【サービス紹介記事】データ活用で企業の成長を加速させる。『Knowns 消費者リサーチ』が拓く新たな可能性 | 会社紹介
データに基づいた意思決定が重要視される現代において、消費者のリアルな声を迅速かつ手軽に把握することは、企業にとって競争優位性を確立する上で不可欠です。ノウンズ株式会社が提供する消費者データ分析S...
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多角的な調査データを自在に活用し、「データの民主化」を目指して事業を展開するノウンズ。サブスク型のデータベースを通じて、クライアントの抱える課題を新しい視点で捉え直し、データ活用のハードルを下げるサービスを提供しています。
今回は、海外での学生生活とコンサルティング企業での経験を経て、ノウンズに未経験デザイナーとしてジョインした飯沼さんにお話を伺いました。ノウンズでのデザイナーの仕事に感じるやりがい、そして今後の挑戦について存分に語っていただきました。
飯沼楓 / デザイナー
海外の大学でマーケティングと国際ビジネスを専攻。新卒でインド系IT企業にてコンサルタントとして従事。その後、UI/UXデザインを独学で習得し、ノウンズにインターンとして参画。現在はデザイナーとして、アプリやサービスページ、イベント関連のデザインなど幅広い業務を手掛ける。趣味は愛犬と過ごすことと、ピラティスに通うこと。
幼い頃から海外の文化に触れる機会があり、自然と海外への憧れを抱くようになりました。高校生の頃には、漠然とではありますが留学したいという気持ちを持つようになっていました。そして日本の高校を卒業後、アメリカの大学に4年間留学し、マーケティングと国際ビジネスを専攻しました。
大学3年生の時にコロナ禍となり、授業が全てオンラインになったため一時帰国しました。そのままオンラインで卒業し、日本で就職活動を始める中、自分が何をしたいのかぼんやりとしていましたが、とりあえず英語が話せる環境に行きたいと思い、その軸でインドが本社のIT企業に入社しました。
入社後は、日本支社で、主にクライアント企業の業務改善コンサルタントとして、システム導入支援を担当しました。エンジニアチームはインド、クライアントはヨーロッパなど、様々な国の方の橋渡しのような役割を担っていました。
仕事自体は淡々とこなしていましたね。外資系企業だったこともあり、ワークライフバランスもしっかり確立されていました。一つの課題に対して、異なるバックグラウンドを持つ人たちが多様な解決策を持ち寄り、議論を通じてまとまっていく過程は興味深かったです。
ただ、前職は特定のシステム導入が中心で、何かある状態から既存のシステムを使って改善していくプロセスだったのに対し、私はゼロから何かを作り上げていくことに興味があるのだと気付いたんです。
そこから、もっとクリエイティブな仕事や、多様な解決策を提案できる環境で働きたいという思いが強くなり、退職を決めました。
はい。退職してから次の仕事を探す間、UI/UXデザインに興味を持ち、オンライン講座を3ヶ月ほど受講しました。
オンライン講座では、知識は得られたものの、成長のためには実際に手を動かしてアウトプットする場が必要だと感じ、まずは経験を積むためにインターンシップを探すことから始め、その中でノウンズを見つけました。
一番最初の面談でお話した上司の渡部さんの人柄に惹かれました。インターン生に対する会社の姿勢も素晴らしく、「あなたが何をしたいのか」をヒアリングし、尊重してくれる組織体制だと感じました。一方的に業務を任せるのではなく、私の意向も汲んでくれるところが、この会社で働きたいと思った大きな決め手の一つです。インターン期間中は「何でもやろう」という気持ちで、ほとんどフルタイムで働いていました。
ノウンズのサービスは、やはりデータの重要性を改めて感じさせてくれる点に魅力があります。企画を立てる上でデータは欠かせませんし、Knownsを使えば様々な角度からのデータに手軽にアクセスできるのは本当に良い点です。私も学生時代に根拠となるデータを探すのに苦労した経験があるからこそ、その価値を実感しています。
サービスだけでなく、一緒に働く「人」も大きな魅力です。ノウンズの社員は、一人ひとりが会社やプロダクトを心から好きで、仕事を楽しんでいるのが伝わってきます。スタートアップというフェーズもあり、みんなで会社を盛り上げ、大きくしていこうという一体感があります。困っている人がいればすぐにフォローに入るなど、助け合いの文化が根付いています。同時に、お互いのパーソナルスペースを尊重する適度な距離感もあり、心地よく働ける環境です。
また、プロダクト開発において、クライアントさんと一緒に作り上げていけている感覚があるのも魅力です。たまにクライアントさんとの定例会に同席させていただくと、使い方の課題や改善要望を直接ヒアリングできます。それを元にプロダクトを改善していく過程を見ると、本当にユーザーさんに寄り添って作っているのだと感じます。
インターンとして働き始めた当初に驚いたこととしては、自分の意見や提案がプロダクトに反映される自由度の高さです。
スタートアップならではかもしれませんが、「こうした方が良いのでは?」という意見を提案すると、それが実際に形になる可能性があることに驚きと面白さを感じました。例えば、インターン当初に任されたアプリのユーザー定着率向上施策では、ほぼゼロベースで施策を考える裁量の大きさを感じました。
メインの業務はアプリのデザインです。ユーザーさんからの声を基に、その声の背景にある課題を深く考え、より良いUXにするための要素の再検討や修正を行います。最近ではアプリにエンタメ要素を取り入れる施策なども考えています。
アプリだけでなく、サービスページのランディングページ作成なども担当しています。また、展示会に出展する際のブースデザインを上司から学びながら手伝うこともあります。本当に幅広い業務に携わらせていただいていますね。中でも空間デザインである展示会ブースの設計は、画面の中のデザインとは全く異なり、立体的に考える必要があり、難しさを感じています。
上司は気軽に相談できる雰囲気があり、わからないことはその場で教えてもらいながら、少しずつ理解を深めています。その方は空間デザインからアプリ、サービス全体に至るまで幅広い領域をカバーされていて、どんな相談にも柔軟に応じてもらえるので、安心して業務に取り組めています。
大学時代に培われた「とりあえずやってみる」精神が活きています。未経験からのスタートで分からないことだらけですが、新しいツールや専門用語、エンジニアさんへの依頼など、不安に思ってもまず試してみて、自分で調べたり人に聞いたりしながら進めていく力は、あの頃から変わらない姿勢だと思います。
ノウンズで身についたスキルとしては、やはりユーザー体験(UX)を向上させるための思考力です。ユーザーさんの意見を鵜呑みにせず、その背後にある真意を読み解き、何が本当に必要か、どの優先順位で対応すべきかを深く考えるようになりました。ゼロからプロダクトに関わる中で、様々なスキルが高まっていると感じます。未経験だったデザインツールも今では不可欠なツールとなっており、新しいツールを使いこなす力も身についてきました。
日々面白さを感じるのは、施策を考えている時です。練りに練った施策をエンジニアさんにパスし、実際にプロダクトに反映された時の達成感は大きいです。アプリに小さな修正が反映されているのを見たり、ユーザーさんからの良いレビューを見たりするのもやりがいを感じます。
あとは、チームメンバーから学ぶことも多いです。例えば、アプリのプロダクトマネージャーの企画の立て方や着眼点がとても面白く、お話を聞くのが刺激になります。データからユーザーさんの動きやSNSでの意見を読み解き、改善点を見つける「目利き」のような力が素晴らしく、私もこんな風になりたいと尊敬しています。
ノウンズのデザイナーは、アプリだけでなくサービスページや展示会ブースなど、幅広いデザインに挑戦できるのが魅力です。様々な媒体のデザインを手がけることで、引き出しが増えるのを実感しています。
そして、ノウンズはとても成長できる環境だと思います。ノウンズのデザインチームには「なぜそう考えたの?」と、個人が深く考え、アウトプットするプロセスを大切にする文化があります。デザインの背景にある意図を考えることで思考力が鍛えられ、それが成長に繋がっていると感じています。
一緒に働きたいのは、仕事を楽しめる方、特にノウンズのプロダクトが好きで、プロダクトを良くしていこう、会社を成長させていこうという気持ちを共有できる方です。まさに今、そうした人たちと働けている環境が楽しいので、ぜひ一緒に働けたら嬉しいです。
今はデザインのスキルアップが中心ですが、今後はプロダクト開発においてエンジニアリングへの理解を深めていきたいです。自分でコーディングをするというよりは、エンジニアさんとの連携がよりスムーズになるように知識をつけ、「デザインとエンジニアリングのいいバランス」が取れるようになりたいと考えています。
チームの組織作りという面では、まだ小さい規模なので、これから入ってくる新しいメンバーがスムーズに業務に入れるよう、企画から実装までの流れを整理し、分かりやすくしていきたいです。まずは自分自身がマネジメント視点を持って、どうすれば相手に伝わるかを考えながら取り組んでいけたらと思っています。
私は、やる時はしっかりやる、休む時はしっかり休む、というオンオフの切り替えを大切にしています。これはアメリカでの学生生活で周囲から影響を受けた部分かもしれません。仕事も楽しいですが、自分の時間も同じくらい大切です。基本的には業務時間内にタスクを終えるように意識しています。
未経験からデザインの世界に飛び込み、今こうしてデザイナーとして働くことができているのは、「好き」という気持ちと、尽きない好奇心のおかげだと感じています。ノウンズは自ら学ぶ姿勢や提案する意欲を歓迎してくれる環境です。もしキャリアチェンジを考えていたり、新しい分野に挑戦してみたいと思っている方がいれば、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです。一緒に楽しみながらプロダクトを成長させていける方と働けるのを楽しみにしています!
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