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事業部とユーザーを繋ぎ「PRODUCT FIRST」を体現するエキスパート集団【デザイン戦略室 フロントエンドチームインタビュー】
名前:Y.O.(写真:左)
部署/職種:デザイン戦略室
入社年月:2021年4月
名前:A.K.(写真:右)
部署/職種:デザイン戦略室
入社年月:2017年3月
ーお二人の経歴について教えてください
Y.O.
私は大学生の時にDONUTSでアルバイトを経験し、新卒でDONUTSに入社しました。大学は美術系ではなく、工学系でした。
A.K.
私も大学は美術系ではなく文学部だったのですが、在学中に友人とアプリなどを作成した経験を機にデザイナーを志すようになりました。そこで大学卒業後はDONUTSにアルバイトとして入社し、デザインとコーディング業務に携わりました。
当時は独学で学んだIllustratorを使える程度のスキルしかなかったのですが、現在の室長にOJTで丁寧に指導していただいたこともあり、その後DONUTSの正社員に登用されました。
ー現在の業務内容について教えてください
Y.O.
デザイン戦略室には、プロダクトやWebへの実装を担当するフロントエンドチームと、デザイン全般を担当するデザインチームの2つのチームがあり、DONUTS GROUPを横断した業務を全て内製で行っています。
私はフロンエンドチームに所属していて、Webフロントエンド周りで設計から保守運用までを担当しています。
デザインシステムを用意しているような規模の大きいサイトでは、React(Vue)やStorybookを使ったコンポーネントベースの開発もしているので、それに必要なRESTのエンドポイントとレスポンスの設計も行っています。
他にもパフォーマンスチューニングを行ったりと、一般的なWordPressのテーマ開発で行うようなことにとどまらず、色々やっていますね。
A.K.
私はフロントエンドチームとデザインチームを兼ねており、DONUTS GROUPの案件のフロントエンド業務とデザイン業務の両方を担当しています。
デザイン戦略室のデザイン業務は、UI、グラフィック、動画など幅広く、私はそのなかでも Webデザインを担当することが多いです。また、担当者から詳細を聞きながらディレクションをするなど仕様の段階から深く携わったり、Webデザインをしながら自分でコーディングをすることもあったりと、やはり色々とやっていますね。
ーデザイン戦略室がDONUTSで果たす役割について
Y.O.
デザイン戦略室のフロントエンドチームは、プロダクトのブランディングや事業戦略・方針にコミットすることを大切にしています。
その中で自分の役割は、事業部とユーザーの求めるものを繋ぐことだと考えているので、ユーザーに近い視点を大切に、いかにスムーズに、効果的に伝えることができるかに注力しています。「ユーザーファースト」はすなわち「PRODUCT FIRST」にもつながります。
A.K.
フロントエンドチームをはじめ、デザイン戦略室はユーザーや社内の担当者に近いところでアクションできる立場にもあります。だからこそ、ただオーダーに沿って制作するのではなく、目的や背景をきちんと把握した上で、デザインや実装の観点から常に最善のものを作ることを目指しています。
そのためには積極的に意見を言ったり、新しい技術を取り入れたりすることはもちろん、必要性を感じた場合は、自分の領分を超えていたとしても能動的にアクションを起こすようにしています。
ーDONUTSだからこそ経験できる仕事とは?
Y.O.
DONUTS GROUPを横断した業務という部分は大きいかもしれませんね。少数精鋭のチームで、日々舞い込んでくるDONUTS GROUPを横断した業務をこなしていますので、チーム内では多種多様な案件が同時進行で進んでいます。
ですから、横展開できそうな取り組みや技術等はないか、広い視野を持つことを常に意識しています。特に新規Webサイト制作の場合は、これまでの知見を活かしつつ、新しい技術をよりスムーズに導入できる環境が必要だと感じています。
ユーザーの目に最も触れる部分の仕事ではありますが、あくまでデザイナーや事業部の意図とユーザーの求めるものを繋ぐ立場なので、いい意味で気負いを感じることなく仕事ができていると思います。
A.K.
幅広い事業に携わることができるのは大きな魅力ですが、私は逆に、気負いを感じて仕事をしているタイプかもしれません(笑)
とりわけ、新規案件などは緊張感を伴いますし、限られた条件下での最大化やスピード感も求められます。そのような中で、自分やチームのメンバーが制作したものを街中で目にすると、やりがいや嬉しさを感じます!
このような面白さがある一方で、やはり実装やデザインの面でスキル不足を感じることもあります。Webサイト制作のテンプレート拡充や最適化は今後の課題かと…。
私の方が社歴は長いのですが、そうしたフロントエンド業務についてはY.O.さんから学ぶことも多いです。
ーチームのメンバーについて教えてください
Y.O.
デザイン戦略室は30代前後のメンバーが中心で、意見をはっきりと主張する人が多いです。ただ、発する言葉には細やかな配慮を感じますし、コミュニケーション能力は全員高いですね。
とりあえず形になればいい、というような価値観で仕事をしている人は一人もおらず、むしろ納得できるまでとことん突き詰めて自主的に調べるタイプが多いです。心から仕事が好きで楽しんでいるメンバーが集まっています。
ある程度自由にできる部分はもちろんあるのですが、フロントエンドチームの仕事は一種の数式のような面も持っています。理論上のリスクや、次につなげるための修正点などがあれば、理由を明確にして改善点をチーム内で徹底的に突き詰めます。
A.K.
すごく丁寧に意見をいただけるので、本当に勉強になりますね。理論的な理由に基づいたフィードバックなので、立場の違いから意見が異なることがあったとしても、話し合いできちんと解決できます。
Y.O.
週に1回、技術をテーマにした「フロントエンドエンジニアミーティング」も実施しています。各自のスケジュール確認以外にも、コーディングのレビューや技術サイトの記事共有などを行っています。技術の移り変わりが非常に早い業界なので、最新の情報を追いかけて共有することは重要ですし、スキルアップはもちろん、モチベーションの維持にもなっている貴重な場です。
熱心な意見交換や向上心のある姿勢は、楽しんで学ぼうとするプロ意識から自然に生じるものだと思いますし、まさに「PRODUCT FIRST」のマインドを感じますね。
ー求める人物像や必要なスキルはありますか?
Y.O.
フロントエンドチームの仕事では、やはりデザイナーとコミュニケーションを取りながら仕事を進めることが一番多いです。
こだわりや譲れないものを持って仕事をするのは素晴らしいことですが、どんなにスキルが高くても、コミュニケーション能力が不足していたり、自分の意見ばかりを押し通す人とは仕事がうまく進みません。相手の立場を尊重して、幅広い視野で相手の立場に寄り添って仕事をすることが「PRODUCT FIRST」につながると考えています。
私もアルバイトとしてDONUTSで働き始めた当初はあまり意識していませんでしたが、実装するだけが仕事ではない、ということに業務を通じて気付くことができました。
A.K.
ただ、相手の立場を尊重することは、決して妥協するということではありません。むしろ、チームとしての制作を楽しんだり、そうして作り上げたものに思い入れを持てることが大事だと思います。
チーム内のフィードバックを参考にブラッシュアップしていくことも多いですし、そのような中で、例えばアイデアをもらったアニメーションの実装を試してみたり、新しいことに挑戦出来る方と一緒に働けると私たちも楽しいです!
Y.O.
メンバーが増えるほど活発な議論を通じて課題も見つかりやすくなり、土台が固まるのも早くなります。
私たちは二人ともアルバイトからスタートしています。右も左もわからなくても、成長意欲のある方ややる気のある方を受け入れる土壌がDONUTSにはあります。
A.K.
私も改めて、みなさんに育てていただいたことに感謝しています。
DONUTS GROUPは事業の幅も企業規模も拡大していますが、少数精鋭のデザイン戦略室はいい意味でベンチャー色も残っているので、働いていてとにかく楽しいです。一緒に楽しく仕事をしたい方のご応募をお待ちしています!
Y.O.
フロントエンドチームではメンバー全員が共有する長期的な方向性や価値観を明確にするために、チームとしてのビジョンを定義しています(下記画像参照)。
このビジョンに共感し、一緒にDONUTSのフロントエンドをより良いものにしたいと思った方はぜひご応募ください!
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