今回は【アカウントプランナー職】についてお伝えさせていただきます。
デパートの採用では、候補者の方一人ひとりに担当が付き、入社までのサポートを行う【オンボーディングメンター制度】をとっています。そのため、私たち人事は選考全体を通して、候補者の皆さまと関わらせて頂いております。
しかしその上で、
「私たちが知る以上に、実際の仕事には魅力や面白味があるのではないか……」
と、感じることが多々ありました。
そこで今回は、候補者の皆さまに、よりアカウントプランナーの仕事の魅力をお伝えするため、若手メンバーにインタビューをさせていただきました!
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今回インタビューに答えてくれるのは、この方!
アカウントプランナーの大野さんです!
▼ 2018年 株式会社デパートに新卒入社・大野さん
入社後約2年間はWebディレクターとして従事し、2020年にアカウントディビジョンが新設されると同時に異動となる。それ以降現在まで、アカウントプランナーとして新規顧客開拓や企画提案活動に従事。複数回の社内MVP獲得経験を持つ。
インタビューアーは私、人事の齊藤が担当致します!
私は2021年2月、デパートの人事採用担当として中途入社しました。制作会社での採用活動は初めてです。そのような立場から、未経験の方にもわかりやすいよう、【アカウントプランナー】についてお話を伺いました。
アカウントプランナーの仕事-1 仕事全体の流れ
齊藤:大野さん、ご協力頂きありがとうございます! 早速ですが、アカウントプランナーの仕事について教えて下さい。
以下、ざっと仕事の流れを箇条書きをしてみたのですが、こちらの内容は合っていますでしょうか……?
大野さん:そうですね、大体合っています。上記以外では自社の広告運用やWebマーケティングなどももアカウント部として行っていますが、私の仕事は【顧客開拓】や【コンサルティング】がメインです。
齊藤:なるほど! ではこれから新しく入って頂く方も、同様でしょうか。
大野さん:その方次第なので言い切ることはできませんが、そうなる可能性は高いと思います。ただ、希望があれば色々とやらせてくれる部署だと思います。
齊藤:部署の雰囲気についても、後ほどヒアリングさせてください。
まずはお客様へのヒアリングについてお伺いします!
アカウントプランナーの仕事-2 顧客への提案と制作ディレクション
齊藤:アポイントが取れたら、まずはお客様の下へヒアリングしに行くのですね。
大野さん:はい。現在はほとんどオンラインで対応しています。
齊藤:初回のお打ち合わせでは、どのようなことを話すのでしょうか?
大野さん:弊社のご案内はもちろんですが、多くはお客様のご要望や、感じていらっしゃる課題感を掘り下げていくことから始まります。お客様の話をよく聞くのはもちろん、お客様の感じている課題が本当に正しいのか、本当にそれが本質的な課題なのか、という視点でも考えていかなければなりません。
齊藤:広い視野が必要なのですね。
元々のお客様の想定と、最終的なアウトプットがずれることはよくあるのでしょうか?
大野さん:よくあります。
ただ、それを解決するためには、お客様と同じかそれ以上、業界や会社について知っておく必要があったり、自分の引き出しなども大事になってくるかと思います。ですから、提案やヒアリングを行う上で、業界や会社について調べることはマストですね。
齊藤:なるほど……。それが箇条書きの中の、【競合調査】にも繋がるんでしょうか。
大野さん:そうですね。競合調査はサイト設計をする上でも必要なので、その限りではありませんが、いずれにせよ知識はつけなければなりません。
そうしてヒアリングを重ね、課題や現状が明確になったら、企画や設計に入ります。
企画・提案の範囲は幅広く、時には、サイト制作以外のご提案をさせて頂くこともあります。
齊藤:企画や提案をする機会は多いのですか?
大野さん:多いと思います。自分のアイデアを提案に反映させることができるのが、アカウントプランナーの楽しいところかな、なんて思っています。
そうして大体要件が決まって見積りまでFixし、正式な受注をいただきましたら、ディレクターに引継ぎます。
齊藤:どの程度まで決めた段階で引き継ぐのでしょうか?
大野さん:サイト制作の場合、サイト設計・主要なワイヤーフレームの作成まで行った上で、引き継ぐことが多いです。
齊藤:となると、デパートのアカウントプランナーは制作における最上流の部分を担当しているのですね!
大野さん:そうですね、領域としては特にコアな部分だと思います。
一方で、ディレクターが企画・提案を担う場合もありますし、受注後すぐに引き継ぐこともありますから、案件によりけりです。
アカウントプランナーの仕事-3
ディレクターとアカウントプランナーの業務範囲
齊藤:先ほど、「案件によってはディレクターが担う場合も」というお話が出ました。
アカウントプランナーとディレクターの仕事は、重なる部分が多いのですか?
大野さん:そうですね。通常、ディレクターが担当する制作ディレクションを、そのままアカウントプランナーが担当してしまうこともあるくらいです。
齊藤:逆に言うと、アカウントプランナーは自分が獲得した案件でも、制作ディレクションまでは行わないのでしょうか?
大野さん:はい、制作ディレクションは担当しないことが多いです。
ただこの辺りの調整は自分次第で、自分が関わっていた方がスムーズだと判断した場合や、最後までやりたいと思う案件であれば、そのまま進めてしまうこともあります。
齊藤:なるほど。
ちなみに、お客様やディレクター以外では、どのような人たちと接しますか?
大野さん:社内であれば、ディレクターに加えデザイナーやエンジニアなど、制作メンバーと話す機会はとても多いですね。制作ディレクションの際はもちろん、企画・提案の段階で、「こういうことはできるか」と相談することもあります。
社外だと、企画に必要なパートナー企業さんにお声がけすることもあります。
齊藤:「企画に必要なパートナー企業さん」というのはどういうことですか?
大野さん:お客様からデパートの社内リソースで対応しきれない内容を求められた時、外部のパートナー企業にご相談するんです。企画・提案に関わる部分ですので、そこの調整もアカウントプランナーが行います。
今はWeb制作だけではなく、様々なご要望がありますからね。
アカウントプランナーの仕事-4 部内コミュニケーションと“数字”
齊藤:大野さんは元々新卒でデパートに入社し、初めはディレクターをやっていたんですよね。
アカウント部に異動になってから、どのように仕事を覚えましたか?
大野さん:まずは営業のやり方や話し方など、基本的なところから指導をしてもらいました。それからクライアントとの打ち合わせに同席してもらい、都度フィードバックして頂いて、少しずつ仕事を覚えていきました。OJTが基本で、ある程度慣れてきてからは自分でやりながら覚えていった形です。
初めて受注したのはある会員サイトでしたが、その時もフォロー体制の中での受注でした。
齊藤:今後入って頂く方についても、大野さんや他のアカウントの方からのフォローをお願いできるのでしょうか?
大野さん:そうですね、そこは大丈夫です。
齊藤:おお、それは安心ですね!
ちなみに、営業活動というと“数字”のイメージが強いのですが、目標数字については、どのようにフィードバックを受けますか?
大野さん:正直にお伝えすると、数字に対してはシビアに付き合っていく必要がありますし、上司との会話の中でも話をすることが多いです。
とはいえ数字云々のフィードバックよりも、アカウントとしてのスキルセットについてフィードバックをいただくことが多く、とても学びになっています。
齊藤:お話を聞いていると、部署内で良い関係性が築けているように感じます。
大野さん自身はどう思われますか?
大野さん:雰囲気は良いと思います。先ほどお話したような仕事の話はもちろんですが、普段からフランクな会話も多いですし、ONとOFFがしっかりしていると思います。
また、しっかり自分の頭で考えたことや、考えた上での挑戦は絶対に認めてくれる環境です。仮に失敗しても挑戦したことを賞賛してくれる、というのがとても良いところではないかと思います。
齊藤:「チャレンジや行動を評価してもらえる」。これはデパート全体がそういう社風ですよね。
大野さん:はい。ですから、失敗することを恐れず、挑戦することを楽しめる人がデパートに合っているのではないかなと思います。
候補者の皆さまへ
齊藤:大野さん、ここまでお付き合い頂き、ありがとうございます!
最後に、デパートのアカウントプランナー職を考えている方に対して、一言お願いいたします!
大野さん:改めて、デパートの良いところは「チャレンジを認めてくれるところ」だと思っています。私自身何度も失敗してきましたが、結果だけではなく、やり抜く姿勢を周囲が認めてくれたからこそ、糧にしその後の成果に結びつけることができました。
自分のやりたいことをアウトプットしたい、目標持ってやっていきたい、という方にとってはすごく良い場所なのではないかと思います。
そういう働き方、そういう会社に興味がある方、ぜひ一緒に働かせてください。
齊藤:お話いただき、ありがとうございました!!
大野さん:こちらこそ、ありがとうございました。
▶ 大野さんが活躍するアカウントプランナー職の募集はこちら!
※現在は募集を停止しております。沢山のご応募ありがとうございました!
デパートに少しでもご興味ある方は是非、「話を聞きに行きたい」をお願いいたします!