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こんにちは!デジモンで広報を担当している盛永です。
今回は弊社で事業全体を統括する取締役の戸高についてご紹介いたします。
戸高は専門学校を卒業後にゲーム系の会社に就職し、デザイナーとして現場で活躍していました。
そんな戸高のデザイナーから経営者になるまでのキャリアチェンジのきっかけや、クリエイター出身者が指揮する会社ってどんな会社なのか、戸高に話を聞いてきました!
会社員やってみて気が付いた「雇われるのは向いてない」
ー天野とはどんな出会いだったんですか?
デザイナーとして仕事しているときに実は4社ぐらい転々としていたんですが、そのうちに
「僕は会社員として働くよりも自分自身で決めて進める方が向いてるんじゃないか」
と思い始めたんですよね。で、結果的に会社を退職してフリーランスとして仕事をはじめました。
そのフリーランス時代にやっていた仕事のうちのひとつで天野に出会ったんですが、一緒にやっていた仕事が終わった時に天野が「会社を作る」と言ってチームから抜けてしまったんです。
僕もちょうど別のことしたいなと思い始めていたタイミングだったので、天野が抜けた後すぐに僕もチームを抜けて天野のところに合流しました。
デジモンを一緒にやるなら経営者としてやりたい
▲創業当時の代表天野(左)と戸高(右)
ただ僕的には、新しいことをやりたいと思ってフリーランスのチームを抜けたので、今までと同じアートディレクターのポジションでやるのは面白くないなって気持ちがあったんです。だから天野とこれからデジモンをどう進めていくかって話し合いをしたときに、
「僕は一緒にやるなら経営者としてやりたいです!!」
って直談判したんですよ。今思い返すとほんと生意気なこと言ってるなって思うんですけど(笑)
でも天野は「分かった、それでやろう」って言ってくれたんです。
僕が今経営者として働いているきっかけのひとつでもあるんですが、天野は僕が今まで出会ってきた人とは違うなって感じる部分があって。僕自身、あれこれ口出されてマネジメントされるより大枠で投げてもらうほうが頑張れるタイプなんですけど、天野はそんな僕でもびっくりするくらい「よし、任せた!」って投げてくれるタイプなんですよ。
その中でも一番思い出に残っているのが、創業して初めてのセカンダリの仕事をもらうまでのエピソードです。
今までほんとにデザイナーとしての業務しかしてこなかった僕が、仕事を獲得するためにめちゃくちゃ泥臭い営業活動してたんですよ。数えきれない程の企業にお問い合わせメールを送ったり、アポはもらえたものの営業資料もないから、未経験の僕が手探りで作ってみたり。
最終的には、交渉から契約まで全ての業務を任せてもらったんです。
今振り返ると、セカンダリという事業を会社のメインにおくかどうかのターニングポイントだったにも関わらず、よく僕に任せてくれたなと思います。
正直「鈍感過ぎない?」という気持ちもあったんですが、同時に「めちゃくちゃ信頼されてるんだな」とも感じて、壁だらけだった中でも頑張れました。
だからこそだと思うんですけど、天野って人から助けを引き出す能力がめちゃくちゃ高いんですよね。
天野が自分たちを信用してくれるから僕らも天野を信用していて、だからなんとなくアシストしたくもなるし絶対結果出したいって気持ちになる。そこはすごく勉強になったし、自分も人に対してこうありたいなと思ってます。
泣くほど悔しい経験もあった。だから挑戦した
▲インタビューに答える戸高(右)
ーデザイナーから経営層って結構思い切った決断だと思うんですが、後悔とかはなかったですか?
自分でも、かなり思い切った決断だったなと思います。
まだ僕がフリーランスとして仕事してた頃の話ですが、それまでは自分の得意なデザインの領域だけをやっていればよかったんですが、そうじゃないこともやらなきゃいけなくなって。その時に、自分が全然出来ないことがあるんだというのを初めて思い知らされたんですよね。
自分が結果を出せないことが本当に悔しくて、いい大人が恥ずかしいですが泣いたのを覚えています(笑)
この悔しい思いをしたからこそのチャレンジだったし 、あの時思い切ってチャレンジできたからこそ今の僕がいるんですよね。
デジモンに入ってからは事業全体の管理だったり、あとは経理、人事、雑用までほんとに何でも経験してスキル的にも人間的にも成長したなと思います。雑用の部分でいうと、会社でピザパーティーを企画したときに僕がオフィスの近くのピザ屋まで歩いて買いに行ったりとかもしたんですよ(笑)
あの時に僕が手を挙げて自分からやりたいと言わなかったら、事業全体を管理することもみんなのピザを買いに行くこともなかっただろうし、きっとそれができる人間にもなれてない。
だから少しも後悔してないですね。
デザイナーから経営者へ、自分で思い描いたことが実現できたのはデジモンだから
▲2018年度入社式での写真、戸高(左から2番目)と代表天野(右)
僕が経営者としてチャレンジできたのって天野に大抜擢してもらえたからで、それは今のデジモンの文化の象徴なんです。
手を挙げる人に対してみんなが肯定的で、それを実行することを尊重する文化であり、根付いています。これは僕に対してだけでなく、デジモンの全メンバーに対して同様です。メンバーに対して広い裁量を持たせること、その中で成長していくこと、それを意識しているからこそ今強い組織が作れているんだと思います。
僕自身もメンバーと向き合うときには大切にしている思想のひとつですね。
僕は今デジモンで働く皆のことが好きだなと思って仕事ができていて、これって幸せなことだと思っています。この好きな人たちがもっともっと良くなるためにも、今の文化のままデジモンを大きくしていきたいですね。
最終的にはエンターテイメントの未来を創ることが僕の目標です。
その為にまずはゲームマーケットを大きくしなければいけないし、そのゲームマーケットを支えるクリエイターを成長させていくことがしたい。
それはデジタルモンキーが大きくなっていくことで両方叶えられると信じています。
ー皆さんにも、それぞれ思い描いている夢や目標があると思いますが、まずは一度その夢や目標について一緒にお話ししませんか?