新卒シリーズ第二弾。今回からは、「何者にでもなれる会社、ディスカバリー」をテーマに、ディスカバリーでヒーローになった社員をご紹介します。
今回は「プロに断っていい仕事はない」と仕事に対して熱い想いのある動画クリエイター、都築翔さんに、未経験からどのように仕事としてショート動画制作に挑戦したのか語っていただきました。
ある一冊の漫画との出会いが始まりに。紆余曲折ありながら自分の道を見つける。
「天才になれなかったすべての人へ」
このセリフで僕の人生が一変しました。
理系の大学・大学院を経て製薬会社に就職し、次に技術系の仕事へ。そのままこの道を進んでいくかと思っていた矢先、ふと立ち寄った本屋で出会ったのがこのセリフ。そこからまったく別ジャンルである「画家」という道へ進むことになりました。さらに、今では未経験のWEB広告業界でショート動画チームを立ち上げるようになるほど、このセリフは僕の人生に大きな影響を与えました。
画家としての活動初期は、絵を描いてもまったく売れませんでした。その原因は「絵を見てもらえていない」ことにあるのではないかと思い、SNSで自分の絵を発信する動画を作り始めました。そこでフォロワーを5人から1万人まで伸ばした経験が、今の仕事を始めるきっかけだったかもしれません。
そのセリフが登場する漫画で忘れてはいけないのがもう1人の主人公。「どんな状況でも結果にこだわり続ける」というプロフェッショナルな姿勢をもった広告代理店のデザイナーです。
会社で働くうえでこんなに仕事に対して熱く語れる人というのは、他の業種ではなかなか見られない。広告代理店だからこその熱量なのかと衝撃を受けました。
そのような環境で働く人へのあこがれと、画家活動を通じて得られたSNSの運用実績を理由に、Web広告業界は未経験でしたが、ディスカバリーに入社しました。
知識ゼロからのスタート、“やりたい”だけで10倍の成果を生んだ。
動画チーム立ち上げのきっかけは、研修後に上司から「動画チームをもっと強くしたいんだよね」という相談を受けたことでした。入社前からTikTokの配信と運用をしていたこともあり「都築には動画制作だけじゃなくて、企画とか運用とかも任せたい」と大役に抜擢されました。
とはいえ画家活動で動画投稿をしていたものの、仕事として動画広告に携わるのは初めてのことでした。しかも、今まで使用していた編集ソフトではなく、扱いが難しい編集ソフトを使用することになったんですよね。これに関しては独学で勉強するしかなかったので、YouTubeを見て、本を買って、図書館で資料を探して…という風に、本当にゼロからやり直しましたね。
体制面でも試行錯誤の連続でした。立ち上げ当初の体制だと、1ヶ月で作れる動画本数が限られてしまっていて...。一人が動画1本作るのに半日ぐらいかかるため、生産量を増やすことが難しかったんです。そこで、作れる本数を増やすために「役割分担」を意識しました。まず僕がベースとなる動画を1本作って、そこからメンバーに少しずつ内容を変えてもらう体制にしました。最初の2秒だけ変えてみたり、エンディングを工夫してみたり。そうやって役割を細かく分けていくことで、メンバーにも無理なく作業を任せられるようになりました。
あとは、それぞれのメンバーの得意分野を活かして作業できるようになったのも大きかったです。そうしていくうちに、チーム設立たった1年で動画の完成本数が50本から250本ほどに増えていき、売上金額も、最終的には10倍以上にまで伸びました。
簡単な道ではなかったですが、あの時の「新しいことを始められる」という感覚が、今でも自分の中で大きな原動力になっていると思います。
数値以外のところで言うと、ディスカバリーでは毎年、総会でその年に会社の行動指針に則って活躍した社員が表彰されています。ありがたいことに、僕は昨年「進歩のために、挑戦は楽しむもの」という行動指針の1つの体現者として賞をいただきました。これは、数字では表しきれない部分を評価してもらえたのかなと思っています。
今後の目標として、社内はもちろん社外からの評価も目指したいところです。その1つがTikTokの認定パートナーの称号を獲得すること。ディスカバリーは、Googleなど複数の媒体で高い信頼性を持つ広告代理店として、多くの認定称号を取得しています。特にGoogleの称号は、優れた成果と運用実績を持つ、上位3%の企業のみに与えられるものなんです。TikTokにおいては、まだ称号がとれていません。僕がチームを立ち上げようと思ったきっかけも、その称号を取りたいと考えたからなんです。僕は今年中にはその目標が達成できると確信しているので、より一層仕事に向き合っていきたいと思います。
「好き」は最強。自分を「天才」だと信じて道を切り開く。
ディスカバリーに入社する皆さんには、自分の「好き」を大切にしてほしいですね。僕は、もともと理系の大学に通っていて、化学や生物学が好きでした。そのように関係がなさそうな知識もこの会社で活きてくることがあります。例えばサプリとか医薬品の広告を作るとき、商材の説明があってもすんなり入ってきますし、みんなが知らないようなことも知っているので提案ができたりするんです。「好き」を貫いていってもらえれば、必ずいつか仕事で役に立つと思います。自分の強みにもなるから自信にもつながりますしね。
また、自分を信じてあげることもとても大切なことだと思います。目の前の業務を淡々とこなしていくだけだと、ただ頑張っている人になってしまうので、僕は自分のことを「天才」だと信じて仕事をしています。そうすることで、どんな壁にぶつかったとしても前に進み続けることができるんです。僕自身、動画チームの立ち上げや体制づくりなど、まったく経験のない業務に携わり困難に直面したこともありました。しかしそこで「天才だからできる」と自分を信じ続け、立ち向かったからこそ賞をもらえるほどの評価をいただけたんだと思っています。
だから、チームメンバーたちにも「自分のことを天才だと思え!」とよく言っています(笑)。最初のセリフが登場する漫画の主人公も、自分を信じて絶対に諦めない気持ちを持っていて。そうやって本気で働いていると、自然と周りに「天才」が集まってきてくれるんですよ。
「好き」を貫いて自分を「天才」と信じて突き進む。そのうえで、目の前の仕事に諦めず挑戦していけば、自分が想像もしなかったような景色にまでたどり着けるはずです。
僕は冒頭で言った「天才になれなかったすべての人へ」というたった一行のフレーズを見て、絵を書き始めて広告代理店に入社しました。ある意味、人生が変わったわけです。だからこそ僕もたった一言で、たった一つの動画で誰かの人生を変えていきたい。そのような広告や動画を作っていくことが今の目標です。
ディスカバリーには、挑戦し続ける意志があれば、自分の想いを根気強く伝えることで実現できる環境があります。だからこそいろんなことに挑戦できるし、「何者にでもなれる会社」だと感じています。
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