こんにちは!イードアの採用担当です。
人生の中で出会う人や経験が、自分自身の価値観や生き方を形作る。特に、異なる文化や価値観に触れることは、視野を広げ、新たな可能性を見つける大きなきっかけになります。
今回は、海外留学を経験し、そこでの学びを糧に成長してきた3人の社員にインタビューを実施しました!彼らが異国の地で感じたこと、乗り越えた壁、そしてその経験が今の仕事にどのように生きているのか。仕事と人生がつながる瞬間を、ぜひ感じ取っていただければと思います!
「普通」なんてない
アメリカ・アリゾナ州留学経験者:本田さん
![]()
――留学を決意したきっかけを教えてください。
本田さん:「学生の頃、アメリカのアリゾナ州に留学しました。それまで日本でしか暮らしたことがなかったので、全てが新鮮だったことを覚えています。現地ではホームステイをしながら、さまざまな国の生徒と授業を受ける機会があり、最初は英語での授業に戸惑いましたが、次第に楽しさを見出すようになりました。」
――印象に残っている出来事は?
本田さん:「特に思い出深いのは、中国人とサウジアラビア人の留学生とロサンゼルスへ旅行に行ったときのことです。文化の違いから、意見がぶつかることも多々ありました。それまでの『普通』が全く通用しない場面に何度も直面し、視野が大きく広がりました。」
――その経験を通じて学んだことは?
本田さん:「相手の意見を一度受け入れた上で、自分なりに理解しようとする姿勢が大切だと学びました。今ではこの経験が、自分にとって大きな財産になっています。」
「やり抜くことの威力」
アメリカ高校留学経験者:内藤さん
![]()
――高校生での留学、とても挑戦的ですね。
内藤さん:「母が英語教師だった影響で、幼い頃から海外の文化に触れる機会がありました。大学進学前にフラットな視点で海外を見ることができる時期だと思い、高校生のうちに留学することを決意しました。」
――留学中、大変だったことはありましたか?
内藤さん:「現地の公立高校に通っていたのですが、他の留学生や同級生と比べて自分の英語力の低さに苦しみました。周りはどんどん上達していくのに、自分だけ取り残されるような焦りがありましたね。」
――その状況をどう乗り越えたのでしょうか?
内藤さん:「このまま何も得ずに終わりたくないと思い、毎日英語で日記をつけたり、クラブ活動を必ず最後までやり遂げると決めました。とにかく英語から逃げない環境を作ることで、成長を実感できるようになりました。最終的には無事に卒業し、周囲から『留学生の中で一番成長した』と言われるまでになったんです。」
――大きな自信につながる経験ですね。
内藤さん:「はい。諦めずにやり抜くことの大切さを知り、自分の力で道を切り開く覚悟ができました。」
「揺るがぬ『自分』でいるということ」
アメリカ・イギリス留学経験者:猿谷さん
![]()
――留学の中で、価値観が大きく変わる経験はありましたか?
猿谷さん:「大学1年生と2年生の時にアメリカとイギリスへ留学しました。海外に行くことへの不安もありましたが、それ以上に高揚感が勝っていましたね。言葉も文化も全く異なる環境での生活は、私の価値観を大きく変えました。」
――特に印象的だった出来事は?
猿谷さん:「海外のオープンマインドな文化には衝撃を受けました。誰にでも気軽に挨拶し、隠し事をしない文化が新鮮で、価値観が大きく揺さぶられました。また、現地では一人で週末ツアーに参加したり、仲良くなった人たちとスポーツ観戦に行くこともありました。そうした経験を通して、『少しでも興味のあることには自分から飛び込む』勇気を持つようになりました。」
――その経験が、今の生き方にどう影響を与えていますか?
猿谷さん:「他人の目を気にするより、自分の信じる道をひたむきに走ることを大切にするようになりました。そうした考え方が、今の私の生き方を形成していると思います。」
それぞれの経験から学べること
3人のインタビューを通して強く感じたのは、海外留学が単なる語学習得の場ではなく、自分自身の価値観や生き方を大きく変える機会であるということ。彼らの話からは、それぞれが異なる環境で直面した困難や葛藤、そしてそれを乗り越えようとする強い意志が伝わってきました。
異文化の中に飛び込むことは、決して簡単なことではありません。言葉の壁にぶつかることもあれば、価値観や習慣の違いに戸惑うことも。しかし、彼らはそうした壁を乗り越えようと努力し、新しい環境に適応する中で、自分自身の成長を実感していました。単に語学力を向上させるだけではなく、異文化を受け入れ、そこから学ぶ姿勢を持つことが、自分の視野を広げる大きな鍵になるのだと感じました。
イードアの事業は「経営者の意思決定支援」。普通という枠にとらわれない柔軟な考え方を持ち、固定観念に縛られることなく、「経営者の本質的な悩みを聞き出し、その解決のために万策を尽くす」こと。
現状ある「普通」を常に疑いながら変革思考を持つことで、私たちの目指す「産業構造改革」につながるかもしれません。異なる価値観や文化に触れることは、視野を広げ、より大きな変革を生み出す原動力になるはずです。
彼らは海外での経験を通じて、その「普通」が決して絶対的なものではなく、自分自身で道を切り開いていくことの大切さを学んでいました。新しい環境に身を置き、自分の力で選択し行動することで、彼らはより自信をつけ、自分らしさを確立していったのかもしれません。
どんな経験も、仕事をする上で必ず何かしらの役に立つ。直接的に関係がなさそうなことでも、新たな視点をもたらしたり、問題解決のヒントになったりすることがあるでしょう。インタビューを通して感じたのは、挑戦し続けることの大切さです。彼らのように、自らの殻を破り、新たな環境に飛び込むことで得られる学びは計り知れません。
自分が信じる道を歩むこと。その決断が、自分自身を形作る大きな力になるだけでなく、私たちの仕事や業界の未来を切り拓く鍵となるのかもしれません。