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代理店では叶えられない「もっと上流の部分の仕事」を求めて

前職で広告運用の仕事を4年半経験した石橋奈里美さん。戦略や枠が決まっていた広告代理店での仕事を経て、より幅の広い、自由度の高い仕事を求めてキュービックに転職しました。その思いがどのくらい実現できているのか、入社半年を迎えた石橋さんに率直な感想を伺いました。

石橋奈里美(いしばし・なりみ)

新卒でWeb制作会社に入社し、アドプランナーとして4年半従事。複数クライアントの顧客折衝~運用まで一気通貫で担当。2021年秋にキュービックに転職し、人材領域の比較メディアのアドチームに配属。主にリスティング広告の運用を担当しつつ、LP企画やクリエイティブ制作など自社メディアの売上最大化に向けたマーケティング施策を幅広く行っている。

自分の発想力、アイデアで何かを作り出していきたい

——石橋さんは大学卒業後に新卒でWeb制作会社に入社され、広告代理店の事業部で働かれていたのですよね。

石橋:はい、そこで4年半、広告運用の仕事をしていました。運用の実務だけでなく、フロント業務、クライアントとの折衝も私の担当でした。

学生時代から自分の発想力やアイデアで何かを作り出していくというクリエイティブな仕事に憧れがあって、マーケティングに興味を持っていたんです。

——転職活動を始めたきっかけは何だったのですか?

石橋:その時の広告代理店では、クライアントが社内で決めた戦略の中で私たちが広告の運用をするというのが、仕事の流れでした。そこに留まらず、もっと上流の部分から取り組んでいきたいという気持ちが高まったのがきっかけです。仕事を通じて自分から何かを作り出していけるような働き方がしたい、そういう思いですね。

あと、これは良くも悪くも……というところがあるのですが、前職ではフロント業務も任されていたため、事務的な業務に時間が取られるところがあって。私が一番時間をかけたい運用の部分にもっと集中したかったという気持ちもあります。

——転職活動の際は具体的にどのような軸で会社を探したのですか?

石橋:広告代理店が中心です。前職では一度に10社くらいのクライアントを担当していたこともあったので、1社、2社に集中して運用業務ができそうな会社を探しました。そしてキュービックを含めた、自社で広告を運用する会社も視野にいれていました。


「個々の力を重視する」キュービックの考えが面接で伝わった

——最終的にキュービックを選んだ決め手を教えてください。

石橋:前職での働き方もあって、次の会社は自分のアイデアや考えを反映しやすそうな環境も会社選びの重要な軸でした。

キュービックはコーポレートサイトにもある通り、雰囲気がよく、そうした環境があるんだろうなと感じられました。

もちろん他の会社も「個々の力を重視」「人材を大切に」といったメッセージは発していますが、面接を通じてそれが一番感じられたのがキュービックだったんです。

キュービックの面接で印象に残っているのが、中学、高校時代の話を深掘りされたこと。転職活動で10社以上受けたのですが、こうした話が話題になったのはキュービックだけです。

——新卒採用の面接では当たり前のことですが、転職活動で学生時代の話を聞かれるというのは、聞いたことがないですね。

石橋:ですよね(笑)。でも、だからこそ、私という個を重視してくれているんだなということが感じられました。

風通しの良さ、意見を言いやすい環境、どれも魅力的に感じられた

——キュービックに入られたのが2021年の秋ですね。働き始めて、キュービックの印象はいかがですか?

石橋:想像通りだったのは風通しの良さですね。コーポレートサイトや面接を通じて感じていた通りの印象です。ただ働きやすい、居心地がいい、ということだけでなく、Webマーケティングの仕事ではアイデアや発想力が大切になるので、意見が言いやすい環境があるのはいいところだと感じました。週に何度か、アイデアを出しまくるブレストの時間が設けられていたりするんですよ。

社員とインターンの間でも、あまり上下関係を気にせず意見が言い合えるのは素晴らしいことだと思います。また、上司との1on1の面談でも、私が「こういうことをやってみたい」と希望を伝えると、できるだけその希望を叶えてくれるように上司が動いてくれます。

——逆に、思っていたのとは違うなと感じたことはありますか?

石橋:これは私の印象でしかないのですが、広告運用のメンバーは、新卒からキュービックで働いている方や中途社員でも未経験からスタートした方が多いようで、他社で広告運用の経験がある方が少なかったことは意外でした。私の前職での仕事の進め方が「いいね」と言われることもあり、新しいやり方を外部から取り入れることにも積極的なのだと感じています。

——裁量をもって仕事をしたい、広告運用の仕事に注力したいという思いは、キュービックに入ってかなったでしょうか?

石橋:そうですね、集中して運用の仕事に取り組めていると思います。同じ「広告運用」という仕事でも、キュービックで仕事をするうちに、「こんな視点があったんだ!」と驚くこともあります。

前職での取り組みでは、クライアントのサイトに関するデータは表面的なものしか得られませんでした。でもキュービックは自社メディアだからこそ、サイト側の管理画面を使っての分析ができます。課題を見つけて必要な改修をすることもできますし、仕事の幅が広がったと感じています。

代理店時代の仕事では、クライアントのサイトのこの部分を直したい!という思いがあっても、それを実行に移すのはハードルがありました。工数的にはそれほどかからないから対応したいと考えても、お金の話がどうしても出てきてしまう。でも、自社メディアではそこに遠慮はいりませんから。

キュービックに入ってまだ半年ほどですが、LPの制作やバナーの制作など、この半年で新しく身に着けたスキルで成果を上げられたシーンもあります。「キュービックに入ったからこそ作り上げられた成果なんだな」と、とてもやり甲斐を感じています。

「この媒体なら刺さるかもしれない」。新しい提案ができる楽しさ

——「上流の部分の仕事がしたい」という点に関してはいかがですか?

石橋:クライアントから降りてきた枠の中で仕事をするのではなく、自分の意見で仕事ができるようになりました。

前職では、「Yahoo!の広告を使う」「Googleの広告を使う」など手段が決められていたことがほとんどですが、キュービックでは、媒体のセレクトから私たちに任せていただくことが多いんです。特定の属性の人たちに向けて「この媒体なら刺さるかもしれない」ということを自分で分析して提案して、新しい広告を出していくということができるんですね。

当然、ある程度の根拠は必要になりますが、それまで使っていなかった媒体、たとえば「TikTokを使いましょう」といった新しい提案ができるわけです。そういう、スタートの部分から運用をしてみたいと思う方にとっては、いい環境だと思います。

——これからのキャリアについてお聞かせください。

石橋:マーケターとしてスペシャリストの方向で行くのか、マネジメントをやっていくのかに分かれると思いますが、正直まだ、決めきれていません。キュービックに入ってから、まだ自分で部下を持ったことがないので、これからいろいろ経験していく中で決めていきたいと思っています。上司との1on1で定期的に相談に乗っていただいているところです。

いま私が所属しているチームは、規模が大きくほぼできあがった状態のメディアを運用しているので、90%を100%に近づけるというイメージの仕事が中心です。いずれは、0%の状態から新しいメディアを立ち上げるような経験をしていきたいと思っています。

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