株式会社SHONAI|地方の希望であれ
希望とは、誰かが照らしてくれる光ではなく、自らが当事者として行動することで生みだす光だと、私たちは考えます。庄内から挑戦する当社の姿勢や実績、提供するサービスを通じて、他の地方で挑戦する当事者に貢献し、日本の地方からより多くの希望を創出します。
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田舎の経営者が外部から人を入れることに、難色を示すケースは多いと思います。
自分のテリトリーに違う血を入れたくない。よそ者に何がわかるのか。
そういう感覚は、地方の経営者の中に確かにある。
でも伊勢社長は、逆でした。
何なら、主要ポジションについてくれている人材は東京、新潟、北海道出身や、地元はこっちだけど元々仙台で活躍していたりと県外の人材が多い。
正直に言うと、以前の自分は八峰町の中だけで完結していました。椎茸を作って、売って、もっと大きくしたい。その野望はあった。
でも、どうやって大きくするかのイメージが全然なかった。
転機になったのは、庄内の経営者・山中さんとの出会いです。
資本金10万円から出資を集めてスケールさせていく事業のスピード感。
人を引き寄せる力。次々と優秀な人材を集めてくる手法。全部が衝撃でした。
「こういう考え方で事業をやる人がいるんだ、って。こういう手段と方法があるんだって」
そのとき初めて「エクイティ」という言葉の意味をちゃんと理解しました。資金調達の仕組みも、事業をスケールさせる発想も、八峰町にいるだけでは絶対に落ちてこなかった知識でした。
外に出て、外の人と仕事をすることで初めて見えてくるものがある。知らないことが、世の中にはまだたくさんある。それを痛感した瞬間でした。
外部人材を本格的に入れようと動き出したのは、YouTubeの発信を強化したいと思ったのがきっかけです。(YouTubeのことについてはまたどこかで)
ディレクターを募集しました。ただそれだけのつもり。
でも、来てくれた人は違いました。仕事のスピード感、知識の幅、技術の質。
どれも自分の想定をはるかに超えていた。
「こんなことだけさせるのはもったいないと思った。こういう人と一緒に仕事できるのが、すごく面白い」と
さらに、感化されて自分も会社も成長できると感じましたね。
外部人材を入れることは、単純に「足りない部分を補ってみる」ってことだけを考えていましたが、そうじゃなかったんです。
もちろん相性っていうのはあると思いますが、その人が持ち込む視点や速度が、会社全体を引き上げていく。一緒に仕事をするたびに、自分も変わっていく。今でも彼とはフルリモートで仕事を続けています。
普通に八峰町にこもって仕事だけをしてたら出会わないですからね。
八峰町の人材が良くないっていってるのではなく、違う性質の人材が多くいるということです。
「僕はたぶん、人が好きなんだと思います。」
自分よりすごい人が現れたら、なんでこの人はこんなにすごいんだろう、自分もそうなれるよな、ってまず思う。悔しいし、追いかけたくなる。そういう性格です。
だから外部の人間が入ってくることが、怖くない。むしろ面白い。
今振り返ると、八峰町から出なかったら絶対に出会えなかった人が、レンチナスの周りにたくさんいます。庄内の山中さんもそう。一緒に仕事をしてきた外部の人間もそう。どれも確率的にはあり得ないような出会いでした。
「人との出会いって、当たり前じゃないな、ってほんとに思う。確率すごいじゃん」
だからこそ感謝しているし、だからこそ外部の人材とどんどん仕事をしていきたいと思っています。
正直なところ、レンチナスはまだ整っていない会社です。廃菌床を使った次世代農業プロジェクトも、始まったばかりで答えがない。
でもだからこそ、外から来た人の視点が必要です。ここにいる人間だけでは気づけないことが、まだたくさんある。
自分が知らないことを知っている人。自分が持っていないスピードを持っている人。そういう人と仕事をするたびに、レンチナスは変わってきました。
次に来る人も、きっとそういう存在になると思っています。
八峰町だけにいたら出会えなかった、そんな人を待っています。