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【初開催】IT VENTURE MEET UP Night レポート!

みなさん、こんにちは!デザイナーの湯浅です。
まだまだ春は遠いような寒さが続きますが、社内では早くも2020年度の入社式や新人研修の話題が上がるようになりました。春になればまた新しいメンバーがサイダスにジョインして来るので、今からとても楽しみですね。

さて!サイダスに入社を決めてくれた新入社員の方も、かつては就職活動をしていた学生さんが多いかと思います。近年、現れた「働き方改革」と言う言葉が飛び交う中で、今の学生さんはどのように企業や働き方を選んでいるのでしょうか?

今回は!そんな就職活動真っ最中の学生さんに向けて先日2月10日(月)に開催された、サイダス史上・初!
ITベンチャー企業5社による共同のミートアップイベント、その名も・・・

IT VENTURE MEET UP Night

の様子をお届けします!
こちらのミートアップ、名前の通り、夜の19時から開催。就活中の学生の皆さんと、仕事終わりのIT系ベンチャー企業で働く人達が、お酒を片手に一緒に時間を過ごすと言う、かなりカジュアルなイベント!何とも令和感漂いますね。

そしてさらに、今回は会社概要や事業の説明よりも、今ベンチャーで働いている人のリアルにフォーカスしたプログラムを用意。学生さんがこれから企業選びや働き方を考える中で、新たなアイデアやヒントを生み出す場として企画・開催されました。

それでは、今回の参加企業をご紹介します。参加したITベンチャー企業5社はこちら!



5社が一度に集まることもあってか、なんと今回の学生参加者数は50名以上!スタッフもあまりの参加率の高さにびっくりしました。まさかこんなにたくさんの学生さんとお会いできるとは思わず、プログラムが始まる前から、懇親会での交流が楽しみで仕方ありません。中には別の会社説明会に行った帰りに参加してくれた学生さんも居て、会場は大賑わい!

ちなみに今回の開催場所は六本木にあるTalknoteさんの本社です。お洒落で明るいスペースがとても素敵なオフィスでした▼

受付時間前で準備中のスタッフ


お酒片手に、MEET UP Night スタート!


参加者・登壇者全員にお酒が行き渡ったところで、乾杯からスタートです!
カジュアルでカラフルな服装の登壇者と、スーツやオフィスカジュアルのようなキレイめスタイルの学生さん達が、お酒を片手に企業イベントに参加するだなんて、一昔前では考えられない光景です。スタッフからも、

「この光景、令和を感じるね〜!」

なんて声が飛び交います。
そんな令和感満載な今回のイベント、まずは会社説明会や業界説明は程々に、登壇者の今までのキャリアについての紹介から始まりました。
登壇者は各社1名ずつ。それぞれスライドに自身のキャリアをまとめ、説明していきます。


D2Cからは佐川さん。サッカーが趣味とのことで、この日もスポーティなコーディネートで登壇。「表裏なく、熱量高く、等身大で」がモットーの佐川さんらしい、ストレートで率直な伝え方。学生さんもリラックスした面持ちで聞いていました。


ネクスウェイからは神原さん。オーストラリアでの就業経験から、日本での教員免許取得まで、異色のキャリアに会場一同、かじりつくように話を聞いていました。グローバルなキャリアを持っているからこその力強い説得力を感じます。


Reproからは小守林さん。ファーストキャリアから事業の立ち上げ、事業責任者と言う重要なポジションを経験されたそうです。今回の登壇者の中でも際立って「IT企業で働く人」と言った印象が強く残るような、ロジカルなお話でした。


サイダスからは沖縄本社より飛んで来た、ヤマシロさんが登壇。以前のインタビュー記事でも伺いましたが、ヤマシロさんの元・エンジニアという異例のキャリアに、会場から「え〜意外!」なんて声が上がります。


そして、ここで更に令和を感じる登壇者が!


なんと、Talknoteからは弱冠19歳の磯部さんが登壇。高校生の時からお仕事をしているそうで、現在も学生に最も距離が近い人事として、採用インターンと言うポジションなんだとか。この日、会場に居た人の中でも1番若い人が登壇者だなんて、なんだか新しい採用の形を感じますね。



熱く語り合う登壇者!トークセッション開始

一通り登壇者の紹介が終わると、そのままトークセッションに移ります。今回は、キャリア紹介からの、登壇者同士によるトークセッションが最大の見どころ。各々全く違う経歴を経て、なぜ今ITベンチャー企業に居るのか、深く掘り下げていきます。

ちなちに今回トークセッションのテーマは、

これからのキャリアにおける 最善の意思決定とは?

と言う、やや難しい議題となりましたが、それぞれ今までのキャリアを振り返りながらお話してくださいました。
その中でも特に印象に残ったのは、どの登壇者の方も「楽しそうに働いてる、楽しそうな将来がイメージできる会社」という点で、ファーストキャリアでの意思決定をしていたこと。

D2C佐川さんは学生時代、様々な業種で就活をしていたそうですが、最終的に今の会社に意思決定をした決め手が「楽しそうに働いている人が多かった。自分の先輩になってほしいと思う人がたくさん居た」そんな直感的とも言える人間味溢れる理由から、最終的な入社先を決めたそうです。


(左:ヤマシロさん 右:佐川さん)


また、サイダスから登壇したヤマシロさんは、就活生時代がリーマンショックと言われる頃で、業種や業界、やりたい仕事を選んでいる余裕もなく、ただ内定を取ることが目的になっていたそうです。「昔エンジニアで内定を取った時、もっと自分のやりたいことや、それまで自分が関わったことがないような分野に興味を持って、トライしても良かったかもしれない」と語るヤマシロさん、視野を広げることの大切さをお話されていました。

登壇者の間でもコメントが出ましたが、今は情報や選択肢がたくさんあるので、ヤマシロさんの様に就職難な時代を経験した人からすれば「選び放題」とも言えるかもしれません。ですが、数ある選択肢の中から、その時の自分に一番合った選択肢を選ぶことは、今の就活生にとっての大きな課題と言えると思います。時代や選択肢によって、就活の課題や悩みは大きく変わることが分かりますね。



ファーストキャリアから遡ったそれぞれの深いお話に、参加者からも強く頷く姿が見られました。中には熱心にメモを取る学生さんも。普段は会社説明会や業界・お仕事の説明が主体となる企業イベントで、こういった働く人のヒストリーやキャリア選択に触れる機会は、なかなか珍しいのかもしれません。それぞれがキャリアを構築する際に感じたこと、思ったこと、それが現在のキャリアに繋がっていることが、登壇者の皆さんから伝わって来ました。


サイダスではお馴染みのsli.doコーナー!

トークセッションの間、sli.doで学生さん達から質問を募集していました。


sli.doとは?

Slido - Audience Interaction Made Easy
The Ultimate Q&A and Polling Platform for Company Meetings and Events Perfect for high-performing teams as well as top events Let your participants ask questions from any device and vote for the ones they like the most. Use cases: All-hands, Conferences,
https://www.sli.do

イベントやカンファレンス開催時に匿名で質問を募集できるサービス。いいね!ボタンにより、人気の質問を画面上層部に表示して優先的に回答を促す機能も。サイダスでは、毎回ユーザーサミットの質問回答コーナーで使用しています。


あらかじめ受付の時に「いつでもどんどん質問していいからね!」と念押ししていたこともあって、たくさんの質問が寄せられました。やはり、学生から社会人へと変わるにあたって、ライフスタイルや自分の時間の確保についての質問が多く「登壇者の1日のスケジュールが気になる!」と言う質問が多く見受けられました。

ただ、今回登壇したメンバーは採用担当と言うこともあり、日によってイベント登壇や説明会、学生との面談や面接など、あまり一つのパターンとしてスケジュールが決まっていないことが多いそう。このあたりは、業種によって様々だと思うので、会社説明会やオフィスを見学した際に、色んな業種の方に聞いてみるのも良いかもしれませんね。


2度目の乾杯!?懇親会スタート!

質問コーナーも終わり、何やらスタッフがバタバタと慌ただしくなりました。
そうです、ピザが届いたのです。

10枚にも及ぶ圧巻のピザ


大量のピザとお酒が並べられたところで、本日2度目の乾杯。色んなお話をしてくれた登壇者が会場のあちこちに散らばり、学生の皆さんとの交流が始まりました!


最初は「会社選びに迷ってて・・・」「気になる業界はあるけど、安定した企業を選びたい」「企業選びのコツって何ですか?」など、オーソドックスな質問が飛び交っていましたが、時間とお酒が進むにつれて、

「ホワイト企業の定義は?」
「あの業界ってやっぱり厳しいの?」
「新卒で就職せず、数年後に中途採用で就職するのはアリ?」

など、かなりディープな質問が多くなって来ました。やはり、自分がこれから働くことを考えると様々な不安がありますよね。

「働き方改革」と耳にすることも多いとは思いますが、実際に目にする求人票や採用案内では、どこまで社内の働き方が改革されているのか分からない、入ってみて想像と違うなんてことがあったらどうしよう。そんな不安を抱えている学生さんが多かったように思います。

そんな企業選びに関する質問の他に「採用担当の人から見て、良いと思う学生ってどんな人?」と聞かれていたのは、サイダスからスタッフとして参加した酒井さん。


酒井:
わたしは採用の時に、自分の言葉で伝えられる人かどうかを見てます。それぞれ興味がある分野や、学生時代に何をして来たか、好きなものや嫌いなもの、何でもいいです。どんなことをして来てても良いから、まずはそのことをちゃんと自分の言葉で話してくれる人。話そうとしてくれる人。だって伝えてくれなきゃ、私たち採用側も分からないから。しっかり自分の言葉で語ろうとしてくれる学生は、いいな、と思います。

酒井さんはいつでも人の話をじっくりと聞いて、ピタッとハマる返答をしてくれる、そんな信頼感がサイダスの中ではありますが、普段から一人ひとりの言葉をよく聞いて、採用を行なっているんですね。



楽しかった!美味しかった!(笑)ミートアップも、いよいよ終了

19時半よりスタートして2時間、あっという間にお開きの時間となりました。
登壇者も参加した学生さん達も、名残惜しさからなかなかお話が絶えないところを見ると、双方にとってとても良い時間であったことが分かります。

企業側は、今の就活生の心境や傾向、世代特有の悩みや葛藤を聞き、学生側は企業側の普段はじっくり聞けないファーストキャリアや、その意思決定についてを聞き、お互いの視野がより広がったのではないでしょうか。

今回取材として参加したわたしも、普段は人事でも採用でもないデザイナーなので、本来であれば学生向けのイベントには縁がないのですが、今回初めて企業側として参加して、色んな発見をしました。特に大きな発見は、社会人にとって当たり前のほんの小さな日常は、学生の皆さんにとってあまりリアルな世界ではないと言うこと。話で聞いたことを想像しながら、たくさんの情報を織り込んで、自分の中でいかにリアルなイメージを作っていくかは、とても難しい課題だと思います。時々ナーバスになることもあるかもしれませんが、今回のような、企業側との距離が近いイベントで、具体的なキャリアイメージのヒントとして、就活に役立ててもらえればと思います。

たくさん話したからか、少し名残惜しそうなスタッフ


それでは、最後にみんなで記念写真を撮って終了です!まだまだ話し足りない空気を感じられたのは、開催側としては嬉しいことですね。もしかしたら、次回の開催もあるかも・・・?



今回参加した企業の皆さん、学生の皆さん、この日はありがとうございました〜!
みんな就活、がんばってね!


おわり

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