こんにちは。株式会社コシック採用担当です。
今回はコシックでインテリアコーディネーターのアシスタントとして働いている前田さんのインタビュー。
2人のお子さんを育てながらどんな働き方をしているのかお話を伺いました。
インテリアが好きな子供でした
ー本日はよろしくお願いします。まず簡単に自己紹介をお願いします。
よろしくお願いします。前田です。
4年ほど前までは関西で医療事務をしていましたが、夫の転勤で上京することになり退職し、上京後コシックで働き始めました。今は3歳と1歳の子育て真っ最中です。
ー早速ですが前田さんのご趣味はなんですか?
子どものころからインテリアや家具が大好きです。
実家が地方の古い百姓の家で、勉強机などの家具もほとんどがお下がりでした。
その反動で自分の好きな空間を作りたいという欲求が強くなったのか、間取図を見てはインテリアの妄想をしているような子どもでしたね。
今もSNSでフォローしているアカウントのほとんどがインテリア関連だったりします。最近は産後ダイエットのために少しでも食欲を抑えようと思って青系のインテリアをスマホの待ち受けにしています(笑)
ーなぜインテリアが好きになったんですか?
子どものころ、お下がりの家具ばかりの中でもなんとかあるもので自分のお気に入りの空間に近づけたくて布をかぶせてみたり、配置を少し変えてみたり、プチプラの雑貨を飾ってみたりして自分なりにコーディネートすることで空間が変化していくのがとても楽しかったんです。
大人になってからも早くに結婚したこともありなかなか一人暮らしの経験はできませんでしたが、家族が暮らしやすく居心地の良い空間にするにはどうしたらいいかを考えてインテリアを考えて実行した結果、喜ぶ家族の顔を見れるのはとても嬉しいですし、その顔を想像して考えている時間もとても幸せでした。
今住んでいる家のリビングダイニングの家具の配置も、夫婦で色々悩んで何回も配置換えをしたおかげでとても過ごしやすい空間にすることができたので家が大好きになりました!
ー少し話題を変えて、学生時代はどんな学生だったんですか?どんなことに熱中していましたか?
高校は商業高校だったので、検定試験をたくさん受けていましたね。
大学は観光学部に進んだこともあり、休みがあれば旅行やレジャーを満喫していました。
ー旅行が好きになったきっかけは何かあったんですか?
大学時代に今の夫と出会ったのですが、とにかくアクティブで遠出が好きな人なので当時からよくあちこち連れまわされていました。
大学の授業も温泉学とか、旅行に行きたくなるような内容が多くて自然とそうなっていきましたね。
ー社会人になってからコシック入社までのキャリアを教えてください。
・大学病院事務
・大学事務
・年金事務所事務
・医療事務、受付
こんな感じです。
患者さんとの触れ合いが楽しかった医療事務時代
ーコシックに入られる前はどんな会社で働いていたんですか?
古い眼科医院で受付と医療事務の仕事をしていました。
毎月の診療報酬請求の作業や、レセコン(診療報酬を請求するために診療報酬明細書を作成するコンピューターシステム)へのデータ入力作業、受付、会計、紹介状の作成などを担当していました。
ー前職で楽しかったこと、やりがいに感じていたことはどんなことですか?
予約を受け付けておらず、しかも検査がどうしても必要になるので診察までの待ち時間がとても長いことで有名な病院でした。
そのため日によってはかなり遅い時間まで診察が続くことがあったのですが、全ての患者さんをさばききった時はとても達成感がありましたね。
患者さんとの距離感も近くて、どこのスーパーが安いとかそういった世間話も多くて楽しかったです。
ー患者さんとの距離感が近いのは楽しそうですね。
楽しかったですよ!患者さんから差し入れを頂くことも多かったのですが、メダカをいただいた時はびっくりしました(笑)お中元やお歳暮で桃やみかんをいただいたり、向かいのラーメン屋さんにチャーシューをもらったり。
それまでずっと大学関連や年金事務所など公的な場所で働いていたのでこの環境はすごく衝撃的でした。
場所にとらわれない働き方ができる会社を探して
ー転職活動を始めたきっかけを教えてください。
本当は産休育休後に前職に復帰予定だったんです。でもなかなか保育園が決まらず近くに空きのある園もなく困っていました。ちょうどそのタイミングで夫に東京への転勤の打診があり、退職して一緒に上京することにしました。
夫の転勤はもともと期限付きの予定だったので、東京にいる間に場所にとらわれない働き方ができる会社を見つけたいと思い転職活動を始めました。
ーいくつかの会社を受けられた中でコシックに決めたのはなぜですか?
子供のころからインテリアは大好きだったので、学生時代インテリアコーディネーターの仕事に興味を持ち、新卒の就活では住宅販売の会社の採用試験を受けたこともありました。
結婚して子どもを持つことも学生時代からすでに視野にあったので、働き方の面で当時はあきらめてしまったのですがコシックはインテリアコーディネートの仕事にフルリモートで関わることができるということで、心配していた面が全てクリアされていたので絶対に働きたい!と思いましたね。
その当時SNSで発信されていたコシックのインテリアコーディネーターさんのコーディネートに惹かれていたのも理由の一つですし、インテリアにこだわることが当たり前の世界になってほしい、インテリアコーディネートがより身近なサービスになってほしいと思っていたので迷いはなかったです。
学生時代一度は諦めた仕事に子育てしながらでも関われる幸せ
ー実際に転職してみて前職との違いはありましたか?
前職はアナログな世界だったのですべてが新しかったです。
若い会社なので積極的にアイデアや改善案なども発言しやすいですし、逆にこうした方がいいと思うよということも他の社員さんにわかりやすく丁寧に教えていただけています。
ー入社前のイメージと入社後では差はありますか?
ないです!強いて言えば思っていた以上にコーディネートに関わることになっているのは想定外ですが、もともと好きなことなので逆に楽しいです。
ー現在の業務内容を教えてください。
依頼内容について足りていない情報はないかを確認したり、担当コーディネーターから提出された資料の内容について依頼された内容と相違はないか、配置について通路が確保されているかなどマニュアルに沿って確認しています。
その資料とユーザーから共有された情報をまとめてパース(空間のイメージがわかりやすいように、一定の図法により外観や内観を立体的に描いた透視図)制作者に共有し、パースについても内装や家具について過不足なく再現されているか、これもマニュアルに沿って確認しています。
また、コーディネーターが選定した家具をユーザーがそのまま購入できるよう、家具リストのデータ入力もしています。リスト内に売り切れの商品や入荷未定の商品があった場合には代替品を探す作業も担当しています。
ー現在の働き方を教えてください。
9時に子どもたちを保育園に送り出し、10時の就業までに買い物や家事を済ませています。10時からリモートで勤務をスタートし、17時半のお迎えに間に合うよう退勤しています。
ーフルリモートで働けるコシックはやはり子育てしながらでも働きやすい環境ですか?
最近の会社では当たり前のことかもしれませんが、体調や家庭の事情などをしっかり考慮していただけますし経営陣が自らワークライフバランスを取っているので、メンバーである私たちも言い出しやすくリモートワークなどの調整もしやすいのはとてもありがたいですね。
2人目はコロナ禍での出産育児でしたが、フルリモートで安心して働くことができていますし、今は都内の自宅近くの保育園に2人とも通わせることができています。
関西で1人目の保育園が見つからず前職の職場復帰ができなかった期間は、社会から切り離されたような孤独感がありとても悲しい思いをしました。
でもコシックではリモートの時短勤務でも受け入れてもらえたので落ち着くまでしばらくは1日4時間、子どもを見ながら働くことができました。もちろん両立は大変でしたが、毎日が充実感でいっぱいでしたしこの期間の勤務実績があったおかげでスムーズに2人とも保育園に入れることができたので、本当に救われました。
また、コシックのサービスは暮らしに関わるものなので、自分の実体験も生かしやすいですね。例えば私だったら、小さなこどもが居るおうちにはこの家具の配置は不便では?など、よりユーザー目線でコーディネートを見ることができたり、仕事でいろんな家具やインテリアを見る中で自宅の模様替えやインテリアに良さそうな家具を発見したりとても楽しいです!
ー今後、何かやってみたいこと、目標はありますか?
せっかく好きなことの仕事に就けているので、将来的にはインテリアや暮らしに関する資格を取得することが目標です。
資格取得ができれば今の仕事に直接生かせるので、趣味とは違い時間やお金をかけるハードルが一気に下がりましたね。
もともと学生のころに一度諦めてしまったことでもあるし、依頼してくださる方の悩みや不便をコーディネーターさんと一緒に解決できるような知識をしっかり学んで、「プロにインテリアコーディネートを依頼する」ことがもっと一般的になればいいなと思っています。