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E-kanのキャリコン活用事例(キャリア相談しやすい環境づくり)

こんにちは!
E-kan(イーカン)の河村です!
E-kanでは、取締役、営業、キャリアコンサルタントを務めています。

前回は、キャリアコンサルタント(以下、キャリコン)とは?
というタイトルでわたしなりの考えを書きました。
キャリコンはキャリア形成支援の専門家と言われますが、
噛み砕くと、
自分らしい人生(生き方・働き方)を考えるための支援をする専門家
と言えるかと思います。

キャリアコンサルタントとは?|E-kan株式会社|note
こんにちは!E-kan(イーカン)株式会社 キャリアコンサルタントの河村です。 肩書きの 「キャリアコンサルタント??」で、いきなりはてなマークの方もいますよね(笑) まだまだ マイナーな職業だと思います(泣)子供のなりたい職業ランキングベスト10でもランク外です。尚、名前が長いので「キャリコン」と略されたりします。 今日は自己紹介も兼ねて、 「キャリアコンサルタントとは?」 ...
https://note.com/e_kan/n/n9ed8c6669d6b


今回は具体例として、
E-kanの特徴であるキャリア相談しやすい環境
をつくるにあたって、
キャリコンをどう活用しているかの事例を紹介します。

キャリコンをどう活用しているかお伝えするために、
まずはキャリコンの流れの一例を紹介します。

キャリコンの流れの紹介

キャリコンにはたくさんの手法がありますが、今回は、私が最初に学んだシスティマティック・アプローチについて紹介します。

システィマティック・アプローチは、要約すれば、次のようなプロセスをとる。

⑴ カウンセリングの開始
⑵ 問題の把握
⑶ 目標の設定
⑷ 方策の実行
⑸ 結果の評価
⑹ カウンセリングとケースの終了

参考:木村 周「キャリア・コンサルティング 理論と実際」4訂版 一般社団法人雇用問題研究会

システィマティック・アプローチに共通している流れは、
⑴ 相談者との間によい信頼関係(ラポール)を作り、
⑵ 問題を明確にし、相互に共有し
⑶ 共同して目標を定め、計画を立て、
⑷ その計画を達成するための方策を定めてそれを実行し、
⑸ 最後に結果を評価し、
⑹ フォローアップを行う
というプロセスをとるとされています。


信頼関係(ラポール)の構築

このプロセスの⑴番の考え方を活かして、
E-kanでは、メンバーがキャリア相談しやすい環境づくり
を構築しています。
では、⑴番の内容についてもう少し説明します。

⑴ カウンセリングの開始
話し手と聴き手の間に築かれる信頼関係のことをラポール(Rapport)といいます。
カウンセリングの開始時は、
まずは相談者が温かい雰囲気の中で安心して話ができるように、
信頼関係(ラポール)や環境を構築することがとても重要とされています。
そのためには、聴き手には信頼関係を構築するための基本的態度や、必要に応じた技法の活用が求められます。(説明を省きますが、来談者中心療法の基本的態度や、マイクロカウンセリング技法のかかわり行動など)


キャリア相談しやすい環境づくり

システィマティック・アプローチの導入として、
信頼関係や環境を構築することの重要性を紹介しました。

E-kanでも、メンバーがキャリア相談しやすい環境づくりとして、
信頼関係や環境の構築を重視しています。

まず環境の構築では、
自分にあった相談方法をメンバーが選択できるように、
オンライン、電話、チャット、対面、など、様々な環境を用意しています。

気軽に相談できる場も設けており、個別面談、MT、懇親会など、
仕事・プライベートを問わず悩みや本音を相談できる機会を設けています。

次に、信頼関係の構築として、
コミュニケーションを取れる機会を増やし、
普段から相談してもらいやすい関係を作っておくことはもちろんですが、
私の立場はメンバーから見ると上司や評価者という一面もあるので、
キャリア相談の場面では、
上司と部下という関係ではなく、フラットな関係で、
キャリア形成の支援者として相談してもらえるよう心がけています。

まとめ

今回はE-kanの特徴であるキャリア相談しやすい環境づくりに、
システィマティック・アプローチの導入部分を活用している事例を紹介しました。

2番以降のプロセスについても、
E-kanの案件選択制度や、中長期的な目標設定に活用していますので、
また機会があれば記事にしてみたいと思います!

起業当初の思い出

今回の記事を書きながら、起業当初のことをいろいろ思い出しました。

E-kanは2015年5月に創業し、2期目からキャリア形成支援制度の構築に着手しました。
ちょうどキャリコンが国家資格化された2016年でした。

背景としては、仲間と共に起業した際に、弊社の代表は、当時エンジニアだった私に取締役を任せてくれました。(経験の無かった私に大任を任してくれた代表には本当に感謝しています🙏)
経験の無かった経営、営業、人事、各種制度設計を行う中で、専門的に学ぶ必要性があると感じ、キャリアコンサルタントの国家資格を取得しました。

国家資格の受験資格として、150時間の講習の受講が必要で、
仕事をしながらの通学は大変でしたが、ふりかえれば本当に貴重な学びの機会を得られたと感じています。

通学していた講習にはさまざまな企業の先輩経営者の方々も受講されていて、その当時のご縁で、いまでも勉強会や情報交換をさせて頂いたり、E-kanにたくさんの受託開発のご依頼まで頂けているのは、本当に心から感謝しております。

これからもE-kanやキャリコンに関する記事を書いていきますので、どうぞよろしくお願いします!


E-kan(イーカン)株式会社では、IT専門のキャリアコンサルタントに常に相談できる環境がありキャリア形成とワーク・ライフ・バランスを両立した理想的なエンジニアの働き方を常に追求しています!

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