コンテンツSEOのライティング経験もある小林奈津美。ディスカバリーのライター第1号として入社した彼女が、今に至るまでにどのような道のりがあったのか、今どんな思いで働いているのか、語ってもらいました。
コンテンツSEOのライターから転身、新たな一歩を踏み出す
新卒で入社したのは家事・育児系メディアを運営する会社。産前産後の女性のお悩みに寄り添う記事や、毎日の家事が楽しくなるような知識コンテンツを企画・ライティングしていました。記事を書くために取材することも多く、お子さんがいる社内の女性たちを集め座談会を開き、本音を聞き出すこともありましたね。
3年が経ち「何か新しいことができないかな」と考えている時に、転職エージェントの方に紹介してもらったのがディスカバリーでした。
面接ではとにかく社長の熱量がすごかったです(笑)。会社に対する思いや仕事内容について、1時間の面接中ずっとお話いただきました。すごくいいなと思ったのは、会社のミッションを達成するための “VALUE”という行動指針があるところ。8つあるVALUEの中で特に好きなのが「チームで仕事をする」という項目です。一つのことに夢中になってしまうタイプの自分にとっては、周りがいないと気づけなかったと思う場面がこれまでたくさんあったので、とても共感できました。ビジョンを掲げる会社はたくさん見ましたが、それを実現するためのアクションがしっかり明文化されていることってそうそうないなと思い、入社を決めました。
未知の世界に悪戦苦闘。そんな中でも“ユーザー目線”は忘れない。
入社してみると、ライター第1号だった私。それだけに、「まだ会社が挑戦したことのない世界を開拓していくこと」を期待されているんだろうな…とプレッシャーを感じていました。
任されたのは、商品を買ってもらうための記事LP。「記事LPって何?」というところからのスタートでした。しかも、商品の情報しか渡されず、読み手であるユーザーのことがほぼわからない状態…。それまでずっと、ユーザーの目線に立って書くことを何よりも心掛けてきました。だから、そのユーザーが見えない状態は戸惑いしかなかったですね。どんな人で、どんな生活をしていて、どんな理想を持っているのか…。自分なりに調べながら、とにかく手探りで書きました。わからないなりに書き上げ提出するのですが、「なんか違う」と戻されることも。何が違うのかを紐解くために一生懸命質問をぶつけてみるのですが、お互いになかなかうまく言語化できずモヤモヤすることも多々ありました。
モヤモヤをなんとか克服するために、ユーザーから反響があったとされる記事をたくさん読みました。自分が書いたものに対し客観的な意見をもらいながら、とにかくがむしゃらに書きまくる日々。クライアントのディレクターの方に「ここが足りないんじゃない?」「ここはよくわからない」とビシバシ指摘され、かなり鍛えられたと思います。
その甲斐もあり、書いた記事に反響があった時はとても嬉しかったです。ユーザーのことを何よりも考えながら、自分で一からシナリオを企画し、たくさんの人に協力してもらいました。それまでは先の見えない旅をしているような感覚でしたが、この時ようやく「ゴールに辿り着いた!」という達成感がありました。
「積極的に議論する」をまさに体現した、メンバーたちの熱量に共鳴
ディスカバリーの好きな点は大きく二つあります。一つ目は、風通しがとてもよく、それを会社として推奨しているところ。入社直後、ライティングの壁にぶつかった際たくさん話し合ったように、年齢や性別、大先輩であろうが関係なく、熱く議論できる環境があります。「積極的に議論をする」という項目がVALUEに定められているから、忖度とか変な気遣いとか、仕事をする上で障壁になる部分を考えなくて済むところがいいですね。
二つ目は、仕事に対する熱量の高い人が多いところ。部署をまたいでいろいろな方とお話することが多いのですが、みんな「クライアントやユーザーが喜ぶものを届けたい」という強い思いを持っているんです。その熱量が心地よくもあり、「もっと頑張らないと!」という焦りにもなり。そういった感覚が自分には合っているんだろうなと感じています。
社内には尊敬できる人がたくさんいます。自分の意見をひたすらぶつけて頑張る人、その気持ちを一生懸命汲んでとことん向き合おうとする人、困っている人がいたらすぐに手を差し伸べる人…。魅力的で人情深いメンバーが本当に多いですね。とにかくバラエティー豊かで面白い人が多い会社だと思います。
一緒に悩みながら切磋琢磨。チームで楽しみながら仕事がしたい。
今後はライティングスキルをとことん極めたいです。クライアントのもとへ取材に行くこともあるのですが、商品開発にまつわるエピソードを聞いていくと、「本当に良い会社だな」と思うことが多くて。「ユーザーからの声に心から応えたい!」という気持ちが溢れているんです。そんなクライアントへのリスペクトを込めて、彼らさえ気づいていない商品の魅力やメリットをユーザーにきちんと届ける記事を書きたいです。クライアントの満足もユーザーの満足も、どちらも叶えたい。欲張りかもしれませんが、それが自分にとって“極める”ということかもしれません。
そのために、良い記事を見て自分の引き出しを増やし、たくさんの人の意見を取り入れ、それを料理しながらレパートリーの枝葉をもっと伸ばしていきたいです。
これからライターとして入社いただく方には、ぜひメンバーとのチームワークを楽しんでほしいです。わたし自身、人に教えるというよりは、一緒に悩みたいタイプなんです。悩む過程でお互いに得られることってあると思うんですよね。なので、一緒に悩みながら切磋琢磨できたらいいなと思っています。メンバーと意見交換しながら情報を取り入れつつ、自分の色を出して書いてもらえたらいいですね。ディスカバリーのことが少しでも気になっているなら、一度門を叩いてみてください。面接でたくさんお話して、不安に思うことをクリアにして、少しでも「面白そうだな」と思ったらぜひ来てもらいたいです。