ができるエンジニアを目指しています。イー・フォースでは、要件定義から設計、実装、テスト、そして運用・保守に至るまで、製品開発の全工程に関わることができ、エンジニアとしての視野とスキルを着実に広げることができる環境が整っています。

また、イー・フォースは、個々の自律性を尊重しながらも、チームとしての協働を大切にする風土があります。そのため、自ら課題を見つけ、主体的に行動できる方にとっては、非常にやりがいのある職場です。未知の技術領域への挑戦を恐れず、変化を楽しむ柔軟さを持った方であれば、この環境を最大限に活かせるでしょう。

一方で、指示を待つことを前提とした働き方を望む方や、組織内での上下関係に安心感を求める方にとっては、戸惑いを感じる場面があるかもしれません。イー・フォースでは、個々の技術的な関心や志向を尊重しながらも、自律的に学び、実践する姿勢が求められます。

これまで複数の企業で経験を重ねてきた中で、イー・フォースのように技術、働き方、人間関係が調和した組織は非常に稀有だと感じています。自由度と責任のバランスが取れた職場環境の中で、自らの成長を実感しながら働けるこの環境を、今後も大切にしていきたいと考えています。

これからも一技術者として、そしてチームの一員として、常に学びを続けながら価値あるプロダクトを生み出していきたいと思います。


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