こんにちは!本日は社員インタビューをお届けします。
今回は、未経験特化エージェントでのキャリアアドバイザーから9Eにジョインした天川さんです。キャリアアドバイザー経験者だからこそ見えた9Eの魅力、そして“記憶に残るキャリアアドバイザー”を目指す、現在の想いについてインタビューしました。
天川 涼帆
大手食品メーカーでのルート配送を経て、未経験からキャリアアドバイザーへ。前職では未経験特化の人材紹介会社にて、2年弱で1,000名以上のキャリア支援を担当。その後9Eへ転職。「量ではなく質」のキャリア支援の大切さを日々実感している。
未経験特化支援で見えた“量”の限界と、次に目指したかったもの
―前職では、どのようなスタイルで支援をされていたのでしょうか?
前職は未経験特化のエージェントでしたので、正社員経験がない方や、長期間フリーターだった方の支援が中心でした。なかには「社会人として働いたことがない」という方や、「働くこと自体に強い不安を抱えている」という方も少なくありませんでした。
そのため、心がけていたのはいきなり求人の話をするのではなく、まずは“社会から見た自分”を正しく認識してもらうことでした。いわば、メタ認知のズレを整えるところからのスタートです。なかには、ご本人としては「これくらいなら挑戦できる」と前向きに考えていらっしゃるものの、これまでのご経験や現在の市場状況を踏まえると、準備が不足していると言わざると負えないケースもありました。一方で、「自分なんて何もできない」と思い込んでいるだけで、本当は強みを持っているケースもあります。そうしたギャップを丁寧に言語化し、現実との接点をすり合わせていく作業が必要とされる現場でした。
また、働くこと自体に後ろ向きな方も多かったため、支援はどうしてもカウンセリングや教育的な側面が強くなります。「なぜ働くのか」「どんな人生を送りたいのか」といった根本的な問いから向き合い、少しずつ前向きな気持ちを引き出していくといった具合に、キャリアアドバイザーというよりも、社会復帰に伴走するカウンセラーのような立ち位置だったかもしれません。
就職という“ゴール”に導くまえに、まずは働くことへのマインドを整える。そんな支援スタイルが、前職での私の基本でした。
―前職ではどのような部分にやりがいを感じましたか?
一番は、「人の変化」に立ち会えることですね。未経験特化の支援だったこともあり、最初は働くことに自信が持てなかったり、不安を抱えていたりする方も多くいらっしゃいます。そうした方が、面談を重ねるなかで少しずつ前向きになり、最終的に新しい環境で活躍されていく姿を見ることは、大きなやりがいにつながりました。
たとえば、6年間ニート状態だった方が施工管理の仕事に就き、その後大阪万博の現場監督として活躍されるまでになったこともあります。ご家族から感謝のお言葉をいただいたこともあり、自分の支援がご本人だけでなく、ご家族にも影響を与えているのだと実感しました。このように、人生が動き出す瞬間に関われること。それが、前職で感じていた一番のやりがいでした。
―一方で、感じていた違和感などはありましたか?
違和感という表現があっているかわかりませんが、「量を追う支援」から「質を高める支援」へと、自分自身がステージを上げたいという思いは次第に強くなっていきました。
前職では、初回面談を月100件ほど担当していました。多くの方と出会い、支援できること自体は非常に貴重な経験でしたし、場数を踏めたことは財産になっていると思います。
一方で、求人提案や面接対策のプロセスがある程度仕組み化されており、スピード感を重視する場面も多くありました。そのため、「今のご経験やご状況に、合う企業へおつなぎする」支援が基本的な向き合い方でした。
もちろんそれも立派な支援の形です。ただ、自分のなかでは次第に、「もっと可能性を広げる関わり方ができないか」「自分の介在によって、候補者の未来の選択肢を一段引き上げることはできないか」という思いが強くなっていきました。
たとえるなら、今の実力に合った場所へ導く支援だけでなく、偏差値を20上げるような伴走をして差し上げたい。つまり、自分の介在価値をもう一段高めたい。そう考えるようになったことが、違和感の正体だったのだと思います。
“この人すごい”と思えた初回面談が、転機になった
―9Eとの出会いはどのようなものだったのでしょうか?
実は、私自身が求職者だったんです。前職での経験を経て、「もっと質の高い支援がしたい」と転職を考え始めたとき、キャリアアドバイザーに特化したエージェントを探して登録したのが9Eでした。
同業だからこそ「誰に相談するか」はとても重要だと感じていたのですが、そのなかで出会ったのが、後に上司となる長沢でした。最初はあくまで“転職相談をする側”としての接点でしたが、その出会いは、私にとってはとても大きな転機となりました。
―9Eのどんな点に可能性を感じましたか?
まず強く感じたのは、「人」のレベルの高さです。私の担当をしてくれた長沢との初回面談で、率直に「こんなに話しやすい人がいるのか」と驚きました。同業だからこそ分かるのですが、質問の深さや言語化の精度、空気のつくり方…。そのどれもが本当にすごくて。9Eという会社のレベルの高さ、支援の丁寧さに大きな可能性を感じました。
加えて、9Eの特徴のひとつが徹底したオープンさなのですが、LINEのやり取りや面談録画まで社内で共有され、ナレッジが属人化しない仕組みができています。営業組織でよくある「自分だけのやり方を隠す」のではなく、全員で質を高めていくという協力的な姿勢にも大きな魅力を感じました。
また、採用や選考の場面では、多くの会社は自社の良い面、強い面を強調するかと思います。でも、長沢は9Eの「楽しい」だけではない現実もきちんと説明してくれたんです。それは求職者、つまり私の人生を、本当に自分ごととして扱ってくれたからこそだと思います。
“求職者ファースト”という言葉が理念ではなく実践として存在している。そんな9Eの一員に私もなりたい。そう感じ、9Eに入社することに決めました。
中学部活指導で剣道を教えてます!
面談は“マネタイズの場”ではなく、“良い時間を提供する場”
―入社後、前職のスタイルと最も違いを感じた点を教えてください。
一番の違いは、面談の“深さ”でしょうか。前職では初回面談は30分が基本で、限られた時間のなかで状況を整理し、スピーディーに次のアクションへ進めるスタイルでした。それはそれで合理的ですから、多くの方を支援する上では必要な形だと思います。
一方で、9Eでは面談に1〜2時間かけることも珍しくありません。表面的な転職理由だけでなく、これまでの人生でどんな選択をしてきたのか、場合によっては幼少期まで遡りながら意思決定の軸を整理していくんです。「なぜキャリアアドバイザーを目指したいのか」「将来的にどう在りたいのか」といった部分まで、とことん深掘りしていきます。
また、もうひとつ大きな違いを感じたのは、面接対策の場面です。前職では、想定質問への回答例を共有するなど、ある程度型に沿った対策が中心でした。対して9Eでは、候補者の本音を起点にしながら、それを企業にきちんと伝わる言葉へと一緒に磨き上げていきます。
「こう言えば通りやすい」ではなく、「あなたの本質は何か」「それをどう表現すれば誤解なく企業に伝わるか」を考え続けるんです。ただ、これは本当に難しかったです。これまでの経験では対応しきれない領域で、自分の言語化力や理解力の不足を痛感しましたね。
―上長からの言葉で印象に残っていることはありますか?
はい。「面談はマネタイズのためにあるのではなく、その人に良い時間を提供するためにある」という言葉です。前職では、どうしても初回面談で“見極める”必要性のようなものを感じることが多くて。もちろんビジネスとして大切な視点ではありますが、どこかで「この方は成約につながるかどうか」という思考が先立ってしまう瞬間もあったと思います。
その感覚は、正直に言うと9Eに入社してからもしばらく抜けませんでした。そんなとき、上長から繰り返し言われたのが、「目の前の方にとって価値ある時間を提供できているか」という問いでした。
たとえ成約に至らなかったとしても、「9Eで話してよかった」「この面談で気づきがあった」と思ってもらえるかどうか。そこを本気で大事にしている組織だと知ったとき、自分の仕事観は大きく揺さぶられました。
数字を追うこと自体が悪いわけではありません。ただ、その前提として“目の前の方にどんな時間を届けるか”を最優先にする。そんな価値観に触れたことで、私は「キャリアアドバイザーとは何か」を改めて考えるようになりました。仕事の向き合い方そのものが、大きく変わった瞬間だったと思います。
キャリアアドバイザー特化だからこそ味わえる面白さ
―キャリアアドバイザーに特化した支援ならではの魅力はどんなところにありますか?
そうですね。「自分と同じ職種を目指す方を、本気で応援できる」ところでしょうか。キャリアアドバイザーという仕事を本気で目指している方は、「誰かの人生に関わりたい」「支援を通じて価値を届けたい」という前向きな思いを持っている方が多いと感じます。だからこそ、私たちとしても曇りなく応援できますし、心から「頑張ってほしい」と思えるんです。
転職理由が不満や逃避ではなく、“挑戦したい”という気持ちから始まっているケースが多いのも特徴です。その前向きなエネルギーに伴走できることは、キャリアアドバイザーとしても非常に健全で、やりがいのある環境だと感じます。
また、支援の高い解像度も、領域に特化しているからこそです。特に面接対策の場面では、候補者のこれまでの経験や価値観を深掘り、「なぜキャリアアドバイザーなのか」を一緒に言語化していくのですが、その過程で私としても「そんな考え方があったんですね」と新たな気づきをもらえます。こうした瞬間は、何度経験しても嬉しいものです。
同じ職種を目指す、まるで“仲間を増やしていく”感覚と、その成長に伴走できる実感。それが、キャリアアドバイザー特化支援ならではの魅力ではないでしょうか。
「2〜3年後に思い出してもらえるCA」でありたい
―理想のキャリアアドバイザー像を教えてください。
私が目指しているのは、2〜3年後にふと思い出してもらえるキャリアアドバイザーです。どういうことかというと、その場限りの支援ではなく「そういえば、あのとき天川と話したな」「もういっかい、天川に相談してみようかな」と、自然に思い出してもらえる存在です。転職する、しないに関わらず、その方の人生のどこかに、良い意味で残り続けられる人になれたらとても嬉しく思います。
これからAIが発達していけば、求人提案やマッチングの精度はどんどん上がっていくでしょう。情報提供だけであれば、人でなくてもできる時代になるかもしれません。
でも、だからこそ生き残るのは、求職者さまの“記憶に残る”キャリアアドバイザーではないでしょうか。短期的な成果だけでなく、長く信頼してもらえる存在になりたい。今はそう考えています。
―最後に、9Eを検討しているキャリアアドバイザー経験者へメッセージをお願いします。
9Eは、“おせっかいな人”が多い会社です。誰かが「ちょっと助けてください」とチャットに書けば、すぐに5人、10人が反応します。自分の案件でなくても、みんなが本気で一緒に考えてくれるんですね。「利他の精神」と言うのでしょうか、そんな意識が言葉だけでなく、日常の行動として根づいている組織です。
また、9Eでは内定承諾が取れたからといって、無条件で称賛されるわけではありません。
判断基準は、「その支援は本当に候補者のためになったのか?」という視点ですから、数字だけでは評価されない環境です。
だからこそ、「量を追う支援」ではなく、候補者支援を本気で極めたい人にとっては、これ以上ない場所なんです。“本気で伴走するキャリアアドバイザー”を目指したいという方、
その覚悟がある方なら、9Eの環境は絶対に面白いと思います。