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「おもいやりで社会に貢献したい」EC通販市場のスタンダードを作るE-Grant創業ストーリー

人としての生活を送れないほどの苦労がE-Grant 誕生のきっかけに

私は、学生時代の頃から起業を考えて行動していました。多くの若者がそうであるように、血気盛んで何でもできると本気で信じていました。大学卒業後も起業への夢は変わらず、社会人経験を得る目的と起業資金を貯めるため、大手通信事業の企業に就職。その傍ら起業への刺激を受けるため、多くの起業家に会いに行き、「自分の可能性にチャレンジしたい」というシンプルな理由で突き進み、自分自身の成長を追い求めていました。

2003年に個人事業主として独立・起業したものの、わずか数か月で事業破綻の危機に、社会人時代に夢見ていた生活のようにはいかず、自分の弱さを痛感しました。

時には食事に充てるお金すらもないような生活を送り、コンビニの廃棄弁当を分けてもらうような日々。本当にどうしようもないくらいに追い詰められ、仕事は体力の限界まで働き年に2回程倒れるような、人としての生活と言えないような生活水準でした。そんな時、今までお付き合いのあった先輩経営者、業者の方、お客様や友人、家族などたくさんの周りの人から

「若くして起業し、頑張っている君のことを応援したい」

という言葉をかけてもらい、多くの人に助けていただきました。何も返すことができないくらい追い詰められていた若輩者に、何の見返りも求めず救いの手を差し伸べてくれる。時には知人や友人がお客様になってくれたことも。多くの人に助けられたことで何とか事業を継続することができました。せっかく受けたご恩を無駄にしないためにも、事業を徹底的に分析し直し、その後なんとかV字回復を達成することができました。

食事すら満足に取れない若者に、何の見返りも求めず助けてくれた方々に当時私は感謝の気持ちでいっぱいでした。何とか恩返しがしたいと考えている日々の中で、私を助けてくださった方たちは更に

「与えられたことは返さなくて良い。成長した時に、次の世代に与えなさい」

との言葉を頂き、この言葉に大きな衝撃と強い感銘を受けました。

他人を顧みず自分の可能性を追求するための仕事を行い、大きな失敗を経験した私にとって、何の見返りも求めずに助けられたことは心から感動する出来事でした。

私も、感動と貢献をベースに「人が前向きに変われるきっかけを感動と共に提供する」人になりたいと強く決意したのです。

与えられたものを社会や若い世代に返していきたい。ビジネスで成長すれば多くの人に与えることができ、皆を幸せにすることで自分も幸せになるという考えに至り、感動と他者への貢献が大きな人生のテーマとなりました。

そして、個人事業主から4年後、感動と貢献というテーマのもと 「 Emotion&Grant 」 という言葉を元に、株式会社E-Grant が誕生しました。

志を共にする仲間との出会い

左から堀江(CTO)、北川(COO)、藤岡(役員)。志に共感した同士達との出会い。 ※2008年撮影

2007年6月、株式会社E-Grant を設立したものの、当時社員は私1人。ほとんど個人事業主と変わらない規模ではありましたが、様々な人のご縁から、WEB制作事業やWEBマーケティング、EC通販事業など徐々に仕事を頂くように。当時私1人では業務が回らず、外注を行うことになりました。いくつかの業務を外注していく中、

「人が前向きに変われるきっかけを感動と共に提供する」

という私の気持ちに共感してくれる人に徐々に出会うようになり、お互いの想いや夢を語り、志を共にできる人を1人ずつスカウト、少しずつ仲間を増やしていきました。

E-Grant最初の仲間は、弊社CTOの堀江。そしてCOO北川など、志を共にする同士が集まっていき、心強い仲間と共に組織が少しずつ大きくなりました。

CRMツール「うちでのこづち」の誕生

WEBの制作業務をやる中、WEB業界で日に日にEC通販のお話や話題が増していくのを見て

「これからEC通販の時代が必ず来る︕」

と肌でヒリヒリと感じ、メイン事業をWEB制作からEC通販支援事業へと転向を決意。EC通販コンサルティングやEC通販サポート業務を中心に行うようになりました。EC通販の販売戦略や商品開発、通販コンサルティングや販売代行など、EC通販事業の上流工程から下流まで総合してお付き合いさせて頂き、多くの成果を上げていました。

しかし、日々通販に携わり、大きく売上げを上げる中、不思議な事が起こっていました。

ある一定のラインに達すると売上げが伸びなくなるのです。お客様の販売に真摯に向き合う姿勢で、なぜ売上げが伸びなくなるのかを必死に考え調べました。

そして行きついたのが、

「CRM」という概念

CRMは今でこそお客様との関係を構築するマーケティング手法の1つとして注目を集めていますが、当時CRMという言葉は日本ではほとんど聞くことすらなく、インターネットでも情報収集すらできない状態でした。アメリカの論文や文献を探し、CRMという言葉そのものを深く理解することから始まりました。

一般的にCRMとは、Customer Relationship Management(カスタマー リレーションシップ マネジメント)の略で、日本語に訳すと顧客関係管理という意味。顧客管理システムの意味で使われることが多いマーケティング用語のひとつです。

当時のCRMの概念や論文などを見ると、「CRMとは」という概念論や現場で活用しづらいロジックの数式ばかり。企業と顧客の本質的なCRMとテクニックとしてのCRMの両方を考えに考え抜き、結論としてまずCRMの本質は、「人が人を想いやる気持ち」であることと考えました。そのうえで、企業は顧客を深く理解し、顧客に対し真摯に向き合い、自分たちらしい企業独自の文化をCRMに活かし、顧客と共に成長していくという考えに行きつきました。

「売上げの一定のラインをCRMで越えて行く、これは大きな事業のきっかけになる! 」

顧客関係管理などのシステムを販売している事業者に問い合わせをし、ツールで解決できないか模索していく中、私の考えるCRMに沿うツールを提供している会社が当時世の中にはありませんでした。

「無いのであれば、自分達で1から作る」

と決意し、CRMツールの開発がスタート。

いざCRMの開発をスタートしたものの、当時はまだCRMという言葉と概念しかなく、すぐにシステムに起こせない内容でした。そこで、EC通販支援で得た経験とロジックを一から作成しシステム化、そこにCRMの概念を体現していくことに。EC通販を経験していないと生まれない独自のシステムや機能が生まれ少しずつ形になっていきました。そして、CRMツール「うちでのこづち」が誕生したのです。

魂を込めたシステム開発のスタート

少しずつでも形にしていく中で、開発にスピード感を持たせるためにシステム開発に参画してくれるエンジニアを知人から紹介してもらい、外注や一部副業という形ではありましたが開発を依頼することに。しかし、いざ開発をしてみると、少しずつCRMの概念や想いがうまく伝わらなかったり、開発スピードが遅いなど、システム構築を外注する上での難しさが表れて来ました。

「システムに魂を込めたい」

事業に共感し、本気でシステムを作り上げることに集中して人生をかける仲間が必要だと感じました。

心のこもったシステムを創りたい、自分たちの想いのこもったシステムを創りたいという一心で、開発は完全に内製化することに変更。エンジニアもそれ以外の社員も同じ想いをもってシステムに従事する、この環境こそが弊社がCRMを作り上げる強みとなって行きました。

仲間と共に、CRMを追及する

1名から始まったE-Grant も、今では40名前後の仲間が増えました ※2018年7月度

CRMツール「うちでのこづち」が誕生し約12年、さまざまな事がありましたが着実にシステムもバージョンアップを重ね、今では450社以上に導入頂ける程に成長しました。

株式会社E-Grantは

「和」の心を世界に広げ、「想いやり」に溢れた社会を実現する

という理念を掲げています。これはより具体的に言うと、「人に対して貢献する意識が強い人が集まり、相手を想う気持ちをもって世の中をサービスで良くしていく」という事。

「うちでのこづち」に弊社のCRMの想いを込めて、世の中に普及していく。E-Grant の社員が想いやりを持ち、CRMの本質を理解し、率先してお客様の課題を解決していく。これらのサービスや姿勢を通して、弊社の掲げる「想いやり」を世の中に普及していくことで、自分たちらしいCRMを行える企業を増やしていき世の中を良くしていきたい、そんな志を持つ仲間と共にCRMに取り組んでいます。

現在E-Grantでは「うちでのこづち事業」を主体とし、CRM支援を行う「CRMマーケティング事業」を展開しています。今後もCRMツール「うちでのこづち」を業界で圧倒的No1のツールに成長させ、CRMのパイオニアとして業界をリードし続け、将来的には世界一の総合CRMカンパニーとなることを目指しています。

最初は私1人の想いとして始まったE-Grant、「CRM」という挑戦も今では多くの仲間たちと共に行っています。CRMは範囲も広く、多種多様です。CRMという可能性を、優秀な仲間と共に追及できるのはとても心強いです。

日本式CRMで世界に風穴を開けたい、業界No1を目指して

第二創業期のフェーズである弊社でチャレンジしてみませんか?

私たちの目標として、まず日本でEC通販業界圧倒的No1を目指すという目標があります。

業界で更なる高みを目指すためには、これまで以上に多くの仲間と優れたサービスで業界にアプローチしていく必要があります。

そしてCRMのデータを集め、より多くの顧客心理を理解し、データを活用して1人でも多くの人を幸せにする。弊社のサービスは世の中に大きな価値を生んでいきます。日本のEC通販業界で圧倒的No1を獲得できる頃には、弊社発信の日本式CRMが完成すると思います。この日本式CRMを用いて、世界展開を加速させていこうと考えています。日本式CRM、日本人の持っている「想いやり」という素晴らしい文化をサービスに載せて世界中に届ける、私たちの志に共感してくれる仲間を世界にも作っていきます。

「想いやりに溢れた社会を実現する」という気持ちを持つ仲間が集まり今の会社があります、他社の方やお客様に、「御社の方はとても想いやりがありますね」と言って頂ける社員を誇りに、これからも志に共感し、共に業界をリードできる仲間を探し続けて行きます。

おわりに

E-Grant は現在仲間を募集中です!

国内通販市場は毎年110~120%の伸び率を達成している国内屈指の成長市場です。日本ではまだまだEC化率(EC通販にて購入をする比率)は少なく、まさにこれからも伸びて行く成長市場です。

私たちはそんな成長市場の最前線で日々チャレンジしています!

E-Grantが叶えたい夢と、あなたの叶えたい夢に一致する部分があれば、きっとお互いに成長できると思います。想いやりに溢れた社会を創るためにはまだまだ仲間が足りません!

私たちと共に、CRMにチャレンジしたい方、弊社の事業に興味がある方は、是非一度オフィスに遊びに来てくださいね。その際はあなたの夢を聞かせてください。ご連絡をお待ちしております。

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