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一緒に働く人の、人生観や価値観を知っていますか?EDOCODEのWell Readingワークショップをレポート!

こんにちは、EDOCODE採用広報担当のツヅキです。EDOCODEでは、以前より定期的に本を使ったWell Readingワークショップを行っています。「IT企業であるEDOCODEで、なぜ本のワークショップ?」と、実は少し不思議に思っていた私が、先日Zoomで開催された3回めのワークショップに初参加し、その様子をレポートいたします。

事前準備:本を選ぶ

事前に、人事のKyoさんより、チーム分けが発表されました。1チームあたり7~8人で、私のチームを見ると、あまり業務で関わったことのないメンバーも何人かいます。CEOの田村さんやCTOの加藤さんも一緒のチームのようです。

当日までに本を一冊選ぶようにアナウンスがありますが、特にカテゴリの指定はなく、どの本にしようか迷ってしまいます。本棚を開き、私が好きなハーブティーについての本を選びますが、やっぱりビジネス書がいいのかな?と思い直し、D2Cについての本もスタンバイ。当日の他のメンバーの様子を見ながら、どちらにするか決めるという作戦に。

Well Readingワークショップがスタート!

当日。本来はリアルで集まってのワークショップが基本だそうですが、現在弊社は全社リモートワーク中なこともあり、今回はZoomでの実施です。

ちなみに、Well Readingワークショップをファシリテートするのは、book pick orchestra 代表の川上洋平(選書家/ブックセレクター)さん。book pick orchestra は、本のある生活をふやすため全国各地での「文庫本葉書」、「文庫本画廊」といったオリジナル商品の販売、図書館や文学館、美術館でのワークショップ、雑貨店や野外イベントや演劇空間での本の企画など、幅広く活動されている団体です。

川上洋平さん(book pick orchestra 代表)

さてワークショップでは、メンバーが順番に自己紹介し、持ってきた本の表紙をZoom画面に向けて披露します。皆が選んだ本を見ると、ビジネス書や実用書もありますが、エッセイや画集、中には地図も!私はD2Cの本でなく、ハーブティーの本を紹介することにしました。

なぜその本を選んだの?から広がる会話

川上さんのファシリテートで、メンバーは「なぜその本を選んだのか?」や「その本の印象的なところ」を順番に話していきます。選んだ本が全然違うのも面白いのですが、それを選んだ理由やそこから受けた印象は本当に人それぞれで、気付くと引き込まれて聞いてしまっていました。

例えば、デザイナーAnastasiaさんが選んだのは「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」の英語版。こちらは、起業家精神について書かれた本なのだそうですが、彼女がこの本を選んだ理由が少し独特でした。その頃大学を出たてだった彼女は、「20歳の時に知っておきたかったことなんてないでしょ?だって全部知ってるもの!」と思ったので読むことにしたのだそうです(笑)。「社会人になってから、知らないことが毎年増えていきます。」と笑うAnastasiaさんですが、勉強家で前向きな彼女らしい話だと思いました。

また、ドラえもんが好きなEnniさんが紹介してくれた「THE GENGA ART OF DORAEMON」という本は、ドラえもんと日本美術との関係を本気で研究した本です。川上さん曰く、国外出身者も多いEDOCODEのワークショップでは、日本のアニメ関係の本が多く登場するそうで、日本のアニメの力を改めて実感しました。

他にも、東京の地図を紹介したNakoさんの話をきっかけに、Nakoさんがバイクに乗ることがわかったり、CTOの加藤さんの「みすず書房がテクノロジー系の本は珍しいと思った」という発言から、加藤さんが文学部出身ということが判明したりと、メンバーの新たな一面を発見した場面もありました。

ワークショップの狙いを人事のKyoさんに聞いてみた

ワークショップ終了後、このワークショップを企画している人事のKyoさんに、開催の理由を聞きました。

「一番の狙いは、コミュニケーションの円滑化です。最近、”リモートワークで雑談が減っているのが問題だ”とよく聞きますが、じゃあ雑談がないことの何が問題なのかいうと、その人の価値観が分からなくなるということがあると思います。ディスカッションをするときも、どういう意図やバックグラウンドからその意見を言っているかがわからないと、どうしてもコミュニケーションが円滑にいかないことが出てきますよね。それが問題なんです。

EDOCODEでは、シャッフルランチやレトロスペクティブを取り入れているので、最近のことはそういった場で話すことができていますが、もっと昔の経験について話をする機会があるといいなと思っていました。ただ、いきなり昔の経験について話してくださいと言われても難しいと思います。それが、本を媒体にすることで話しやすくなるんです。その本のどこが印象的だったのか、という質問は答えやすいし、その人の価値観を間接的に知ることができるので。

チームワークを大事にするEDOCODEにとってコミュニケーションは組織の屋台骨です。ワークショップを通じて一緒に働くひとをよりよく知ることで、コミュニケーションが円滑になればいいなと思っています。」

家族よりも過ごす時間が長いこともある、一緒に働くメンバーの人生観や価値観。あなたはどのくらい知っていますか?

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