❚ 「なぜ、それをやっているのか」に答えられるか?
タスクが多いとき、手が足りないとき、
人はつい“こなす”方向に流れていく。
けれどDALUMAXでは、タスクの完了よりも、
「それ、なんでやってるんだっけ?」を言える組織であることを大事にしてきた。
“やること”は見えている。
でも、“やる理由”が言えないと、途中で止まったり、バラつきが出たりする。
理由を言葉にできるかどうかで、チームの一体感は大きく変わる。
❚ 背景を言葉にすると、迷わなくなる
Slackで指示が出るとき、DALUMAXでは必ず「補足」が入る。
「この資料、次回の◯◯ミーティングで使う予定なので〜」
「このリストアップ、取引先が“〇〇に困っている”という話から始まったので〜」
こうした“なぜこれをやるのか”という補足があるだけで、
・納期への納得感
・アウトプットの精度
・先回りの工夫
が段違いになる。
背景が言語化されていると、人は自走できる。
❚ 全体にとっての“意味”が、動機になる
誰かのToDoではなく、
「この会社が進もうとしている方向に、自分のタスクがどうつながっているか」
そこがわかると、人は仕事を“作業”としてやらなくなる。
DALUMAXでよくある会話──
「これは“信頼と尊敬”の視点で考えると、こうした方がいいかも」
「“構造的思考”を軸に置くなら、この順序じゃない?」
「“即応性”を大事にするなら、今日中に草案だけでも送ろう」
“やる理由”がMVVと接続されている。
そんな言葉が自然に出てくるチームは、
戦略と現場のズレが小さい。
❚ 言いにくいことも、“理由があれば”伝えられる
ときに、やり直しをお願いするときもある。
厳しい指摘をするときもある。
でも、“やる理由”が共有できていれば、言葉の温度は下がらない。
「より良い方向に進むため」
「誰かが困らないように」
「文化として守っていきたいこと」
理由を言葉にできる組織は、対話に遠慮がいらない。
❚ おわりに
DALUMAXは、仕事のスピードは速い。
でも、そのスピードを支えているのは“やる理由が見えていること”だと感じている。
やる理由を言葉にする。
背景を共有する。
価値観と接続する。
その繰り返しが、バラバラにならない組織をつくってきた。
“やること”より、“やる理由”が言えるチームであり続けたい。