「指示待ち」に終止符を。失敗をデータに変え、経営者視点でキャリアを創る新規事業開発チームの全貌
あなたも感じていませんか?「今の仕事は正解探しでしかない」という違和感
日々の仕事の中で、「誰かが決めた正解」をなぞっているだけではないか?「地図のない道」を自らの手で切り拓きたいが、その機会がない──。
もしあなたが、そんなキャリアへの違和感を抱えているなら、ユニークキャリア株式会社の新規事業開発チームが挑む世界が、あなたの求めている場所かもしれません。
私たちが挑むのは、前例も正解もない「ゼロイチの新規事業」。特に「リソース不足で新規事業が立ち上げられない中小企業」という、日本経済の大きな課題に対して、アイデア創出から事業実行までを徹底的に伴走しています。
今回は、このチームで新規事業開発戦略を担当する肝付兼梧さんに、このカオスな環境で得られる経営者視点での成長と、私たちが共有する「挑戦の哲学」について、深掘りして聞きました。
目次
「指示待ち」に終止符を。失敗をデータに変え、経営者視点でキャリアを創る新規事業開発チームの全貌
あなたも感じていませんか?「今の仕事は正解探しでしかない」という違和感
第1章:共感と解決 − 中小企業の「諦めの壁」を壊す、伴走型新規事業支援
第2章:成長とカオス − 「経営者マインド」を強制インストールする環境
第3章:哲学と自己変革 − 「失敗」を恐れない理由とキャリア観
最終章:あなたの「野望」を、次の日本の可能性へ
編集後記:挑戦と自己変革のステージ
第1章:共感と解決 − 中小企業の「諦めの壁」を壊す、伴走型新規事業支援
日本の「新規事業格差」を埋める存在
私たちがターゲットとするのは、高い技術やアイデアを持ちながらも、「アイデアはあるが検証する人材がいない」「営業リソースが足りず市場にすら出せない」といった理由で、新規事業を断念してしまう中小企業です。
私たちのサービスは、単なるコンサルティングではありません。お客様の事業の「共創者」として、最も負荷がかかる「立ち上げ初期」の実行フェーズに入り込みます。
具体的な支援のサイクル
- アイデア創出とブレスト: お客様の強みや潜在顧客データを基に、事業の「問い」を発掘。
- 高速な市場検証(テストマーケティング): 企画したアイデアを市場に投下し、アポ獲得まで実行します。
- 「失敗」の徹底分析とフィードバック設計: 商談が成立しなかった場合、その「失注理由」が最も貴重なデータとなります。
肝付さん:「一番大事なのは、失注した理由だと思っています。私たちが提供するのは、この失注理由という『失敗のデータ』を分析し、事業の勝ち筋を設計してあげることです。『この市場は伸びづらい』『訴求軸がズレている』といった本質的な原因を突き止め、事業の方向性を修正します。」
この「失敗からの学習」を代行し、事業の確度を高めることが、私たちの独自の提供価値です。
親会社リソースとの連携による「二刀流の強さ」
ベンチャーでありながら、私たちはアイドマホールディングスの子会社という強みを持っています。
肝付さん:「親会社の持つ営業ノウハウや人的リソースを活用できる点は、計り知れない強みです。親会社のリソースを背景に、私たちは『ベンチャーの爆速スピード』と『大組織の持つ実行力』という、本来相反する二つの力を両立させています。」
日々の業務では、親会社の営業メンバーと連携を取りながら、検証に必要なデータやアポ獲得チャネルを確保します。この「二面性」を使いこなすことが、新規事業成功の鍵となります。
第2章:成長とカオス − 「経営者マインド」を強制インストールする環境
新規事業立ち上げの最前線は、当然ながらカオスであり、それがそのまま個人の成長環境に直結します。
ベンチャー特有の「カオス」とマルチタスクの現実
ユニークキャリアは、仕組みや導線が未整備な部分が多く、「ゼロから自分たちで作る」ことが前提のカルチャーです。
肝付さん:「ベンチャーならではの『カオス』とは、常にマルチタスクを求められるということです。朝、ToDoリストを作っても、緊急性の高いクライアント対応や、親会社との急なすり合わせが入り、優先順位が瞬時に入れ替わる。効率よく自分のタスクを処理していく能力が不可欠です。」
また、立ち上げフェーズ特有の課題もあります。
肝付さん:「本当はもっとデータの分析に時間を割きたいのですが、今は極力売り上げに直結する商談やアポ獲得にコミットする時間が多くなります。人手も足りません。だからこそ、一つひとつの業務の『意味』を深く考え、効率的に動く必要があります。」
「主語の転換」という名の、経営者視点への進化
この環境で最も難しく、最も成長に繋がるのが、「主語の転換」、すなわち意思決定のプロセスです。
肝付さん:「一番大変なのは、『どうすればこの新規事業がクライアント様にお届けできるか』という、クライアント目線に切り替えることです。そして、自分の考えるスケールと、代表や上長が考える事業のスケールには必ず違いがあります。そこのすり合わせが常に行われていないと、簡単に方向性がブレてしまう。この『判断の難しさ』こそが、日々、自分を鍛えてくれます。」
この判断の連続こそが、肝付さんのキャリアを形作っています。
肝付さん:「この新規事業の立ち上げは、感覚として経営者に近いと思っています。事業拡大以前の『創出』という最も重要なフェーズにいるので、将来起業したい、経営者になりたい人には、これ以上ない環境だと感じています。」
第3章:哲学と自己変革 − 「失敗」を恐れない理由とキャリア観
失敗は「学習データ」として高速で再利用
私たちは、失敗を「失敗」と呼びません。それは、次に活かすための「学習データ」です。
テストの結果が悪くても、「なぜ刺さらなかったか?」「ターゲットを変えるべきか?」と徹底的に議論し、次のアクションに活かします。まるで科学者が実験を繰り返すように、失敗からデータを抽出します。
肝付さん自身も、この学習サイクルを個人に適用しています。
肝付さん:「自分自身で必要な情報をメディアからピックアップしたり、会社の経費で専門書を買い、インプットとアウトプットを高速で回しています。代表の岸田さんからの即座で的確なアドバイスも、この高速なスキルアップを可能にしています。」
「ユニークなキャリア」は自分でつくる
肝付さんは、大学院で工学系の修士号を取得し、一度は自身で会社を設立しています。その後、「スケールアウトのイメージが全くできなかった」という課題から、仕組みや組織運営を学ぶためにユニークキャリアに入社しました。
肝付さん:「人間は二パターンいると思っていて、最初から経営できる人と、一度どこかの会社に入って仕組みを知らないと経営できない人。私は後者でした。将来マネジメントや経営をするため、仕組みを知りたい一心で入社しました。」
社名が示す通り、「ユニークなキャリアは、自分でつくるもの」。私たちは、メンバー一人ひとりが、自分のキャリアパスを自らデザインし、前例のない挑戦を通じて市場価値を高めていくことを求めています。
仕事観:「努力」と「自己客観視」
世の中で叫ばれる「ライフワークバランス」や「ブラック企業」といった概念について、肝付さんは独自の視点を持っています。
肝付さん:「ライフワークバランスはもちろん大事ですが、そもそも自分を客観視できているか?が重要です。自分の能力値がそこまであるなら目指せるバランスもあるけれど、そうではないなら、努力しないといけないことはある。タスクが終わってないなら残るしかない、という『見方を変える』ことも大事です。」
私たちは、「努力すること=しんどいこと」と捉えず、「成長のための当然の投資」と捉えられる、強い意志を持つ仲間を求めています。
最終章:あなたの「野望」を、次の日本の可能性へ
肝付さん自身が持つ野望は、理系×エンタメといった、誰も踏み込んでいない領域での事業創造です。例えば、「サウナ×超音波」のように、一見難しい理系分野にエンタメ性を加えて、誰でも参入しやすい環境を作りたいと考えています。
新規事業の挑戦は、個人のキャリアを拡張する行為そのものです。
肝付さん:「転職は、自分の可能性を広げる手段だと思っています。何か心残りがあったり、実はこういう挑戦をしたいという夢がある人は、挑戦すべきです。」
私たちが求める「ゼロから開拓する野望」を持つ人
私たちは、あなたの「指示待ちではない、ゼロから開拓する野望」に賭けたいと思っています。
- 「ゼロから新しいものを作る」ことに情熱を注げる人。
- 既存事業の延長ではなく、何もない更地から土地を作るような気概のある人。
- 常に成長意欲があり、わからないことを遠慮なく聞けるフラットなコミュニケーション力がある人。
- 全体を把握し、経営者と同じ視座で動けるマネジメント力を身につけたい人。
あなたの「ユニークな視点」と「野望」を、この挑戦の場にぶつけてみませんか。
編集後記:挑戦と自己変革のステージ
肝付さんの話から伝わってきたのは、新規事業開発という仕事が、「事業を創出すること」と「自分自身の価値を創造すること」が完全に同義である、ということです。
失敗を「データ」として再利用するマインドセット、そして「経営者に近い」と断言できる環境は、「誰かにマネジメントされるキャリア」からの脱却を目指す人にとって、これ以上ない機会です。
特に、「自分は一度起業したが、スケールで課題を感じた」「将来の経営者として、仕組みづくりから携わりたい」という明確な野心を持つ方にとっては「ベンチャーのスピード」と「大組織の仕組み」の両方を学べるユニークキャリアは、最高の修練の場となるでしょう。
もしあなたが今、「成長が鈍化した」「もっと事業の根幹に携わりたい」と感じているなら、ユニークキャリアというカオスな環境に飛び込み、あなたの「野望」を試してみることを強くお勧めします。
共に、まだ見ぬ価値を創造しましょう。