Tobe-Ruでは、創業当初からフルリモートを前提とした組織体制を築いてきました。
しかし、便利さの裏にある“つながりにくさ”を放置してしまうと、チームはバラバラに、関係は表面的に、仕事はただの“作業”になってしまう。そんな危機感を私たちは持っていました。
だからこそ、Tobe-Ruはあえて“雑談”を、組織文化の中に仕組みとして取り入れています。
■ 金曜午後の「くつろぎタイム」
毎週金曜日の午後、30分だけ設けている時間、それが「くつろぎタイム」です。
内容はいたってシンプル。
ランダムに3人のメンバーがオンラインで集まり、テーマを決めずに自由におしゃべりをするだけの時間です。
・最近読んだ本の話
・キャンプに行ってきた話
・子どもの成長の話
・畑で育てている野菜の話(実際に畑からZoom参加する猛者も!)
特に決まりも目的もなく、ただただ「最近どう?」と話すだけ。でも、だからこそ、自然体のその人らしさや、仕事とは少し違う価値観に触れられる時間になっています。
■ 「仕事」では見えない人間関係を育てたい
このくつろぎタイムの根底にあるのは、“お互いを知ること”が、信頼をつくる第一歩だという考えです。
仕事のやりとりだけでは、人となりや想いはなかなか見えてきません。
だからこそ、何気ない会話から生まれる笑いや驚き、共感といった感情の共有が、チームの土台をつくるのです。
上司と部下、役職の違い、部署の壁。そういったものを一時的に忘れて、対等な人と人として接する時間は、「仕事の効率」以上のものを生み出してくれます。
実際、あるメンバーはこう話していました。
「くつろぎタイムで一緒になった人が、週明けにチャットで“あの後どうだった?”とメッセージをくれて。そこから仕事の相談もしやすくなったし、自分の中で孤独感が減った気がします。」
Tobe-Ruにとって、この時間は単なる息抜きではなく、**心理的安全性を高める“仕組み”**の一つなのです。
■ 仕事と雑談のメリハリが、良いチームをつくる
もちろん、仕事に対してはストイックに向き合います。
Tobe-Ruのメンバーは、自律性の高いプロフェッショナルばかり。成果に対する責任は重く、自由と信頼が表裏一体であることを理解しています。
だからこそ、オンとオフのバランスが重要。
集中する時間と、ゆるむ時間。
生産性と創造性の両立。
その中で“雑談”が果たす役割は、思っている以上に大きいのです。
チャットのスタンプやテキストでは伝えきれない、表情や空気感を共有できる30分間。
それが、Tobe-Ruの「くつろぎタイム」です。
■ 未来の仲間へ
Tobe-Ruでは、こういった小さな取り組みをたくさん積み重ねながら、「人と人が信頼しあえるチームづくり」に挑戦しています。
フルリモートでも孤独にならない働き方。
上下関係に縛られず、役割を超えて助け合える文化。
“顔が見えるチーム”をあえてつくる、そんなちょっと変わった会社です。
もしこの記事を読んで「なんかいいな」と思っていただけたら、ぜひ一度、私たちと話してみませんか?
Tobe-Ruは、あなたのような仲間を待っています!