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こんにちは、デザミスの採用担当です。
今回は、事業企画職の下山さんにお話を伺いました。
・Uマルシェ立ち上げの背景
・壁を越えたエピソードとチームづくり
・今後の挑戦とデザミスで描く未来
についてご紹介します。「新規事業に挑戦したい方」や「裁量の大きい環境で成長したい方」は、ぜひ最後までご覧ください。
畜産向けEC「Uマルシェ」立ち上げの背景
ー「Uマルシェ」にアサインされることになった背景を教えてください。
Uマルシェの構想自体は、一昨年くらいから社内にあり、試作版も作られていたのですが、市場の反応があまり良くなくて止まってしまっていたんです。
ちょうどそのタイミングで、ECを経験したことのある私が入社し、立ち上げを任せてもらえることになりました。
ーどう取り組み、周りから評価されましたか?
ありがたいことに、デザミスはかなりの裁量を持って事業を任せてもらえる環境です。成果につながるのであれば、その進め方は個々の判断に任せる、という考え方が社内に根付いています。
たとえば、「この企業の商品をUマルシェで扱いたい」と考えた際、それを止められることはありません。自分が「これは売れる」と判断したら、自分の裁量で話を進め、最終的な決裁まで持っていけます。
見せ方や販売方法について、自分で工夫して積極的にチャレンジしていった点が評価にもつながっていると思います。
ー直面した壁はありましたか?
Uマルシェはデザミスのメイン事業ではないので、経理・法務・総務・在庫管理・営業、そして配送に至るまで、すべて自分でやらなければならない点は苦労しました。
現在は二人の仲間がいますが、当時は全てを一人でこなしており、まるで総合格闘技のように多岐にわたる業務を同時に進める大変さがありました。
ー1人からチーム体制になるにあたって、どんな変化がありましたか?
一人でやると、とにかく進むのが早いです。でも、遠くは目指せない。
直近でやりたいことはすぐ実現できても、大きなビジョンを実現するには限界がありました。
例えば、当初、Uマルシェでは、数千円から高くても一万円程度の畜産商材などを扱っていましたが、本当はもっと高額な商材や受注サービスも展開したかったんです。でも一人では限界がありました。
それがチーム体制になったことによって、牛舎の屋根にドローンで遮熱材を塗布する数百万単位の高額な受注サービスの展開を実現することができました。
もちろん、一人で決めて動く時よりスピード感は落ちますが、その分、より大きな領域にリーチできるようになったのはチーム体制の一番の強みだと感じています。
ー意思決定を自らして、チームを巻き込んだエピソードはありますか?
ドローンの遮熱サービスがまさにそうですね。もともとは社長から「関係会社のドローンを使って、映像関係で何か面白いことがUマルシェでできないか」と相談を受けたのがきっかけでした。
最初は、牧場をドローンで撮影して採用動画に活用する、というアイデアがありました。しかし、正直それだけでは採用につながらないと感じていたんです。
ちょうどその頃、「牛は暑さに弱いので暑さ対策をしよう」という内容のセミナーに参加しており、農家さんたちが屋根に遮熱材を手塗りしている実態を知りました。屋根に登って作業するので事故のリスクも高く、本当に大変だという話を聞いたんです。
そこで「映像ではなく、ドローンで遮熱塗料を塗布できたら農家さんを助けられるし、事業としても面白いんじゃないか」と考えました。社長に「絶対こっちのほうがいい」と自分の判断で提案したところ採用されました。
社内外へのインパクト
ー社内での評価や社会的インパクトはありましたか?
まず社外では、大手メディアに取り上げていただけるほどの事業に成長しました。ドローンの取り組みについて取材いただき、自分が考えたアイデアが、チームメンバーの力を借りてここまで評価されたのは本当にありがたいことです。
また、牧場の方々から「うちでもできないか?」と声をかけていただいたり、乳業会社さんから施工依頼の相談をいただいたり、代理店さんから商品を出したいというお問い合わせをいただくなど、社外からの反響も増えています。
社内では、年一回の「経営方針説明会」でUマルシェチームが【事業を抜本的に見直し、現在もスケールを続けている点】を高く評価され、表彰されました。
新たな挑戦と展望
ー現在挑戦していることを教えてください。
Uマルシェの仕組みは、数百万円規模の受注を取って、その利益を一部商材に回し、安価に提供することで会員を増やし、さらに受注商材を注文したい人を増やしていくような循環を描いています。だからこそ、受注商材のラインナップをもっと魅力的にしていく必要があると考えています。
そのために、現在は、Uマルシェに送れる高額受注商材の種を、仕込んでいます。ここについて、現時点では完全に一人で動いていますが、将来的には新たなチームを作れるくらいの案件に育てていきたいです。
スタートアップはリソースが限られていて、特に新規事業は「10発打って1本当たれば成功」という世界です。だからこそ、優先順位の付け方や、「これは伸びる」という嗅覚をもっと研ぎ澄ませたいですね。
ー今後デザミスでどのような未来を描いていきたいですか?
実は、部署が変わり、現在は、CEO室で動いています。Uマルシェのような案件の種の創出がメインではありますが、それ以外にも会社全体の事業計画や出資に関することなど、より経営に近い領域を社長と一緒に担当しています。
なので、当面は、上場に向けてコアメンバーの一人としてしっかりコミットしたいと考えています。デザミスとしても、上場を一つの区切りとして目標に据えているので、そこを確実に達成できるよう力を尽くしたいと思っています。
ー最後に、候補者の方にメッセージをお願いいたします。
デザミスには自由な風土があって、やるべきことをきちんとやった上であれば、やりたいことは必ずやらせてもらえる環境です。
その主体性を楽しめる人にこそ合う場所だと思っていますし、挑戦したい人には間違いなくおすすめできる環境です!
ー下山さん、ありがとうございました!