今回は、プロデュース事業部 地域戦略グループで活躍する橋本さんにインタビューを実施しました!
ブラジルでのディープな留学経験から、城崎エリアでのホテル勤務を経て、羅針盤へとジョインした橋本さん。観光業界の最前線を知る彼が、なぜ今のポジションを選んだのか?現場からコンサルティング業務へと転身してぶつかった壁や、日々の業務のやりがい、そして驚きのプライベートの目標まで、たっぷりとお話を伺いました。
プロフィール
橋本さん(プロデュース事業部 地域戦略グループ)
大学・大学院でポルトガル語を専攻し、ブラジル・リオデジャネイロへ1年間の語学留学を経験。新卒で兵庫県・城崎エリアのホテルに入社し、マーケティングやマネジメント業務に従事。自身の思いとビジョンが完全にマッチした羅針盤へジョインし、現在は自治体やDMOの支援、観光地経営計画の策定などに伴走する。
スラム街の隣で暮らしたブラジル留学。「ニッチな魅力」に気づいた原体験
ーーまずは、学生時代のお話から伺わせてください。ポルトガル語を専攻し、ブラジルに留学されていたそうですね!
実は最初、幼少期に父親の都合でドイツ語圏に住んでいたこともあり、ドイツ語を専攻したかったんです。でも試験の点数がちょっと足りなくて……(笑)。そこで少し入りやすそうだったポルトガル語学科に入ってみたら、教授陣も魅力的で、元々好きだったサッカーの文化ともマッチして、どんどん好きになっていきました。
ブラジルには1年間きっかり、リオデジャネイロに住んでいました。ホームステイというか、40代ぐらいのブラジル人男性の家の一部屋を間借りしていて、彼と一緒に暮らしているような感じでした。ちなみに、すぐ隣がスラム街(ファヴェーラ)という、なかなかサバイバルな治安の場所でしたね(笑)。
ーーかなりディープな環境ですね!食事などはどうされてたんですか?
基本はお肉、シュラスコみたいなものと、豆を煮込んだスープが主食でした。その味がすごく好きで、いっぱい食べてましたね。学生時代は「将来、ブラジルで日本人向けの宿をやりたいな」なんて思っていた時期もあったくらい、現地のサンバのノリや雰囲気が好きでした。
※ブラジル留学中の橋本さん
ーーそこでの経験が「観光」に興味を持つきっかけになったのでしょうか?
そうですね。観光の原体験として大きかったのが、「現地の言葉がわかることで、普通の外国人観光客が知らないような、地方やニッチな素敵な場所に行けたこと」でした。 情報を見つけて自分の足で訪れてみると、本当に素晴らしい場所がたくさんある。「人がいっぱい来ればいいというわけじゃないけれど、みんなもっと行ったらいいのにもったいないな」と強く感じたんです。その思いがベースとなり、アルバイト時代から接客も好きだったことから、大学院修了後は観光業界へ進むことを決めました。
城崎エリアのホテルマンから、観光業界全体を見渡せる羅針盤へ
ーー新卒では、兵庫県の城崎エリアのホテルに就職されたそうですね。
はい。日本海沿いのホテルに新卒で入社し、接客だけでなくマーケティングやマネジメント、システム実装などを担当しました。今の業務にも通じるような、観光庁の補助事業などにも積極的に取り組む地域だったので、そういった業務の断片にも触れる機会がありました。
ただ、自分のキャリアを考えたときに、ふとブラジルでの原体験を思い出したんです。「日本の知られていない素敵な場所を、海外の人にもっと知ってもらい、周遊してもらいたい」と。 ホテルの現場はお客さまと直接触れ合える観光の最前線でしたが、一企業のなかにいると、どうしても観光業界全体の全貌は見えにくい部分がありました。
ーーそこから羅針盤へ転職を決めた理由はなんだったのでしょうか?
転職活動をしている中で羅針盤の採用サイトに出会い、調べてみたら自分が漠然と思っていたことをそのまま言語化したようなビジョンやバリューが掲げられていたんです。「ここだ!」と思い、入社を決めました。
羅針盤に入って本当に良かったと思うのは、ガイドさんや宿泊事業者さんといった現場との距離が近く、出張で現場に行く機会もありながら、政策決定など観光の「上流」のお仕事に携われることです。両方の視点を持てるのが、今の仕事の最大の面白さですね。
正解のない課題に挑む。「コンサル」的な動きへの戸惑いと成長
ーー現在所属されている「地域戦略グループ」では、具体的にどのような業務を行っているのですか?
主に、自治体さんや観光まちづくり法人(DMO)と伴走しながら、観光地経営計画の策定支援や調査業務、そこから派生する地域内の事業者さんへの経営支援などを行っています。
毎日決まったルーティンがあるわけではなく、年度末の事業成果物の納品に向けて、コツコツ進めていく仕事です。わかりやすい締め切りがあるわけではないので、自分の中や上司と一緒に期限を決め、まずは1回作ってみて自治体の担当者の方に当ててみる。自治体の方も最初から答えを持っているわけではないので、一緒に揉みながら一歩ずつ進めていくような流れです。
ーー調査業務とは、具体的にどのようなことをするのでしょうか?
大きく分けて3つあります。 1つ目は、AIなどを使った横断的な先進事例の調査。これから観光地経営をしっかりしていきたい地域に対して、すでに成功している他地域の取り組みを調べたり、直接ヒアリングしたりします。 2つ目は、地域の事業者(ホテルやお土産屋さんなど)向けの大規模なアンケート調査。直近でも400件ほど配布し、100件以上集まった回答を分析して、「地域の課題はここにある」と導き出し、来年度の政策提案に繋げます。 3つ目は、実際に現地へ行って行う事業者への直接ヒアリングですね。
ーー入社して1年とのことですが、ぶつかった壁や苦労したことはありましたか?
前職がホテルの従業員だったので、今のような「コンサルっぽい仕事の進め方」には最初はかなり苦戦しました。 期限までにやるべきタスクに対して、社内でどうスケジュールを引き、チームメンバーとどうコミュニケーションをとっていくか。基本ですが、そこが全然違いましたね。あとはちょうど自治体の事業が動き始めている時期に入社したので、途中からプロジェクトに入る難しさもありました。
行政文書の言葉遣いや、業務仕様書などの専門用語も最初は頭に入ってきにくくて、「何のこっちゃ?」と戸惑いました(笑)。日頃から気になったら調べることを繰り返し、読んでいくうちにだんだんと慣れていきました。
ーー業界や業務における「課題」は何か感じていますか?
自治体の事業は、どうしても契約が単年度で終わってしまうことです。次の年はまた公平にプロポーザル(応札)になるので頑張るしかないのですが、羅針盤として1年ぽっきりで関わりが終わってしまうと、大きな成果を出すことが難しい場合もあります。 本当に地域のためになるには、やはり継続させないといけない。羅針盤だけでできることには限界があるので、いかに地域の方、自治体の方と一緒になって継続的な取り組みを作っていくかが大きな課題だと思っています。
職人気質×主人公!? 切磋琢磨し合えるチーム環境
ーーチームの雰囲気について教えてください。
みんな共通して「本当に地域のためになるか」「新しい観光地を創出するんだ」という強い意志を持っています。例えばアンケートのGoogleフォームを1つ作るにしても、「本当に地域のためになるのはこっちの設問じゃないか」と日常的に意見が飛び交います。それぞれが「こうしたい」という思いを持っているので、意見交換をしてお互いを高め合える、切磋琢磨できる集団ですね。
ーー性格面やコミュニケーションの面ではどんなメンバーが多いですか?
部署内でMBTI診断をやったんですが、見事にタイプが分かれました(笑)。 私自身はINFP(仲介者)で、わかりやすく言うと感受性が高いタイプ。日中はうまくコミュニケーションをとっていても、家に帰ってから一人で「反省会」をしがちです(笑)。チームには私のような職人気質なタイプが多い一方で、「私にスポットライトを当てて!」というキラキラした主人公タイプや、コミュニケーションが大好きなタイプもいます。
全く違うタイプが集まっていますが、目的意識が同じなのでコミュニケーション自体は苦ではなく、むしろ楽しいです。「本当に地域のためになるか」という芯さえあれば、どんな性格でもそれぞれ活躍できる環境だと思います。 共通して言えるのは、行政の方や地域の住民の方など、「色々な人と話すことが好きな人」が向いているということですね。
プライベートの目標は、全国の「ラーメン二郎」完全制覇!?
ーー休日はどのように過ごされているんですか?
ラーメン二郎を食べています(即答)。 大の二郎好きでして、学生時代は週2で食べていました。今は2〜3週間に1回程度ですが、全国に44〜45店舗ある直系のラーメン二郎をすべて回るのが、プライベートの今後の目標です。現在、すでに7〜8割は制覇しました!
ーーすごいガチ勢ですね!(笑)一番おいしいと思う店舗はどこですか?
いい質問ですね!栃木県にある「栃木街道店」や、神奈川県の「中山駅前店」、都内だと「千住大橋店」が好きです。二郎系インスパイアのお店に行くこともありますが、基本は直系が好きですね。インスパイアに行くときは、「この店主はどこで修行したのか」という家系図をネットで調べて、「ここなら信頼できる」と確認してから行きます(笑)。 これから9〜12月は地方への出張が増えるので、福島(会津若松)や名古屋の二郎に行けたらいいなと密かに狙っています。
未来の仲間へメッセージ
ーー最後に、今後の個人の目標と、求職者の方へメッセージをお願いします!
仕事での目標は、自分がメイン担当として地域の方と同じ目線に立ち、単年度の予算消化で終わらせるのではなく、地域の未来を考え抜いて「観光地経営計画」のようなひとつの形で成果を残し、次につなげることです。
羅針盤は、会社のビジョンに共感しつつ、自分自身の意志を持って働きたい方にはたまらない環境だと思います。もしこの記事を読んで少しでも「いいな」「面白そうだな」と思ってくださった方は、ぜひカジュアル面談でお話ししましょう!「橋本と話したい」と指名していただいても大歓迎です。皆さまからのご応募、お待ちしております!