- バックオフィス|総務
- 英語を使って仕事がしたい方!
- 総務
- Other occupations (32)
-
Business
- バックオフィス|総務
- 総務
- Finance / Accounting
- 人事・労務
- 海外事業部|インサイドセールス
- 国内営業|SaaS
- 法人営業→カスタマーサクセス
- SaaS|セールス
- Sales / Business Development
- 国内コンサルティングセールス
- sales
- 世界との架け橋になりたい方!
- 語学を生かした仕事
- オンライン参加OK
- SaaSセールス・英語が好き!
- 留学帰りの方必見!
- SaaS・留学経験のある方歓迎
- outsidesales
- 海外に興味がある学生募集!
- 海外に興味がある学生!
- 海外進出サポート|SaaS
- marketer
- 海外事業インターン!
- 海外事業|リモート参加◎
- 海外に興味がある|リモート◎
- 海外マーケティング|リモート◎
- 海外進出コンサルタント
- オンライン参加◎|海外ビジネス
- 海外マーケティング
- Marketing / Public Relations
- Other
「COOL / 超自己評価できている姿でいる」これは僕たちが掲げるValueの中の一つです。
大衆的にCoolと言われる必要はなく、必ずしも高級ブランドや高級エステに行く必要もないと思っています。「見た目、服装、態度、言葉、すべてにおいて自分が好きな自分でいて欲しい。」という意味を込めて大切にしている言葉であり、表面的には”人から見たCool”と”自分自身のCool”は異なるかもしれない。
それでも全く問題ないです。
自分自身をCoolだと思えていれば、一歩先に足は動くと思いますし、いつもより少し多くの人と関わり、新たな場所や人との出会いを広げて深まることができると私たちは会社として考えています。
様々な国籍とルーツを持つ人々で構成されているCOUXUは、“自分の人生を豊かにするために何が大切なのか”を研究し、メンバー一人一人の“やりたいこと”を応援するような会社です。
前置きが長くなりましたが、今回はそんなCOOLを体現している、CFR(Couxu Fans Rising)海外のエミリンさんにインタビューをしました!
【CFR海外とは】
日本商品を求める海外企業と海外進出をしたい国内企業のマッチングをサポートする、カスタマーサクセス職です。主に海外企業の開拓やミーティング通訳・資料翻訳を行っています。弊社のVision、“母国以外に友人でありビジネスパートナーを作る”を体現している重要な部署です。
【エミリンさんの紹介】
フランス生まれ。留学生として訪日した後、前職の大手日本企業に就職。今年の春頃からCOUXUに入社。
※インタビューは英語で行われたため、意訳が入っておりますことをご了承ください。
「私」として働ける居場所を求めて
ーそれでは、まずは自己紹介をお願いします。
COUXUのエミリンです。フランス出身で、現在23歳です。
私の略歴を簡単に話すと、フランスの大学で2年間、マーケティングや物流、経済といった国際ビジネスを学びました。その後1年間、海外留学をする機会があったので、留学生として日本にやってきました。
みなさんよく「なんで日本に来たの?」と聞かれるので先に答えておくと(笑)、「今まで西ヨーロッパから出たことがなかったから」というシンプルな理由です。フランスやスペイン、ポルトガル、イタリアなどにしか旅行したことがなくて。卒業した当時、「もう20歳だし、全く違うことを始めるには完璧なタイミングだ」と思いました。例えば40歳になれば、世界を飛び回る機会が持てるかわからなくなってきてしまう。文化の異なる遥か遠い国には訪れたことがなかったので、何かチャレンジングなことをしたかったんです。
「日本語を勉強したいから」とか「日本の文化が好きだから」という強い想いで来ている外国人がほとんどだと思いますが、私はそれよりも、とにかく新しいことがしたかったです。
ー日本に来る前に日本語は勉強しましたか?
勉強はしていましたが、ひらがなと、自分の名前をカタカナで書けるぐらいでした。
日本の大学に留学した際に、国際ビジネスをまた学び始めて、日本語の授業も取りました。日常会話というか、お店やレストランに行った時に何か聞けるくらいの日本語をできるようにはなりたかったんです。
ただ、勉強のためというよりは自分のために日本語を学んでいたので、あまり良い生徒ではなかったと思います(笑)。
ーCOUXUに入る前についてお聞きしても良いでしょうか。
2020年の夏に日本の大学を卒業したのですが、2月頃から新型コロナウイルスが流行し始めましたよね。なので就職が本当に難しかったんです。最初は大学で修士号を取ろうと考えていたのですが、どの分野を取るべきなのかわからなくて、「じゃあ先に専門的な知識を得よう!」と決めました。
そうして職探しを始めたのですが、当時は本当に日本語が上手くなかったので、何も話せなかったんです。6か月という長い休暇を経て(笑)、ようやく栃木県で英語教師のアルバイトを見つけました。
日本語の能力を伸ばすことができましたし、地方を見ることができて非常にいい経験になりましたが、教えるということにあまり情熱を注げませんでした。ビジネスに関連したフルタイムの仕事に就きたいと思ったんです。
日本で最初にフルタイム勤務の就職ができたのは、大手日系食品メーカーでした。2021年の春からおよそ2年間、日本からヨーロッパに商品を送る国際ビジネス関係の仕事をしていました。その後2023年の1月にCOUXUに入社したんです。
ー日本での二度目の就職の際に、大切にしていた価値観、企業選びの軸などはありましたか?
私にとって良い環境であることと、興味深いミッションを持っていることを軸に探しました。
環境についてですが、1社目は伝統的な日本の大企業でした。毎日スーツを着る必要がありましたし、上下関係が根強くあるようなところで、外国人の私にとっては見たこともないような文化ばかりで、非常に衝撃的な経験になりました。一方で、私は「外国人」として存在することだけを許されているように感じてしまったのです。多くの伝統的な日本企業において、外国人は外国人、「オプション」のような存在だと気づいたのです。
ーなるほど!「オプション」とはどういう意味ですか。
日本人とは平等ではなかったのです。日本人は大学卒業後に新卒で入社して、働けば働くほど、はしごを上っていくようにより高い地位に就くことができます。しかし、私だけでなく周りの友人もそうなのですが、外国人の大半がボトムレベルで留まってしまっています。伝統的な日本企業はそんな私たちを「オプション」のように捉えていて、「ああ、英語ができるの?それはいいね」で終わり。成長するような機会はほとんどありませんでした。そういう現状が原因で、多くの外国人が企業を辞めていってしまっているのだと思うのですが。
とにかくそういう経験があったからこそ、2社目の企業には、私を「外国人」としてではなく、一人の人間である「私」として見てくれることを求めていました。同じく、自由に気持ちよく同僚と働けるという部分でも環境の良さを重視していました。「私は日本人だから、外国人のあなたより知っている」というようなバリアを感じたこともあって、居心地が悪かったんです。
興味深いミッションを掲げている企業というのも、私の価値観にありました。ただお金を得るためだけに働くのではなく、何か意味のある仕事をしたかったのです。
私らしくいられる"COOL"を表現できてCOUXU
ーなるほど。そうしてCOUXUに入社されたエミリンさんですが、COUXUの雰囲気はどうでしょうか?どういう人が働いているように思えたでしょうか。
入社当時から今もですが、とにかく気楽に働けています。COUXUには、詳しくはわかりませんが、5年や10年も働いている人もいるでしょう。ですが、全員が平等であるように感じられました。私を下に見るような人ももちろんいませんし、全員がフレンドリーです。私も自分の意見を言いたい時に言えています。
高い自由度も感じています。例えば多くの人がリモート出社していて自分の予定を調整できていますし、ご飯を食べたい時に食べに行けています。カジュアルでありながら、一方でプロフェッショナルな部分もきちんと備えているように思えます。私はこのスタイルが本当に好きです。まるで友人に囲まれているかのように仕事ができます。
ー確かにそれは私も感じます。服装に関しても、例えばエミリンさんは毎日素敵なお洋服を着ていらっしゃいますが、以前の職場では考えられないことですよね。
そうですね。黒いスーツにきちんと磨かれた靴、というのが当たり前でしたから、週末以外は好きな服を着る機会がほとんどありませんでした。ずっと着られずクローゼットの中でホコリ一つなく眠っていた服があったくらいです(笑)。
大好きなファッションを楽しむエミリンさんのオフィスコーデLOOK BOOK。日本のブランドが好きだそうで、展示会に参加するほどなんだとか。
ー少し話題が逸れますが、そうした服装規定がされている企業が多い日本と比べて、エミリンさんの出身国であるフランスはどうなのでしょうか。
もちろん勤務先によりますが…例えば銀行はスーツを着なくてはいけませんが、フランスでCOUXUのような企業に入社した場合は、今のように自由な服を着られると思います。学校の先生たちも日本のようにスーツを着ていることはありません。
日本には「サラリーマン」と呼ばれるような、スーツを着た社会人のイメージが根強くありますよね。フランスには「サラリーマン」に似たような概念はありません。
ー服装に限らず、日本とフランスの働き方で大きな違いを感じた文化などはありますか?
「後輩」「先輩」のような上下関係の文化はフランスでも少しはありますが、日本ほど強くはありません。
もちろん目上の人は尊敬します。が、例えば日本では「こちらは先輩の○○さんです」と紹介することが多いですが、フランスでは「こちらは同僚の○○さんです」や役職名で済みます。どちらが長く働いているかを基準に言うことはありません。
異文化を持つからこそやりがいを感じる瞬間
ーCOUXUでは、そうした違う文化を持つからこそ活かせることもあると思います。働いていて、やりがいを感じるような瞬間を教えてください。
まだ入社して数か月なので、覚えることがたくさんあります。COUXUという会社についてもそうですし、私の部署は規模が小さいので毎日やることがあります。
その中でまずやりがいを感じるのは、私の日本語が上達したときです。入社前は今ほどビジネスに関する日本語を話す経験がなかったため、スキルを伸ばし続けられています。
働いていて「やった!」と思えるだろうと期待しているのは、日本企業と海外企業のミーティングの後、海外企業が「買います」と言ってくれた時です。入社して間もないのでまだないのですが、私の担当した海外企業が、私の翻訳やアドバイスのおかげで日本のモノを初めて買ってくれることをすごく楽しみにしています。私の頑張りが感謝されて、結果に繋がったんだなあと思えるからです。
ー今ミーティングに関するお話がありましたが、エミリンさんの部署では普段他にどのような業務を行っているのですか?
ミーティングをする企業は多種多様な業界に属しているため、契約内容も変わってきます。ターゲットを設定したいという、いわゆるBPOに関連した日本企業とのミーティングもあります。
まずはそうした異なる文化やニーズを持った企業にメールや電話でコンタクトを取り、できるだけ多くのミーティングをセッティングできるようにします。ミーティングの際には、日本企業と海外企業の意志を確認し、「お互いを理解し合ってもらう」というゴールに向かってすり合わせていきます。なので、たまに外国に関して疎い日本企業を担当するとき、文化の違いなどを私たちが教える必要があります。
例えば以前あった問題が、海外企業が「代理店として働きたい」と話していた際に、相手の日本企業が「代理店」という存在にあまり馴染みがなかったようで、「どういうこと?バイヤーさんは何も買わないの?」と不安がっていました。そんなときに私たちが、日本企業が慣れていない海外ビジネスをする際の文化や方法を丁寧に説明するのです。
ミーティング後には、資料の翻訳や、取引の際のインボイス、関税、物流のサポートを行います。海外にどのように商品を送るのかわかっていない日本企業さんもいるので、ブローカーを探したりもします。
このように多くのステップにおいて支援させて頂いているのが私の仕事です。
ー2カ国語を使いながらのかなり難しい業務だと思いますが、入社前に不安なことなどありましたか?
もちろん日本語は不安でした。きちんと日本語を勉強して卒業したわけではない上に、ましてやビジネス用語なんて知らないものばかりだったので…今でも毎日新しい単語を調べて学んでいます。
ビジネス用語に限らず、その業界独自の用語もあったりします。例えば今担当している中で、ワイヤーを売っている企業さんがいらっしゃるのですが、中がどうなっているのか、どうやって作られているのか、全く知りませんでした(笑)。ミーティング中の翻訳で、今何の話をしているのか把握するために基礎的な知識だけでも持っておかなければならないので、たくさんのことを学ぶ必要がありました。「私の語学スキルで足りるの?全部理解できるかな?」とすごく不安になることもありますが、ミーティング前にどの業界や商品についてできる限りの知識を蓄えるように心掛けています。
ただ、正直今でも日本語が怖くなることがあります。難しいコンセプトだと特にそうですね。それを正しく説明するのに充分な単語量を持っていないんです。企業同士が誤解したり理解し合えなかったりする可能性があります。それが今の私の一番の課題です。
COUXUと一緒に成長していく
ーこれからCOUXUでエミリンさんがやってみたいことはなんでしょうか?
コンサルタント性を高めることです。ミーティングのアシストだけでなく、もっとアドバイスができるようになりたいです。
今は、日本企業とその商品を買いたい海外企業のミーティングを通して、買いたいから商品を送って終わり、というモデルですが、COUXUの将来像として、もっとコンサルタントのようにあってほしい思います。例えば、ある国でのビジネスが成功した日本企業に、「現地で支店を設立してみてはどうか」と提案してみるとか。そうなると、より現地のことを把握できるように海外の人を雇う必要があったり、いろいろ手続きやノウハウが必要になってきますよね。そういった海外進出を果たした後まで、コンサルタントのような役割を担えたら面白いのではないのかなあと思います。
ーどんな人がCOUXUに向いているのか、あるいはどんな人と一緒に働きたいのか、教えてください。
挑戦したがる人、ですかね。
私がCOUXUに入社した当時、ビジネスの知識も語学力も充分ではありませんでした。もちろん前の企業で得た知識もありますが、そこにはまだ成長できる余地があります。
私も最初「このミーティングを自分一人で!?」となっていましたが(笑)、COUXUには、手助けをしてくれる仲間がいます。「よく頑張ったね」「いい感じだよ」と励ましてくれる環境があるからこそ、私は安心して挑戦し続けられますし、一緒に協力して働くことができます。もし「こんな仕事やりたくない、できない」と言う人が一人でもいれば、私たちの成長はそこで止まってしまいますからね。
なので、多くのこと、新しいことに挑戦するのを恐れない人が向いていると思います。とにかく、「やる気」です!
ーありがとうございます。では最後に、COUXUに入社しようとしている方にメッセージをお願いします。
COUXUは発展途中で、まだまだ成長するポテンシャルがあると思います。先ほど言ったコンサルタントの面もそうですし、将来的にさらなる利益や仕事、楽しさを生み出す方法がたくさんあるんです。
未完成で成長し続けているわけですから、様々なスキルを身に着けられ、様々なことに責任と裁量を持てる環境です。
同時に、一つの企業が創られていく過程を直に見る経験ができます。すでに大企業として有名になり安定している企業とは異なり、毎日とまでは言わずとも、毎年成長の様子や違いを見ることができると思うのです。どれだけ有名になったのか、どれだけ売上が伸びたのか、COUXUと一緒に成長することができます。
ーありがとうございました。