こんにちは! コムスクエアで採用担当をしています、小林です!
暦の上ではもう春だというのに、厳しい寒さが続いています。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
先日、弊社が開発する電話反響測定サービス「コールトラッカー」の開発職に従事している、開発部副部長の齊藤さんに社員インタビューを行ってきました!
コムスクエアの開発職に興味を持っていただいている方に、彼ならではの経験談をお届けします。
【齋藤さんプロフィール】
2016年2月入社 開発部
出身地:埼玉県
※齊藤さんのコムスクエア入社の経緯などは前回の記事をご覧ください
https://www.wantedly.com/companies/comsq/post_articles/195266
🔳齊藤さんが考えるコムスクエアの魅力とはなんですか?
理不尽なことを言う人がいないところが魅力だと思っています。
あくまで前職での経験からの印象ですが、大企業などですと、自分の立場や組織の利益を守るために、自身の都合だけを押し付けられてしまう「理不尽」が、案外まかり通っていたりします。
コムスクエアの人たちはみんな、物事に真剣に取り組んでいる人が多く、「ちゃんと話せばちゃんと聞いてくれる」人たちの集まりという印象です。
役員以上の方々でも、まずは話は聞いてくれます。もちろんこちらの意見や提案をすべて受け入れてくれるわけではないですが、頭ごなしに話も聞いてくれない、というのとは大きく違うと思っています。
🔳仕事をするうえで重視していることはなんですか?
「開発部門」というと、新たなITサービスを創ることが仕事、と思われがちです。
でも自分は、モノを創る・開発すること自体が目的ではなく、お客様に届けて評価を得て、それを利益に変えていくことが一番大事だと思っています。
お客様から「こういうことがしたい」という要望を受けて、すぐに「したいこと」を解決するモノを創ろうとするのではなく、まずは今あるもので最短で解決できる方法を考えることが重要です。
極端なことを言えば、何も新たなモノを創らずに、お客様の課題が解決できれば、それが一番「かっこいい」ことだと思っています。
🔳開発チームの文化や働き方について、重視していること
前述の話にも通じますが、常に「目的がなんなのか?」を考えて仕事を進める、そういう文化になってほしいと思っています。
具体的には、チームメンバーに「こういうことをしたい」と言われた時、「なぜ?」と必ず聞くようにしています。それを突き詰めることで、目的を明確にし、プロセスの無駄を是正することができることを理解してほしいからです。
部内の事例ではありませんが、現在自分が推進を担当しているプロジェクト「全社DX化」で似たような話があります。各業務担当の方は自身の業務について、「これをこうしないといけない」とそのやり方が絶対という前提で内容を伝えてきます。しかし、「なぜ?」と確認することで、それが実はさほど意味がない思い込みであることが分かることもあります。そうしたやり取りを経て、当初想定していたシステム開発よりもずいぶん難易度を下げることができるのです。
「言われた通りに創ろうとする」という姿勢ではこうした結果は得られなかったと思います。開発部門全体がこういう考え方ができるようになってほしいと思っています。
🔳齊藤さんのリーダーシップのスタイル、メンバーに対して心掛けていることは?
「チームメンバーがなんでも言える」ということを重視しています。
ただ、「なんでも言っていいよ」と言葉で言っても簡単にそうはならないので、常日頃雰囲気づくりに取り組んでいます。
「何かを言っても否定される」という雰囲気だと、メンバーはモノが言いづらくなります。その結果「言われたことだけをやる」マインドになり、思考停止してしまいます。そうすると、仕事をする上で「目的を考えない」ことになり、先ほども言った、自分の理想のチーム文化に反してしまいます。ですから「何でも言える」雰囲気が自分にとってはとても大切なんです。
実際にミーティングでも、意見の違うメンバーとけっこうな言い合いをした上で、結論を出すこともよくあります。そして自分と違う、メンバーの意見の方向性でまとまることも多いんです。
より良い方法を導き出すためには議論を尽くすことが大切で、その意味でも「メンバーがなんでも言える」ことが重要だと考えています。
🔳開発部門の今後の方向性やビジョン
今までの話とだいぶ重なりますが、メンバー全員が「目的を考えて仕事をする」ようになってほしい。それが自分の考える理想的な開発部門のビジョンです。
🔳今後一緒に働く仲間に求めること
ここまででお話ししたような、自分の理想とする方向性やビジョンに共感してくれる方と一緒に仕事がしたいです。
現在、どのプロジェクトも人員が充分、という状態ではありません。優先度が高いタスクは当然進めていますが、優先度が低くないものの、なかなか手がつけられていないことがたくさんあります。
それらに着手・完了できれば、サービスの完成度がより高まっていくと思います。
そのためにもぜひ新しく入社する方のお力を借りたいと思っています。