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こんにちは。株式会社デザインワン・ジャパン新規事業部です。
この新規事業部、デザインワン・ジャパンのなかでも異色の事業部で、ちょっと変わったルールで動いています。
新規事業部で過ごしていたら、人生で大切なことが自然と身についてしまった。そんな話をまとめてみました。
狙ってホームランを打ちにいく
私たち新規事業部は、新規事業を作って売り上げを立てることがミッション。
新規事業といっても、天からアイデアが降りてくるのを待つのではなく、市場の課題を見つけ、どうやって解決すれば価値があると思ってもらえるのかを真剣に考えなければなりません。
狙ってホームランを打ちにいく、というのはそういうことです。とても難しいです。
新規事業を作れるチームを作っています
とはいえ、新規事業のアイデアは飛び抜けた発想力を持った人だけが考えているわけではありません。普通の感覚のメンバー全員で話し合って考えます。
役職もスキルも関係ありません。デザインワン・ジャパン独自のフレームワークに従って、スピーディーに検証を進めていきます。
そのためにも、メンバー間のコミュニケーションルールについても定期的に見直し、どうやったら質の高い情報共有やミーティングができるか、自走できるチームになれるかを超まじめに考えています。
▼自走できるチームとは?
この土台作りがあるからこそ、「私たちは新規事業を作れるチームです」と言えるわけです。仕事だけでなく人生にも役立つことなので、ちょっとだけ紹介します。
【情報を閉じなければ恐れずにトライできる】
誰が何をやっているかをクリアにするために、情報を閉じないことを徹底的に守っています。コミュニケーションツールとしてSlackを使用しているのですが、個人宛てのDMは禁止。すべてチームチャンネルを使います。
いま抱えている問題やトライしていることを共有することで、他メンバーとの認識の差を無くしていくことが目的ですが、それ以上に、もし危ない道を走っていたら、他メンバーが素早く察知することができるので、適切にフォローできることが大きいです。
【短くたくさん1on1しよう】
いろんな企業で取り入れられていると思いますが、本来は上司との面談や報連相の場として活用されています。
でも、私たちの場合は、メンバー同士が総当たりで週に1回は1on1をすることにしています。1回15分くらい、仕事の話じゃなくてもOK。そして、話した内容のサマリをSlackで共有しています。
雑談っぽくなってしまうこともありますが、チームメンバーが何に興味を持っていて、どんな考え方をしているのかを知るいい機会になっています。自然とミーティングでの発言量も増え、以前よりもミーティングの質が上がっていると思っています。
【ミーティングの後は必ずKPT、次やることを明確にする】
KPTとはふりかえりのためのフレームワークで、Keep(良かったこと、続けること)・Problem(問題のあること、やめること)・Try(次やること、トライすること)を表しています。
新規事業部では、これを簡略化して、ミーティング後に必ず行っています。認識のずれがないかを確認することはもちろん、次やること=マイルストンやタスクを明確にすることで、ゴールのないミーティングをしないようにしています。
ちなみに、家庭でもKPTを取り入れているメンバーがいます。家事と育児をプロジェクトと捉え、月に2回程、夫婦でふりかえりの時間を設けているそうです。
問題が放置されることもなく、話し合って解決策を出せるようになったので、必然的に夫婦ゲンカが減って、感謝の気持ちを伝え合うようになった―そんな話を某ブログメディアに投稿したところ、超バズりました(笑)
新規事業を作っていたら、いつの間にか人生で大切なことも考えていた
今だからこそ断言できますが、チームビルディングを無視していたら、いまごろは空中分解してしまっていたでしょうね。そんなチームでは良いアイデアは生まれないでしょう。そもそも議論もできないんじゃないかと思います。
それって、ビジネスの現場だけじゃなくて、プライベートでも同じなんじゃないかなと思っています。
遠回りなように思えるかもしれませんが、「コミュニケーションを良くする」ことで、新規事業のアイデアが生まれ、スピーディーに検証できる土台が築かれています。
そんな私たちとチームを作っていってくれる人と一緒に働きたいです。とことんアイデアを出して、もっとすごい新規事業を作りましょう!