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【社員インタビュー】中途入社20年。ベテランエンジニアの新たな挑戦

こんにちは、大興電子通信株式会社の採用担当です。
私たちは今、創業100年企業を目指し、お客さまに新しい価値を届けるべく挑戦を続けています。
そんな中、ストーリー第1回目にインタビューしたのが、ベテランエンジニアのOさん。
中途入社から社歴20年近くになる彼が大興電子通信でどのように成長し、今どんな挑戦をしているのかを
入社の経緯や業務内容、これまで取り組んできたプロジェクトなどを通して聞きました。

Oさん
高知県出身。大学卒業後、ソフトウェア会社に就職し、2004年5月に大興電子通信へ転職。
流通システム部のエンジニアとしてキャリアを積みながら、3年前に立ち上げられたシステム本部・リザルトチェイン推進室の室長に抜擢され、ITコンサルティング業務を行っている。

お客さまへ自分の提供したサービスの価値を伝えたいと想い転職を決意

大学を卒業したあと、地元を離れたくなくて高知県のソフトウェア企業に就職したものの、研修を終えた途端、なぜか名古屋に配属…。抵抗があったのではないかと思われるでしょうが、意外なことに一度離れてしまえば、すんなり受け入れている自分がいました。
名古屋で2年ほど勤めた後は、客先常駐(SES)として東京の会社へ異動に。
東京でコンビニのデータ集計に関わるシステム設計に携わる中で、エンジニア業務にも慣れ、充実した日々を過ごします。
一方で下請けであるため、お客さまの顔が見えず、開発した商品の価値が実感できないことにフラストレーションを感じるようになっていました。
そろそろ次のステップに行きたいなと考えていたころ、出会ったのが大興電子通信でした。

面接での第一印象は、体育会系とは少し違う明るくて爽やかな会社、ということ。
会社としての想いや、お客さまへの向き合い方といった大興電子通信のこだわりを聞き、
私自身も「休日出勤がある部署はいやですか?」と問われた際は、「意味のない休日出勤はいやですが、お客さまのため、あるいは自分の責任によるものならきっちりと対応します」
と答えるなど、正直に思ったことを話したのを覚えていますね。
無事に内定の電話をいただいたときの対応もスピーディでありながら丁寧。
きっとお客さまにも同じように真摯な対応をしているに違いないと思い、入社を決意しました。

150名規模のプロジェクトに抜擢。お客さまとの関係性を築きながら成功へ導く

入社して流通システム部に配属されました。お客さまとの距離が近く、感謝の言葉をいただける機会も多いので、理想の転職が叶ったとうれしくなりましたね。
直接的なお客さまとの折衝は初めてでしたが、先輩の打ち合わせに同席しながら学んでいきました。私はもともと人見知りな性格だったので、営業社員の間の取り方やアイスブレイクの話題選びは参考にしましたね。
といっても、参加していたのはプロジェクトにおける設計段階から。
転機となったのは、入社5年目の頃。150名ほどのメンバーが携わる大規模なプロジェクトのリーダーに抜擢されたときでした。

開発するのはスーパーの発注や売上を管理するシステムで、お客さまの事業の根幹に関わるもの。
要件定義の段階から、抱えている課題を聞き漏らさないようにしたり、不明点があればお伺いしながら、システムを作る意図を確認しながら慎重に進めました。
しかし、テスト期間に入り何とか終わりが見えてきた頃、トラブルに見舞われます。
焦りましたが、お客さまには包み隠さず事情をお話したところ、理解した上でご協力もいただき、何とか完遂することができました。
一緒に取り組んできたプロジェクトメンバーはもちろん、トラブルにも冷静に対応いただいたお客さまには本当に感謝しています。
これまで真摯に向き合い、何度も打ち合わせを重ねてきたことが間違いではなかったんだと思えましたね。

毎日が試行錯誤と学びの連続。大興電子のノウハウも継承したい

あれほどの規模のプロジェクトは中々ないものの、エンジニアとして10年ほど現場で経験を積めたのは、よかったですね。
部下を持ち、育成や数字へプレッシャーを感じていた時期もありましたが、大興電子通信は周りがサポートする風土、温かさがあり、順調にキャリアを築けてきたな、と実感しています。
2021年になると、会社が新しい挑戦をしていく上で、PoC(Proof of Conceptー概念検証ー)が不可欠と考え、専門部署であるリザルトチェイン推進室が立ち上がり、私も室長として配属されることになりました。
業務としては、ITのプロとしてお客さまの課題を洗い出し、私たちの技術で解決できるかを検証するというもので、要件定義の前段階と考えるとわかりやすいかもしれません。
プロジェクトを動かすエンジニア以上に、お客さまと深く関われるのでやりがいはありますし、大興電子が長い歴史の中で培ってきた技術的なノウハウを期待してる方も多く、仕事の意義を感じますね。
コンサル的な立場で会社の上層部の方と話す機会も多いため、業界のトレンドや経済的な動向含めて、さまざまな知識が求められますが、わからないことは社内で詳しそうな人に聞いていますし、本を読んで勉強もしています。
さらに、ありがたいことに2023年から会社の制度で大学院にまで通わせていただいています。
経営とITに関して学んでいて、ワークを通して他の会社の方とも話す機会があり、情報交換をしています。IT企業には思いつかないような意見もあり、見識が広がりますね。

もちろん、仕事終わりに週3〜4コマ。土曜日に授業があることもあるので大変です。
ただ、考えてみれば子どもの頃から何かの原因を考えたり、どうしたら解決できるのか想像するのが好きだったんです。
今も、いろいろな業界について勉強してお客さまの課題からシステムを考えて…と好きなことをやっているんだな、と。
しかも、大興電子は前向きな挑戦や取り組みついて応援してくれる環境です。これからは、学んだことを業務に活かしつつ、会社で連綿と受け継がれていっているノウハウを後輩へ継承していければと考えています。

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