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IT企業社長の愛読書は永遠の名作『星の王子さま』

■経営者の愛読書って言えば・・・

シーエスコミュニケーション社内でも有名な話なんですが、弊社の代表取締役 牧草の愛読書はサン=テグジュペリの『星の王子さま』です。

えっ!?『星の王子さま』!?!?
あのフランス人の小説家で飛行士でもある、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの書いた『星の王子さま』ですか!?
300以上の言語で翻訳され、世界累計発行部数は2億部以上にのぼり、聖書に次ぐベストセラーと呼ばれる、あの!?!?

初めてその話を聞いた私はそんな風に衝撃を受けました。
(一部脚色が入ってますが)
勝手な想像ですが、経営者の愛読書って有名な起業家が出したビジネス書だったり、難しいマネジメントの本と相場が決まっている…そんな風に思っていました。
というか、実際にそうである事が非常に多いと感じます。

しかし、弊社の牧草はインタビューなどで聞かれた時も、好きな本は『星の王子さま』と答えています。
プライベートで「星の王子さまミュージアム」に足を運ぶほどなので、よっぽど好きなのだと思います。
確かに国や地域、年代を超え、多くの人の心に感動を与える作品であることは間違いなく、世界中にファンを持つこの作品を牧草が好きという事は全く不思議なことではありません。
ですが、企業の代表として愛読書を聞かれた時に、『星の王子さま』を答えるという裏側には、単純に好きだからという以外にも、我々シーエスコミュニケーションのマインドに繋がる何かがあるのではないかと感じました。

■読むたびに新しい発見がある

既に本を読まれたことのある方は、作品の素晴らしさについて今更語るまでも無いと思いますが・・・。
なにか満たされない想いを抱えながら生きてきた「僕」が、不時着した砂漠で小さな星からやってきた「王子さま」と出会い、様々な星での話を聞きます。
やがて「僕」にとって王子さまはかけがえのない存在になっていきますが、そんな二人にも別れが訪れる・・・。
そんなあらすじのハートフルな物語です。

以前、牧草が『星の王子さま』の魅力を社員にこう語っていました。

 この本は不思議で、読む年齢で捉え方が変わるのです。
 幼少期に読んで受けた感想が大人になってから同じ感想にならない。
 というより、捉え方がまた違う角度からの捉え方となり違うものがストーリーから読み取れるのです。

何度か読む中で、自分の成長により受け取り方が変わり、新たな感動を得られる事がこの書籍の魅力ということですが、
“愛情”“幸せ”といった、普遍的なテーマを描いた作品だからこそ、その時の心境や環境によって感じ方が変わる作品になっているのでしょう。
牧草自身、人生のあらゆるタイミングで『星の王子さま』を読み、それを感じてきたのだと思います。

この”愛情”や”幸せ”という言葉、やっぱりシーエスコミュニケーションの経営理念にも出てくるんですよね。


■誰もが生きやすい社会を作る

シーエスコミュニケーションの経営理念のページでは『誰もが生きやすい社会を作るという“愛情”こそが会社を強くする。』と牧草が語っています。
人々の「命」社会に対する「感謝」という、人が生きていくために欠かせない倫理観は会社にとっても重要と考えています。
そこに牧草社長の人柄が現れていますし、共に働く社員たちも同じ想いを持って仕事に取り組んでいます。
なぜなら我々は世の中を良くするイノベーションを起こしたり、愛情をもって社会に貢献したいと考えるIT企業だからです。

サン=テグジュペリが『星の王子さま』を通して全世界の人々に伝えた、誰にとっても大切だけどともすれば忘れがちな事。
シーエスコミュニケーションにとってもかけがえのない想いになっているんだなと気づくことができました。

『星の王子さま』を書いたサン=テグジュペリは、戦争で偵察機で出撃した際に、皮肉にも「星の王子さま」のファンであるドイツ軍兵士に撃墜されて命を落としたと言われています。
「彼だと知っていたら撃墜しなかった」とドイツ軍兵士は語ったそうですが、戦争という人間の悪業が生み出した悲劇のような話です。

『星の王子さま』を読んだことがない方はもちろん、読んだことがある方も、ぜひもう一度読んでみて下さい。
きっと前とは違う素晴らしさに気付き、新しく得られるものがあるはずです。
もしかしたら目の前にある悩みや不安に、解決のヒントを与えてくれるかもしれませんよ。


(今回の写真は牧草が以前「星の王子さまミュージアム」へ行った時に撮影したものをお借りしました)

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