はじめに
みなさま、あけましておめでとうございます。荒木良太と申します。
株式会社DotHire を共同で立ち上げ、現在RPO事業の事業責任者をやっています。この記事では、
- DotHireの経営方針
- DotHireの目指す組織
- DotHireの事業開発方針
について書かせていただきました。未来の候補者の方に、DotHireという会社の経営方針や、目指す組織、事業開発方針が伝われば幸いです。
DotHireの経営方針
DotHireは、代表の若森と共に立ち上げた会社です。
若森はいわゆるシリアルアントレプレナー(連続起業家)で、過去には自身が経営していた会社をM&Aにより売却した経験があります。
その経験を通じて、「次は、何十年も成長し続ける会社をつくりたい」という思いが強くなり、その考えを起点として生まれたのがDotHireです。
こうした背景から、DotHireは短期的な成果を追う会社ではなく、数十年単位で事業をつくり、育て、経営し続けることを前提とした事業会社でありたいと考えています。
特定の業界やテーマに閉じることなく、市場において本質的な価値が十分に届いていない領域に向き合いながら、複数の事業を連続的に創出していくこと、それがDotHireの経営方針です。
DotHireの目指す組織
現代のベンチャー系事業は、大きく分けると「急成長を目指すスタートアップ」と「堅実な成長を志向するスモールビジネス」に分類できると思いますが、どちらにも良し悪しがあります。
スタートアップは、事業の成功確率が高いとは言えず、また株式放出を前提とした資金調達による経営を行うことで、イグジット(出口)が求められます。本来はビジョンを実現するための手段であるはずの事業が、プレッシャーの中でいつの間にか目的化してしまう企業も少なくなく、ギスギスした環境の企業も多いかと思います。
一方で、高負荷の環境で働くことで、スキル面では短期間で大きく成長できるという側面もあります。ただし、こうした「瞬間風速的な成長」を前提とした働き方は、現代では以前ほど支持されなくなってきていると感じます。市場環境の厳しさも相まって、いわゆるスタートアップドリームに対する熱が冷め始めている、という背景もあるのかもしれません。
対してスモールビジネスは、事業としては堅実に成長しやすい一方で、変化が少なく、面白みに欠けると感じられることもあります。また、経営者の視座が下がりやすいという側面も否定できません。
このように、どちらのモデルにも一長一短があります。
その中でDotHireは、あえてその中間に位置する会社だと考えています。
急成長だけを追い求めるわけでもなく、過度に守りに入るわけでもない。
カルチャーとしては、「令和版の家族経営」 に近い存在だと思っています。
DotHireが考える「令和版の家族経営」とは、関係性は近い一方で、責任を決して曖昧にしない組織のあり方です。短期的な成果や消耗を前提に人を扱うのではなく、長い時間軸で共に事業と向き合うことを前提としながら、馴れ合いではなく、納得と責任を重視する。ビジネスライクに割り切りすぎない情は持ちつつも、決して甘えない――そんなバランスを大切にしています。
例えば、メンバーに元気がない様子があれば自然と心配になりますが、それは事業に集中させるためのマネジメント上の配慮というよりも、純粋に一人の人間として気にかける、ちょっとした違いですが、そうした考え方を会社全体で大切にしていきたいと考えています。
DotHireの事業開発方針
DotHireでは事業領域を採用領域に限定するつもりはありません。
採用領域はあくまで最初のテーマであり、ゴールではないからです。
では、DotHireの事業開発の方針は何かというと、
「ステークホルダーや社会に誠実であり、かつ価値のある事業を生み出すこと」、それだけです。
とはいえ、これだけだと抽象的すぎるので、DotHireが新規事業に取り組む際に必ず確認する2つのルールを紹介します。
1つ目は、ちゃんとバリューを生み出せる事業か、という点。言い換えると「DotHireがやることで、どんな価値が生まれるのか」この問いにきちんと答えられない事業は、必ず失敗するのでやらない、というスタンスです。
2つ目は、社会やステークホルダーに誠実でいられるか、という点。単に利益が出るだけで、社会的な価値を説明できない事業や、ステークホルダーに対して誠実な姿勢を取り続けられない可能性がある事業は選びません。なぜなら、誠実でいられない事業に取り組み続けることは、想像以上にしんどいからです。そうした事業は長続きしませんし、最終的に誰もハッピーにならないケースが多いと感じています。
一見すると遠回りに見える判断をすることもあります。それでも、その積み重ねこそが、結果として「応援される事業」をつくると、私たちは考えています。
こうした考え方のもとで、DotHireが立ち上げた最初の事業が、
WEB領域を中心とした戦略RPO(採用代行)事業です。
また別記事で、DotHireはなぜ戦略RPO事業をおこなうのかについて書いていきたいと考えています。
最後に
DotHireは、まだ決して大きな組織ではありません。
それでも、短期的な成果や流行に流されることなく、誠実に事業と向き合い続けることを大切にしています。
経営方針、目指す組織のあり方、そして事業開発のスタンス。
どれも派手さはないかもしれませんが、長い時間軸で「応援され、続く事業」をつくるために、私たちが大切にしている考え方です。
急成長か、安定か、といった二択ではなく、その中間に立ちながら、自分たちの意思で事業をつくり、育てていく。DotHireは、そんな会社でありたいと考えています。
この記事を通じて、DotHireという会社の考え方や空気感が、少しでも伝わっていれば幸いです。