こんにちは。コムスクエア採用担当の下岡です。コムスクエアは銀座などにオフィスを構える、自社製品を中心としたソフトウェア開発企業です。これまでは中途採用しか行っていなかったのですが、組織の世代交代をテーマに若手エンジニアを採用したく、初めてWantedly運用にチャレンジしています！

▽社員インタビュー記事まとめました

皆さんの会社にはインターン制度がありますか？インターンの種類は1Day、1Week程の短期間で行うものから1ヶ月以上の長期間のものまで多岐にわたります。リクルートキャリアが2018年に行った「調査白書2018‐インターンシップ編‐」では、2018卒学生の55.2％がインターンシップに参加しているとの統計が出ておりおよそ半数が何かしらのインターンに参加していることが明らかになりました。またインターン実施企業の73.6％が”内定者の中にインターンシップ参加者がいた”と答えていることから採用との関連性も伺えます。今回はそんなインターンについて調べてみました。

1.実施期間は？

-1日完結のもの-実施期間が1日のものは説明会や業界研究、社員に質問できるチャンスなど会社に興味を持ってもらうための内容が多いようです。学生は選考に直結しているというより企業研究や企業との接点を得るために利用するのがよさそうです。上手に活用すれば自分で情報を集めるよりも確実で質のいい企業情報、業界研究の内容を得ることができるかもしれません。-数日～1週間-短期間集中型でグループワーク、ディスカッションなど課題を行うことが多いようです。共通のグループで活動を行うため就活生と就活仲間として仲良くなれることも。企業側はその場で内定を出すことは無くても学生がその企業を受ける気でいるのならば「選考の一部で集団面接を兼ねている」くらいの認識が必要だと思います。日数が少し長い分、優秀な学生さんは採用担当者へ強い印象を与えることが可能ですね。-長期-長期インターンは上記の2つと違い課題ではなく実務やそれに近い実務のサポート業務を行うことが多い形式のインターンです。企業が雇用して学生がアルバイトをするというイメージが近いかもしれません。行うのが実務であるため実力が認められ新卒募集を行っている会社であればそのままエスカレーター式に就職の可能性もあると思いますが、その企業に入社しなくとも、他社での面接で実務経験を活かしたトークをできることが最大の魅力ではないかと思います。実際に働いてみると良いところだけでなく悪いところも見ることができるので、その業界や職種が自分に向いているのかを選定するのにも役立つのではないでしょうか。参照・引用：インターンとは何？アルバイトとの違い・意味・目的を知ろう

2.実施時の給与は？

企業にもよるので一概には言えませんが、長期インターンはアルバイトのように給与や成果に応じてインセンティブをもらえることがあるようです。ちなみにインターンシップの時給平均は東京都内だと1000～2000円とのこと。日給にして6000～10000円程度が一般的な額のようです。インセンティブは営業であれば契約件数、マーケティングやライターであればPV数など職種ごとの指標で設定されることが多いので実際に達成できそうな内容かどうか検討する必要があるでしょう。短期(1日完結のものや数日のもの)の場合は就活のように時間給などは支給されないのが一般的ですが、交通費を支給する企業は多数あるようです。この施策は少しでも多く優秀な学生を確保したいなどの思惑があるのではないでしょうか。参照・引用：インターンシップに給料はあるの？相場は？税金はどうなる？

3.学生がインターンを行うメリットは？

-スキルや知識を得ることができるので就活で活かせる-

様々なディスカッションや会社説明、実務を通して大学で勉強している時とは違う知識を得る機会が多いので、就活の際に話す新しいネタ作りや自信に繋がります。社会人に関わる機会ができるので耐性がついて面接慣れも期待できるのではないでしょうか。

-面接練習やエントリーシートの添削など協力してくれる大人が見つかるかもしれない-

インターンの特典としてこれらを掲示している企業も中にはありますが、そうでない場合でも積極的にお願いすれば簡単な添削や面接練習に時間を割いてくれる方が見つかるのではないでしょうか。自分から声をかけるのであれば人事、採用の方もしくは教育係、また年の近い新人の方にお願いするのがおススメです。

-業務を身近に見ることができるので働き方について想像することができる-

業界研究の本や企業のホームページを眺めても、知らない環境を想像するのは難しいと思います。思い切ってインターンに飛び込めば会社について生の声を聞くことや働いている様子を間近に見ることができるため、どんな働き方ができるかより具体的に将来の姿を想像することができます。

いかがでしたか？就活時期の早期化が進むにつれ、インターンは「大学4年の就活生が行うもの」から「大学1年生から体験していくもの」と変わっていくかも知れませんね。

学生側は企業面接の際に経験として話せることや実際にどんな働き方をしたいかなどのビジョンをより具体的に考えるきっかけになること、また、企業理解を深める方法としても有効であることなどを考慮するとインターンを行うことは結果的に就活で有利に働くことが多いのではないかと思います。企業側としてもインターンでの採用から入社へ繋がるケースを想定すると、いかに学生へのメリットを訴求できるかが応募数を増やす鍵と言えるでしょう。これからもインターンの変化が見逃せませんね。

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