ディレクターのこだわり(前編)/デジタルコンテンツ事業部 | 株式会社大学スポーツチャンネル
こんにちは!dsc採用担当です。デジタルコンテンツのニーズが高まっているスポーツ業界で、ディレクターとして活躍する島下大明さん。入社して1年が経たずして、dsc(大学スポーツチャンネル)のMVP...
https://www.wantedly.com/companies/daigakusportschannel/post_articles/398472
こんにちは!dsc採用担当です。
デジタルコンテンツのニーズが高まっているスポーツ業界で、ディレクターとして活躍する島下大明さん。入社して1年が経たずして、dsc(大学スポーツチャンネル)のMVPに選出される島下さんより、仕事で意識していることや、一緒に働きたい人についてお話をききました。
今回は後編として、どういった経験から今に至るのか、島下さんのこれまでを見ていきます。
↓前編はこちら↓
ー前編ー
1. 経験と出会いを大切に、巡り合ったdsc
2. 好きな仕事に打ち込める環境と頼もしいメンバー
3. クリエイターは花形。クライアント側にいた経験も活かして目指す理想のディレクション
ー後編ー
4. キャリアが動くきっかけとなった友人、憧れ、漫画
5. 決断→行動→(占い?)決断。決断に必要な情報を自分でつかみ取る
6. 職場が変わっても変わらなかったもの
7. スポーツ業界のため、会社のために自分が出来ること
ー島下さんがスポーツ業界で働きたいと思われたのはいつ頃ですか
大学の頃です。大学に入った頃は「こうなりたい」というものが無くて。地元戻って消防士になろうと思っていましたね。 20歳になるタイミングで、このままでいいのか不安になって、自分のキャリアについて真剣に考え始めました。
ー何かきっかけがあったんですか
大学では寮に住んでいて、そこで会った友達の影響ですね。「俺はビックになるんだ」ってことを言う友達で、東京の芸能事務所のオーディションに受かったり、アメリカでサッカーしていたらスカウトされてアメリカの大学のサッカー部に所属したり。こんなに行動力のある人が身近にいて、カルチャーショックを感じたんです。
「すごいなあ、こんな奴になれないなあ。」って思いながらも、自分も頑張らなきゃって考えに変わっていきましたね。そこから「どうせやるなら自分の好きなことに人生の時間を尽くしたい」と思い、スポーツ好きだしスポーツの世界を目指し始めました。
ースポーツが好きだったんですね
スポーツの世界は憧れでしたね。地元が田舎だったのもあって、今でこそ、J3のサッカーチームがあったり、Bリーグのチームがありますけど、僕のときはテレビで巨人の試合を見るくらいしかスポーツに触れる機会がなかったです。なのでずっと憧れで...! あと、大学に入ってジャイアントキリングを読み始めました。あれって監督目線のサッカー漫画で有名なんですけど、その中にクラブで働くスタッフ目線で描かれた話もあって。それを読んでこの仕事めちゃくちゃ面白そう!って思ったんです。
ースポーツの世界を目指すことが決まってからは生活は変わりましたか
大学では硬式野球部に入っていたんですけど、辞めて将来のために動き始めました。プロスポーツ業界で働くためには今何が必要か考えたときに、当時は勝手なイメージで、プロスポーツ業界で働くにはコネがないといけない、経験がないといけないイメージが強かったです。だから業界のつながりを作りたくて、週末に東京に行ってスポーツビジネスセミナーに参加しました。
そこで講師をしていた方のご厚意で札幌でスポーツビジネスを教えている教授を紹介頂いたんです。その方は日本で使われなくなったサッカーボールをカンボジアへ届ける活動をしていて。その活動に自分も手を上げてカンボジアに行くことになりましたね。カンボジアを回っているときにカンボジアのサッカーチームの監督に出会って、1年休学してプロサッカーチームで1シーズンインターンしました。
ー決めてからの行動力がすごいですね。
そこからファーストキャリアはプロスポーツチームを選んだのですか
それが自分の行きたい業界で新卒採用をしているチームはプロ野球位しかなくて。新卒採用の開始時期も10月だったので、待てなくてアスリートのサポートが出来る会社に入社しました。 入社してからは結構大変でしたね。ハードな環境で、疲弊してました...。そんなときに徳島で野球をやっている大学の友達がシーズン中なのに心配して僕に会いに来てくれて。「俺が金を出すから占い行ってこい」って言われました。 ー占い!?
はい。それで占いで「仕事に悩んでいて、転職を考えている」と伝えたら、「今月中に動くか、年末まで待った方が良い」って言われました。
次の日起きて、twitter開いたら一番最初にプロサッカーチームの採用募集の投稿が目に入って。1社目を辞める決意をしました。
ープロサッカーチームは無事選考通過されたんですね
はい。初めはファンクラブの担当でした。その後、2年目に広報担当に異動になって、それがきっかけで「広報の仕事面白いな」って感じ始めました。SNSでチームや選手の魅力を発信することで、応援してくれる方々が喜んでくださりますし、すぐに反応が返ってくるじゃないですか!それにやりがいを感じて、とても楽しかったです。
ーdscのディレクション業務に通じますね
これからもスポーツ業界の携わり方として、広報、PR、SNSと言った軸で考えていましたね。スポーツの魅力を広く伝えて、ファンの方に喜んでもらって、業界を盛り上げていきたい、もっとプロスポーツチームの人たちがお金を稼げる市場にしたい、大きくしていきたい、と思ってました。
ーその後、キャリアをIT業界に移しますが、なぜでしょうか
スポーツ業界に携わってきた中で、それ以外の企業で働く経験がなかったので、自分に負荷をかけて働く経験をして成長したいと感じてました。なのでベンチャーで、バリバリ働ける会社を探して紹介してもらったのが前職です。スポーツ業界に戻ろうとは思っていたので、実力をつけることを目標に考えてました。
これまでの経験で振り返ると、プロサッカーチームでの経験、前職のIT企業での経験で共通して、クリエイターへの尊敬があるかもしれません。 広報をやっていたときは、新聞記者、ライターや、テレビ局の方、IT企業ではデザイナーがいて、コミュニケーションも工夫して進めるようにしていましたね。「すごいなあ、面白そうだな」は常にあります。
ーこれからdscで挑戦したいことはありますか
今後どうなりたいかでいうと、今年からマネージャーレイヤーになったんですけど、もう一個上の経営レイヤーになってdscを大きくしたいなって考えてます。 今やっているスポーツチームの広報支援は業界にも必要だと思うし、やりがいを感じています。ただプレイヤーとして、色々な案件を抱える中で、自分一人でできる限界を感じました。なので、1人のプレイヤーじゃなくて、自分が1個、2個上のレイヤーに上がってマネジメントが出来るレイヤーになりたいです。チームを作って、組織を大きくすることでもっと多くのクライアント様に価値の提供をしていった方が効率も良く、スポーツ業界のため、会社のためにもなると思っています。 本業ではマネジメントレイヤーで、 シティとか3人制のバスケチームのプロボノで自分の楽しいと思うプレイヤーをやればいいのかな、って思っていたりもします。 やりがいや楽しさはそっちで満たしつつ、仕事ではスポーツ業界への貢献を大切にしていければと思います。
きっかけは些細なことであっても、その機会を掴むために「考えて、決断し、行動する」を繰り返してきた島下さん。背中を押してくれる周囲の環境に感謝しながら、スポーツ業界への貢献に邁進する彼の仕事は温かくて、熱いものがある。