コムスクエア社員紹介記事まとめ | 株式会社コムスクエア
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こんにちは。コムスクエア採用担当の下岡です。コムスクエアは銀座などにオフィスを構える、自社製品を中心としたソフトウェア開発企業です。これまでは中途採用しか行っていなかったのですが、組織の世代交代をテーマに若手エンジニアを採用したく、初めてWantedly運用にチャレンジしています!
▽社員インタビュー記事まとめました
皆さんの会社にリモートワーク制度はありますか?新型ウイルスの感染拡大を避けるべく、リモートワークへの移行を進めている企業も少なくないかと思います。
リモートワークは「Remote=離れて」と「Work=仕事」をかけ合わせた造語でオフィス以外で遠隔で仕事をすることなどを意味します。(テレワークとも言いますよね) 遠隔でも仕事が行えるようオフィスと同等の作業環境を整える必要があり、例として「離れていてもオンラインで連絡がとれるか」「会議は対面と同じように行えるか」などが必要な環境といえます。リモートワーク導入企業について総務省が行った平成29年情報通信白書では従業員が301人以下でリモートワークをすでに実施している企業は3.0%なのに対し301人以上の実施企業は20.4%と企業の規模による導入実績の差も見受けられます。今回はそんなリモートワーク導入の課題についてご紹介したいと思います。
リモートワークを導入すると場所を選ばず作業を行うことができるため優秀な人材を確保できたり、育児や介護などで出勤出来ない日でも仕事を行えることなど幅広いメリットがありますが、上のデータからもわかるようになぜ普及が進まないのでしょうか。リモートワーク導入の課題はこれらのような要因が考えられます。
・社内と同等のITインフラの整備が難しい
・セキュリティー確保が難しい
・会議、連絡などの意思疎通が遠隔で必要
・職種によって導入ハードルが異なる
・全社的に導入の必要性が高くない
以下で、詳しくご説明していきたいと思います。
リモートワークの際は会社と同じようなITインフラ(インターネット環境、ソフトウェア、ハードウェアなど)が必要ですので場合によっては設備投資が必要となります。小さい会社ではその資金も大きな負担となる場合があるでしょう。これが先にご説明した301人以上の企業と301人以下の企業で導入実績に大きく差が出ている可能性の一つと推察できます。
次にセキュリティーについてです。もちろん情報を社外へ持ち出すのですからそもそもセキュリティー上の問題でリモートワークができない方も出てくるでしょう。パソコン自体は持ち出しても情報は本体やUSBなどに保存せずクラウド上で管理する、端末を安全に保管するなどのルールを明確にして社員に遵守させる必要があります。そのため、元からクラウドで情報を管理している企業(部署)の場合は比較的スムーズにリモートワークに移行できるのではないかと思います。参照・引用:テレワーク、在宅勤務の導入に必要なITシステムとポイントとは?
会議や連絡手段の確保についてはWeb会議ツールの導入やチャットツールを利用する必要があります。今何をしているのか、進捗や予定についてはチャットだけでなくタスク管理ツールやスケジュール管理ツールをお互いのチャットと連携して随時”見える”ような施策を行うとスムーズです。
▽Web会議ツールについてはこちらでもまとめています。
正直この職種による導入ハードルが一番難しい点なのではないでしょうか。ノートパソコン1台での作業は難しいデザイナー、エンジニアの方などはいざ導入となっても物理的に必要なものが多いことや自宅などの環境にも左右されるため新たな問題が発生・・・なんてことも起こりうるでしょう。逆に言えばクラウド化が比較的進んでいる経理、マーケティング、事務職や対面での作業をWeb会議ツールの導入で代用できる営業、人事などの方は工夫次第で導入可能だと思います。まずは自分の職種で導入するには何が課題となるのか、現在のタスクを洗い出してみるといいかもしれません。
最後の課題がこの”導入の必要性があるか”という点です。これに関してはいくら働き方改革が叫ばれようとリモートワークが必要な環境を強いられない限り難しいですよね。ですが2020年は東京オリンピックの開催などが予定されているので一気に推進される可能性も大いにあると思います。というのも、2012年のロンドンオリンピックの際、英国でリモートワークを実施したところ従業員の労働時間の増加、生産効率の向上、また睡眠時間の増加などの結果が得られ、その後リモートワークの導入が国内で広まった事例もあるそうです。参照・引用:テレワークでどう変える!? ─テレワークから見た各国の働き方改革事例─
いかがでしたか?やはり接客業のようにお客様と直接対峙する職種や作業環境の構築が難しい場合には対応できないなどリモートワークはネガティブな要素も多く、また実施の際には周りに人がいない・見えない環境であることから本人のモチベーションと管理能力が必要であることなどが爆発的に普及しない理由なのではないか思います。
今年は新型ウィルスの流行や東京オリンピックの開催などリモートワークが必要になる要因が多くありますから、必要となった際にはツールなどを上手に活用してスムーズにリモートワークが開始できるよう早めに準備を進めていきたいですね。
▽コムスクエアでもリモートワーク(テレワーク)の導入を進めています。現在、主に3職種で新たな仲間を募集しています。