cooboo's Family Storyとは
コーボーの仲間一人一人のキャリアへの考え方・築き方、コーボーに入社した理由、未来への展望を過去・現在・未来の時間軸で語ってもらうコンテンツです。
初めまして。株式会社コーボー HR部 テックグループに所属しております、エンジニアの松浦と申します。
現在、弊社のシステムエンジニアリングサービス事業(SES事業)の立ち上げメンバーとして2018年7月よりジョインしました。
今回、cooboo's Family Storyの第2弾として、入社早々で取り上げていただいて恥ずかしい気持ちもありますが、自身がエンジニアとして歩んできた道のりや、なぜフリーランスから正社員になったのか。そして、これからコーボーで実現していきたいことをお話させて頂ければと思います。
これからエンジニアとしてどういうキャリア・働き方をしていくのがいいのか悩んでいる方に、コーボーの良さもアピールしつつ、何か少しでも得られるものがありましたら嬉しく思います。
過去
「マウスの真ん中のコロコロなんですか?」から始まったエンジニアという仕事
私の社会人生活は初めからエンジニアとしてのキャリアでした。
ただ、今からかれこれ20年前くらいの話なのでその時はまだエンジニアという職種もそれほど注目されておらず、友人にもエンジニアとしてキャリアを築いていく人はいませんでした。
自分自身も「ITの業界に入って経験を積んでいけば将来的に色々な業界にうつっていけるのかな?」という安易な気持ちで、未経験でも受け入れてくれたSIerに就職。
今考えても恐ろしいのは、大学でも法学部を専攻していた私は、正直パソコンにまったく触ったこともなかったんです。笑。
そして迎えた新人研修。
「マウスの右と左のクリックって何が違うんですか?」
「マウスのこの真ん中のコロコロはなんですか?」
と質問するくらいのレベルでした。笑。今では考えられないですよね。笑。
研修中にはC言語を学び、研修が終わると客先常駐をスタートさせましたが、業務はテスターとしての業務でした。
「開発の仕事がしたい」
そんな思いが強くなり、社内異動も難しかったので、開発できる環境を求めて転職をしました。
第二新卒のような形で、金融系に特化した受託開発の企業に転職をした私は、Javaでの開発経験を積むことが出来ました。
そんな中、フリーランスのエンジニアとしての働き方を知る機会があり、会社の組織変革も重なったタイミングで、フリーランスとしての挑戦を決めました。
そこから4年程度、フリーランスとしての活動をしていたのですが、そこで大きな挫折をしました。
当時、自身の不勉強などもあって難易度の高い仕事にとても苦戦していました。
でも、仕事はどんどん進んでいく。
コードを書くこともなかなか上達もせず、何のためにこの業務をやっているのか?という目的も見出せなくなってしまったんです。
そのうち、「エンジニアという仕事には適正がないんじゃないか?」という気持ちにまでなってしまいました。
時間も求められるレベルもハードな中、心身ともに疲れ果て、何も消化できずパンク状態でした。そこで一旦休息の時間をとることにしたんです。
(笑顔が素敵な松浦さん。マウスの構造を理解するところから始まり、エンジニア暦は18年!)
エンジニアとしての再挑戦と、人や組織作りへの興味の芽生え
休息期間は、1年弱くらいだったでしょうか。そんな中、また転機が訪れます。
休息期間中に、現在の妻と出会い、同棲するようになったんです。
一緒に暮らす中、自分は無職・・・。笑。なんとかしないといけないと思いました。
これからのキャリアをエンジニアとして進むのか、全く新しい道に進むのか・・・。
色々考えに考えた結果、自分の心にあったもの。
それは、「悔しい」という気持ちでした。
あの頃を冷静に振り返ると、もっともっと勉強も出来たし、変えていけることも沢山あったと感じました。
それをしないで、エンジニアとしてのキャリアを諦めるのはどうしても嫌で悔しかったんです。
「エンジニアとしてもう一度やってみよう」
「でも、どうせだったら言語もかえて、新しい言語でエンジニアとしてチャレンジしよう」と決意しました。
再度正社員としてPHPの言語での開発を始め、そこからはエンジニアとしての仕事に向き合い、周りにも色々と教えて頂きながら新しい言語での経験を積んでいきました。
そして、再度、自分をさらに鍛えたい、腕を磨きたいと考えフリーランスとしての道を歩き始めました。
フリーランスとして活動をしていく中で、直近2年ほど、某大手クリエイティブ企業にて開発をしていました。その中でふと「チームにいる人の長所とか特性が活かしきれていない場面が結構ありそうだな」と感じたんです。
そして、その感覚は、だんだんと「その人にとって好きなことや得意なことに注力できるような体制をとれたらいいなぁ」という想いに変わっていきました。
もちろん一人ひとりの役割はあるのでそれはやるのですが、個人の持つ特徴を伸ばしていけるチームを作れたらもっと面白く仕事が出来るんじゃないか?と。
そう考えて過去を振り返ると、新入社員の時も「人」に興味があったなぁという事にも気付き、これからの自分は人や組織をつくるような役割に取り組めるといいのかなと感じたんです。
また、スクラムマスターという役割なども知ることで、同じ開発ですが、別の関わりあい方も出来るんだという発見があり、開発をする上で心地よい環境を作る側の仕事もとても面白そうだなぁという気持ちも芽生えました。
今後やりたいことが自然に人やチーム、組織作りのほうに向いてきて、それをするにはやはりフリーランスでは限界があるなと思い正社員での転職を考えるようになりました。
ただ、転職を考える上でも本当に自分のやりたいことは本当にそこなのか、とにかく紙に書き起こしたりして、言語化していきました。また企業様との面談には積極的に伺い、面談であった質問を再度家で振り返るなど、内省をしていくことに時間を費やしました。
結果、一人ひとりがもっている特性をベースにしたチーム・組織作りに1回は挑戦しておきたい。そういう役割をになっていきたい。という明確な目標がもてました。
(趣味はマラソンにヒルクライム!休日は大会に出たりトレーニングをしたりして過ごしています。)
現在
頭の中で未来を想像したときに、一番楽しく想像が出来た企業へ
コーボーとの出会いは、Wantedlyのスカウトメールです。
プロフィールを読み解き丁寧なスカウトメールを送って頂き、また群馬県に住んでいる自分に興味をもってくれたことに正直びっくりしました。
転職活動の当初くらいにコーボーに出会い、最終的には6社ほどの企業様と面談をしました。
最終的にどの企業様に転職するのか考える際に、面談してくれた人を思い浮かべながら、会社のビジョンや、自分がそこで働いている姿、将来できることを想像してみました。
その中で、コーボーが最も色々なことが楽しく想像できたんです。
なので、迷わずコーボーに転職しよう!と決めることが出来ました。
遠方から通うことにもポジティブでいてくれ、サポートをしてくだる姿勢を最初から見せてくれましたのもとても大きなポイントでした。
また、フェーズとしても事業の立ち上げ段階に携われることでチームの醸成が出来るであろう環境や、将来的にエンジニアの育成やアカデミーの事業もしていきたいという事業展開にも楽しさを感じています。
「将来群馬ラボをつくれたら!」など、リモートでどこでも働いていけるチームを作ることにも会社としても賛同してくださったのも、コーボーで働くことにワクワクしたポイントでした。
未来
今は自身の役割に集中し、ワクワクする未来を仲間と一緒に創る
将来的にやりたいこと、なりたい姿はあるものの、そのためにはまず自分がエンジニアとしてクライアントの方に信頼をしてもらえる成果を出し続けることが大切だと思っているので、今はその部分にしっかりと集中して取り組んでいきます。
その中で、自社のエンジニアを追加でアサインできるような環境を作っていけたり、
お客様を巻き込んで開発体制を整えていけるような役割もできたらいいなという思いを持っています。
今、入社してまだ間もないですが、これから自身でやっていきたいことと会社や事業としての成長を重ね合わせて仲間達とワクワクする未来を創っていきたいと思います。
これからのテックチームを、共に!
現在、システムエンジニアリングサービス事業のこれからを一緒に作る仲間を募集しています!=========================================
自身の中長期のキャリアも見据えてスキルアップをしていきたい
事業創造や組織創造など今しか味わえないフェーズでエンジニアのスキル以外の部分も磨いていきたい
SESエンジニアとしてのキャリアだけではなく、自社メディア開発にもポジションチェンジが出来る環境のある会社で働きたい
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そんな想いを持っている方、これからのテックチームを是非一緒に作っていきましょう!
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受託開発⇒インハウス⇒やっぱり、受託開発!10年以上Webディレクターとして歩んできた、私の過去・現在・未来