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【メンバー紹介】クレヨン使いの男の子がヘーゲル研究を経てプロジェクトマネージャーになった話。

こんにちは!クロス・コミュニケーション人事の工藤です。

「どんな人がいるの?みんなどんなテンションなの?」といった情報がいくらぐぐっても出てこないことで有名な当社(?)、これは由々しき事態!ということではじまった【メンバー紹介】企画。第4弾は2018年3Qでチャレンジ賞を取った17卒2年目のプロジェクトマネージャー、千田くんにお話を聞いてきました。

11月も半ばのけっこう寒い日の朝。道行く人々はみなコートやマフラーを身にまとっているのに、偶然見かけた彼はまさかのシャツ。ジャケットすら着ない彼は「寒いっすよ」と言いながらも何食わぬ顔で人ごみに消えていきました。お読みいただいているあなたの脳裏には「おや・・・?」と彼のキャラクターへの想像が膨らみかけていることでしょう。彼がどんな人なのか、おいたちからじっくり聞いてきましたので、どうぞ最後までお楽しみください。

いつも無茶ぶりに応えてくれる千田くん、今日も今日とて、期待してるよ。どうぞよろしくお願いします!さっそくですが、おいたちから教えてください。

はい、生まれは東京の福生市、二人兄弟の兄です。小さい頃から絵描くのが好きでした。父が絵が上手で、ドラえもんとかアンパンマンみたいなキャラクターから動物まで、いっしょに描いて喜んでました。けっこう大きくなるまで、画家になりたいとか思ってました。

そうなの?!小さい頃はクレヨンの使い手だったと。

そう、使い手。

習い事とかは?

小学校からは、空手をやってた父親の影響と、あとジャッキー・チェンが出てる映画観て「俺も強くなりたい」て思って少林寺拳法習ってました。友だちと遊んだりもするけど、基本的に一人でいるのが好きな子でしたね。絵描いたり、テレビ観たり、ゲームしたりマンガ読んだり。

弟さんとは遊んだりしないの?

弟と遊んだりもしたけど、こいつも変わってて、兄とはあんまり遊ばないやつでした。二人とも別々に絵描いたりしては家の中ぐるぐる走り回ってたんで、物静かな感じではないんですけど。

変わってんな・・・学校に行きだしてからはどんな感じだったんですか?

学校でも、学校行っちゃえば友達と外出てボールで遊んだり普通にやってましたけど、一回家に帰ってもう一度待ち合わせるとか、土日に約束してわざわざ遊ぶとかはしなかったです。部活は野球部だったんで、頭坊主でしたよ。でも足に持病があって、あんまり動き回ると炎症起こしちゃうんですよ。だから野球部もあんまり行かなくなって、少林寺拳法もやめちゃいました。そんでまた絵描いたり、本読んだり、マンガ読んだりの生活に。


※千田くんの奥の男性があの有名な【研修できる系PM】亀井さんです。

高校からは?

高校は八王子の高校に行って、部活とかちゃんとやらないで毎日友達と放課後遊ぶ日々でした。カラオケ行ったり、ボーリング行ったり。べつにやんちゃな感じじゃないんですけど、ちょっとした悪ふざけとかを全力でやってて、そんなのがいちばん楽しかったです。あ、不良じゃないですよ。ほんとただのちょっと迷惑な行為(笑)。だからあんまり勉強もしなかったですね。

ちょっと迷惑な行為の詳細について気になる方は直接お問い合わせいただくとして(笑)高校のときも絵は描いてた?

描いてました。勉強しないけど、美術は楽しくて。人とか動物描いたり、模写したり。ダ・ヴィンチの手記に描いてあるデッサンを真似したり、ミケランジェロの下書きを真似したり。人の筋肉とか動きが好きで、人体のデッサンの本とか買って描いてました。このときもぼんやり画家になりたいとは思ってましたよ。美大受けようか、デザインの専門学校に進学しようかとかも考えてて、説明会行ったりはしましたね。

でも進学したのは普通の大学だよね?

そうです。まあクラスにいるちょっと絵がうまいやつってレベルだったので、デッサン本気でやって美大に行くほどの熱でもなかったんですよね。デザインの専門学校とか行く手もあったけど、そこまで振り切るような熱はなかった。

なるほど。大学ではどんな感じだったの?

文学部で哲学やってました。授業をいろいろ受けていくなかで「あ、哲学面白いな」て新しい扉を開いた感じです。ゼミでたまたまアーレントの『人間の条件』をやってて、せっかくだしと思って卒論はアーレント研究をやりました。そんで大学院に進学して、今度はヘーゲルの研究。研究してるときはもう書いてあることを理解するので精一杯で、「これどういう意味だろう」ってのをひたすら考えて。そうするうちに「わかったそういうこと!」てなって面白いな、みたいなのを繰り返す感じでした。

バイトはしてた?

院生になってから塾の講師のバイトしました。小学生から高校生まで全学年教えてましたね。同じ目線というか、彼らと同じレベルでやってたんで、生徒とゆるく仲良くやってましたね(笑)。あんまり遊ばないし、服買うとか旅行行くとかもしないから、そんなお金いらなくて。バイトもぼちぼちやってる感じでした。

これまでの話だとここまで結構孤高に文化的な生活してきてるけど、博士課程に行こうとは思わなかったの?

博士課程に進もうと思ったこともあったけど、そのあと職に就けるかは運ってのも聞いたし、すでに親にも迷惑かけてるなと思って。研究自体は学校に行かなくてもできるんだし、就職するか、と。

なるほどな。就活はどんな軸でやってました?

「社会を支える」てのがキーワードでした。就職して社会の一部になって成果出して行くんだったら、何かの一部ではなくて包括的なことにつながる結果を出せればいいなとか考えたんです。まあそんなに具体的じゃなくて、基盤とか、体制とか、なんか枠組みから作りたいと思った。土台から作ったほうがかっこいいかなって思って。まあ・・・決まってなかったんですよね、そんなに(笑)。

うん、軸って聞いたけどそれ・・・軸か?(笑)なんでクロス・マーケティンググループ受けようと思ったの?(※2018卒採用までクロス・コミュニケーションの新卒採用はクロス・マーケティンググループの一括採用のみでした)

インフラ業界とか受けてたけど、待てと。これは突き詰めれば本質ではないなと思って。インフラを作るなら作るで、その裏の戦略的なものが社会を支えているのでは、と思ったときに「戦略を作るには人々のニーズとかを吸い上げて・・・マーケティングとかコンサルなのでは!」と思ったわけです。

つまり・・・

つまり、あんまりもう覚えてないです(笑)。

て感じっすね(笑)。クロス・マーケティンググループに入社して、クロス・コミュニケーションに配属されたことについてはどうですか?

それは覚えてますよ。あの、入社時の研修とかでいろんなグループ会社の説明を受けてるときに富永さん(クロス・コミュニケーションの代表)の言葉に何か電撃を受けて、「ここに自由がある」て思ったんですよ。


富永さんなに言ってたの?

それは覚えてないです。

おい。

でもなんかその言葉にすごい痺れて、それでクロス・コミュニケーションに入れてくださいってお願いして今ここにいます。たとえ仕事が嫌だろうが嫌じゃなかろうが、仕事ってやらなきゃいけない。どうせやるなら、かっこいいことやりたいと思ってたんです。自由にやらせてもらえれば、自分がともかく満足できるようにやっていけると思ったんですよ。

孤高に文化人をやってきた千田くんですが、富永さんの言葉にとにかくなんだか痺れて「ここや!」となったわけですね。実際クロス・コミュニケーションに入ってから2年目になりましたけど、どんなところがやりがいですか?

今プロジェクトマネージャーをやってて、代案出したり協力をあおいだり、お客さんや社内メンバーと色々調整してガチっとニーズをはめられた瞬間に「おっし、やってやったぞ」て思ってます。それによって先方から「ありがとう」って言ってもらえたりして、うれしいと思いますね。正直大学でプログラミングやってたとかのバックグラウンドがないので、知識不足は日々の課題ですが、それも今研修プロジェクトで補おうとしていて。もともと新規事業開発の部門で新しいプロダクト生み出したりしたかったので、今の部門でしっかりスキル身に着けたら将来的にはそっちに異動もしてみたいです。

研修プロジェクトは、新卒1年目~2年目の開発系メンバーを対象に技術的知見の底上げをはかるため、11月から本人たちの発案でスタートしたものです。

ありがとうございます。じゃあ最後、千田くんはこれからどんな新卒に入ってきてほしいですか?

んー、いっしょにふざけたいです(笑)

ふざける?!

仕事やってるといろんなことがあると思うんですけど、やっぱ困難な時も、笑顔で、楽しく、明るくいっしょに頑張れるってのが、ぼくの思う「ふざける」です。新しいチャレンジをいっしょにできるってのも「ふざける」かな。いっしょに楽しく仕事したいですね。

なるほどね。今日はどうもありがとうございました!

いかがでしたでしょうか?絵をかくのが好きだった少年が大きくなって、ヘーゲル研究を経て今はプロジェクトマネージャーとして頑張っているお話でした。

2年目とはいえ、技術未経験からスタートした千田くん。自分で本読んで勉強したり、先輩にいろいろ聞いたり社内の研修を組んだり、彼なりの頑張りで順調に成長していっているようです。

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